セリーヌ・ディオン、日本語歌詞で「邪馬台国」卑弥呼のテーマ歌う

2008年8月28日 12:00


世界の歌姫が日本語で熱唱
世界の歌姫が日本語で熱唱

[映画.com ニュース] 11月1日公開の吉永小百合主演映画「まぼろしの邪馬台国」(堤幸彦監督)で、女性アーティストとして世界最高の2億枚のセールスを誇るセリーヌ・ディオンが、全編日本語歌詞の挿入歌「A WORLD TO BELIEVE IN/ヒミコ・ファンタジア」を歌うことが分かった。

まぼろしの邪馬台国」は、郷土史研究科・宮崎康平が、妻・和子と昭和41年に自らが九州各地を歩き調べた“邪馬台国”のありかについて著した本が原案。日本最大の謎に挑戦し、“昭和の奇人”と言われた全盲の文学者・康平(竹中直人)と、彼の情熱を信じ、目が見えない夫に代わってその口述を書き留め、夫を支え続けた和子(吉永)の物語。

本作の後半で、康平が見る幻想の中に邪馬台国が現れるシーンがあり、そこで流れる楽曲が、邪馬台国の女王・卑弥呼を歌った日本語歌詞が書き下ろされた「A WORLD TO BELIEVE IN/ヒミコ・ファンタジア」だ。セリーヌは「日本の文化に深い意味を持つ卑弥呼のテーマ曲として選ばれた事はとても光栄」とコメントを発表しており、「日本語は美しい言葉だけれども、それを歌うことは決して簡単ではなかった」ということだが、「ストーリー、キャラクター、言葉の意味、夫婦が卑弥呼を探す旅の物語だということを聞き、それを思いながら歌いました」と語っている。

セリーヌ・ディオンといえば、何といっても有名なのが「タイタニック」の主題歌「My Heart Will Go On」。セリーヌの歌の力を借りて、「邪馬台国」も「タイタニック」級の大ヒットになるか。

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