オリバー・ストーン&ニコラス・ケイジ、米同時多発テロを映画化
2005年7月12日 12:00
オリバー・ストーン監督が、01年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロを題材にした映画の企画準備に取りかかっていることが明らかになった。世界貿易センタービルの瓦礫に閉じこめられながらも、救出活動を続けた警察官2人を描く作品で、ニコラス・ケイジが主演を務める。スタジオはパラマウント、脚本はアンドレア・バーロフ。公開は06年の予定。
一方、「ニュースの天才」のビリー・レイ監督も、テロ当日の救急隊員の救出劇を綴ったノンフィクション本「102ミニッツ」の映画化企画を進めている。「102ミニッツ」とは、世界貿易センタービルに1機目の旅客機が激突した午前8時46分から、ノースタワーが崩壊する10時28分までの時間。生存者や目撃者の証言をもとに、この102分間の救助劇を描いていく。こちらのスタジオはコロンビア・ピクチャーズ。