「ミスiD」グランプリ・金子理江&吉村界人W主演作、ポスタービジュアル初披露
2015年11月28日 12:00
[映画.com ニュース]気鋭の監督とアーティストがコラボレーションした映画を上映する「MOOSIC LAB 2015」でグランプリ、観客賞ほか史上初の6冠に輝いた「いいにおいのする映画(Be A Light To The World)」が、2016年2月6日~19日に東京・新宿シネマカリテでレイトショー公開、その後全国で順次公開されることが決定。合わせて、ポスタービジュアルが初披露された。
本作は、国内外で活躍するブルータル・オーケストラ「Vampillia」の音源とライブパフォーマンスに惚れ込んだ24歳の新鋭・酒井麻衣監督によるオリジナルストーリー。照明技師を目指す少女レイとVampiliaの楽曲制作、音響担当を務める幼なじみのカイトの禁断の恋を描く。
キャストは、主人公レイをミュージックビデオの再生回数が1000万回を超えるアイドルユニット「LADYBABY」のメンバーで、「ミスiD2015」でグランプリに輝いた金子理江、もうひとりの主人公・カイトを「百円の恋」に出演した新人俳優の吉村界人が演じた。さらに、アイドルグループ「ジュネス★プリンセス」のメンバーで「ミスiD2015」のファイナリスト・中嶋春陽が、レイを見守る親友を好演したほか、Vampilliaのメンバーも本人役で出演している。また金子は、Vampilliaによる劇中歌のボーカルも担当している。
メガホンをとった酒井監督は、「魔法や夢なんてこの世にはないかもしれないとくじけそうになった時にVampilliaのライブを見て感動して、『もう一度信じよう』と思ってこの映画を作りました」と本作に込めた思いを告白。そのうえで「こうして公開となって、本当に魔法にかかったような気持ちです。夢を諦めかけている人、迷っている人に見てほしいと思っています」と喜びを語った。
ポスタービジュアルは、モノクロで描かれたレイとカイトに色鮮やかな光が重なり、その横には「灰色の世界を照らせ」というキャッチコピーが刻まれている。モノクロ映像とパートカラーの描き分けによって、あやしくもファンタジックな映像世界を作り出した本作ならではのビジュアルに仕上がっている。