島崎遥香が「何か」におののく　中田秀夫監督最新ホラー「劇場霊」特報完成

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［映画.com ニュース］　中田秀夫監督の最新作「劇場霊」の初となる特報映像が公開された。主演の島崎遥香（AKB48）が恐怖におののく姿が映し出される。

「リング」「クロユリ団地」などで知られ、Jホラーの旗手としてハリウッド進出も果たした中田監督は、1995年に撮影所を舞台に巻き起こる恐怖を描いた「女優霊」で劇場長編デビュー。それから20年を経て新たに送り出す今作は、不気味な劇場を舞台に、閉ざされた空間で何ものかに襲われ、逃げまどう女優たちの姿を描く。中田監督作の特徴でもある静かでじっとりとした空気がかもしだす恐怖に加え、ジェットコースターのごとくハイスピードで絶え間なく恐怖が襲いかかる作品で、中田監督が新境地の開拓に挑んでいる。

公開された特報映像では、閉ざされた劇場の中に「ちょうだい……ちょうだい……」という何ものかの声が不気味にこだまし、やがて女優たちの悲鳴が次々と響き渡る。トップ女優を目指す主人公の若手女優・沙羅役で映画本格初主演を飾る島崎の、戦慄の表情を捉えた場面も映し出されている。

また、この映像には、その存在に気付いてしまうと背筋が凍りつくこと間違いなしという「何か」が映り込んでいるという。11月21日全国公開。