鈴木亮平「変態仮面」初日に感激&手ごたえ「これが映画だ!」
2013年4月13日 12:46
[映画.com ニュース] 俳優の鈴木亮平が初めて主演を務めた映画「HK 変態仮面」が4月13日、全国12館で公開。6日に先行上映された東京・新宿バルト9は、この日も全回満席と大盛況。鈴木をはじめ共演の清水富美加、ムロツヨシ、安田顕、福田雄一監督、原作者のあんど慶周氏が同館で舞台挨拶に立つと、場内のボルテージは一気に最高潮に達した。
鈴木は、変態仮面の超筋肉質な肉体を具現化するため、体重を15キロ増量してから脂肪をそぎ落とすという、アスリート並みの肉体改造を敢行した。高カロリーの食事とともに、常に鳥肉を食べるようにしていたそうで「1年で400羽は食べました。撮影が終わったら一切ダメになって、食べていません」と吐露。これには原作のあんど氏も感心し、「最初は心配だったが肉体は完ぺき。漫画から飛び出してきたかのよう」と称えた。
4月9日には、台湾で開催中の台湾ゴールデンホース・ファンタスティック映画祭でプレミア上映された。現地を訪れた鈴木は、ファンの反応に手ごたえを感じた様子で「これがクールジャパンだ! これが映画だ! というものにしたかったんです!」と自信の笑み。台湾では40館規模で公開され、変態仮面ラッピングカー120台が台北市内を走行することも明かされた。
メガホンをとった福田監督は、「本当に……どう……だろう……。自分ではめちゃくちゃ面白いと思っていますが、申し訳ないという気持ちも。舞台挨拶にこんなにしどろもどろになるのは初めて」とニヤリ。ヒロイン役の清水は、場内を見渡し「われらが女子も来てくれてうれしく思います。この映画を見て変態になってください!」と訴えていた。
客席には変態仮面のコスチュームに身を包んだ熱狂的なファンの姿も見受けられ、登壇陣を大喜びさせていた。配給のテイ・ジョイによれば、次週以降から拡大公開することも決定しているという。