スギちゃん、次はチャイルド？　ワイルド脱皮で「人気、完結したくない」

［映画.com ニュース］　お笑いタレントのスギちゃんが12月5日、東京・渋谷のSHIBUYA109スクエアで行われた米映画「ダークナイト ライジング」ブルーレイ&DVD発売イベントに出席した。ロンドン五輪・競泳男子メダリストの立石諒選手とともに、日本を元気にした最強のヒーローとして“ナイト（騎士）・オブ・ザ・イヤー”を受賞。先日発表された「2012 ユーキャン新語・流行語大賞」で、「ワイルドだろぉ」が年間大賞を受賞したばかりで「また、（賞を）いただいたぜ！」と喜びの雄叫びをあげる一方、「これからは皆さんの“飽き”との戦い。来年はチャイルド的な甘えたちゃんキャラに変わろうかな」とワイルドからの脱皮を宣言した。

本作は人気シリーズの“完結編”だが、「できれば、この人気は完結したくない」。それでも「今が1分1秒無駄にできない最後の稼ぎ時。何とか貯金をして、利息で生活できるようになりたい」とリアルな人生設計も明かし、「もし日本の皆さんに冷たくされたら、海外に出ます（笑）」と海外移住プランも。この日はバッドマンスーツに身を包み、「これを見た監督さんが、バットマンと戦わせたいと思ってくれたら。今度は自分の映画を宣伝したい」と俳優業にも意欲を見せた。

クリストファー・ノーラン監督による「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」に続くシリーズ完結編。前作から8年後を舞台に、ゴッサム・シティを破壊しようとする残虐な殺し屋ベインと戦い、謎に包まれたキャット・ウーマンの真実を暴く主人公ブルース・ウェインの苦闘を描く。立石選手は本シリーズの大ファンだといい「特に『落ちるのは、はい上がるためだ』というセリフは、水泳を辞めようと思っていた自分を励ましてくれた」と思い入れを語っていた。

「ダークナイト ライジング」ブルーレイ&DVDは発売中。