「プリティ・ウーマン」監督のゲイリー・マーシャルさん死去 享年81歳
2016年7月20日 17:00
[映画.com ニュース]「プリティ・ウーマン」(1990)など数多くのラブストーリーを手がけた映画監督で俳優のゲイリー・マーシャルさんが7月19日(現地時間)、米カリフォルニア州の病院で死去した。米USAトゥデイ紙など米メディアは、脳卒中後の肺炎の合併症が死因と報じている。享年81歳だった。
マーシャル氏は新聞記者、テレビのコメディ脚本家を経て、「病院狂時代」(82)で映画監督デビュー。リチャード・ギアとジュリア・ロバーツを主演に迎えた監督作「プリティ・ウーマン」が大ヒットし、その後もアン・ハサウェイの出世作「プリティ・プリンセス」シリーズや、恋愛群像劇「バレンタインデー」(2010)、「ニューイヤーズ・イブ」(11)などを手掛けた。今年3月には、「プリティ・プリンセス」シリーズ第3作の製作が報じられていた。
今回の訃報を受け、マーシャル氏が製作総指揮を務めたシットコム「ハッピーデイズ」に出演していた俳優ヘンリー・ウィンクラーは、「あなたの忠誠心、友情、そして寛大さに感謝します」と追悼のコメントを発表。また、同じく「ハッピーデイズ」に出演していた故ロビン・ウィリアムズさんの娘で女優のゼルダ・ウィリアムズは、「あなたは父と私の人生を永遠に変えた人です。そして何度も映画の中にたくさんの喜びをもたらしてくださってありがとうございました」と父親の盟友の死を偲んでいる。