ビーチ・ボーイズの幻のアルバムが映画化

2004年11月9日 12:00


ブライアン・ウィルソンのアルバム「Smile」にまつわる物語が、ドキュメンタリー映画になることが分かった。「Smile」は、ビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ」の次のアルバムとして予定されていたが、ウィルソンが精神病を患ったことにより、66年から04年まで未完成のままお蔵入りとなっていた。

この映画では、楽曲を共作したバン・ダイク・パークスや、ビートルズのプロデューサーとして知られるジョージ・マーティン、ローリング・ストーンズのマネージャーだったアンドリュー・ルーグ・オールダムに加え、エルビス・コステロロジャー・ダルトリーバート・バカラックらのインタビューが盛り込まれるほか、アルバム製作の初期段階を記録した貴重なフッテージも収録されるという。監督のデビッド・リーフは、03年のレコーディングの様子や、アルバム完成の様子、初めてのボーカルリハーサル、ロンドンでの公演の様子なども記録しているそうだ。本作は、12月10日にロンドンで公開。音楽ドキュメンタリー全盛の昨今、日本での公開の日もそう遠くはなさそうだ。

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