雨が降りイスが揺れる…恐怖を疑似体験する清水崇の4DXホラー「雨女」特番公開

(C)2016「雨女」製作委員会

［映画.com ニュース］清水崇監督が体感型上映システム「4DX」専用に生み出した新作ホラー「雨女」のWEB限定特番映像が公開された。主演の清野菜名がうなされる悪夢などを切り取った本編映像とともに、清水監督が放つ新たな恐怖演出に震える観客の姿が収められている。

雨の日に決まって夢に出る黒服女の影に怯え、恋人との煮え切らない関係に悶々とする女性を襲う恐怖を描く。本作は4DXを採用した劇場のみで公開され、劇場内に雨が降るだけでなく、イスが揺れ、風が吹き付ける。物語にあわせ雨に濡れた観客は、清野扮する主人公が味わう恐怖を疑似体験させられる。

特番映像では、清水監督が臨場感を生み出す装置として、どのように4DXを採用したのかを解説。「エフェクトなしの部分が、ジトッとドラマをただ見せる。それで生まれる緊迫感がある」とあえて4DXのエフェクトを使用しない場面も用意した。

「雨女」は6月4日から全国で公開。