ついに「ホビット 決戦のゆくえ エクステンデッド・エディション」ブルーレイ&DVD発売決定! シリーズのすべてを網羅した「エクステンデッド・エディション トリロジーBOX」も同時発売!
2015年11月24日 更新
思い返せば、昨年12月13日に公開されたあの興奮と感動のフィナーレから、あと少しで1年が経とうとしている。12年の「ホビット 思いがけない冒険」から始まった、壮大なアドベンチャー超大作「ホビット」3部作。勇気だけが取り柄のホビットの青年ビルボと偉大なる魔法使い・ガンダルフ、そして13人のドワーフたちの冒険に、「ホビット通信」の読者たちも大いに胸をときめかせたに違いない。
「【初回限定生産】ホビット 決戦のゆくえ エクステンデッド・エディション」は、5枚組・デジタルコピー付きでブルーレイ版とDVD版が発売。「ホビット年代記『決戦のゆくえ』編」「中つ国の世界『決戦のゆくえ』編」「中つ国の舞台:ニュージーランドの風景Part3」「予告編集」の映像特典に、監督・製作・脚本を務めたピーター・ジャクソン、脚本・共同製作のフィリッパ・ボウエンによる音声解説が収録される。まさに「『ホビット』ファンのマストバイ・アイテム」と呼んでも過言ではないだろう。
そして、同日には、「ホビット」シリーズすべての「エクステンデッド・エディション」を収録した「【完全数量限定生産】ホビット エクステンデッド・エディション トリロジーBOX ブルーレイ版」も9枚組・デジタルコピー付きで発売。「思いがけない冒険」「竜に奪われた王国」「決戦のゆくえ」のブルーレイ版と同様の映像特典、キャラクターカードが封入されるだけに、「ホビット」の世界のすべてを一気に手にするための、またとない大チャンスと言えるだろう。
世界を真っ二つにするシリーズ最大の決戦。壮大な冒険が迎える感動のラスト、その全貌をいま目撃するしかない。
感動と興奮のフィナーレの全貌がついに明らかに! [拡大画像] (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
そしてついに、その3部作の最後を飾った「ホビット 決戦のゆくえ」、ファン待望の「エクステンデッド・エディション」の15年11月25日リリースが発表された。本編に“誰も見たことがない”約20分の未公開映像が追加され、さらには約8時間に及ぶ豪華な映像特典も収録。そしてシリーズおなじみの初回限定特典「キャラクターカード」は、ビルボ、ガラドリエル、エルロンド、アゾグの4種が封入されるのだ。「【初回限定生産】ホビット 決戦のゆくえ エクステンデッド・エディション」は、5枚組・デジタルコピー付きでブルーレイ版とDVD版が発売。「ホビット年代記『決戦のゆくえ』編」「中つ国の世界『決戦のゆくえ』編」「中つ国の舞台:ニュージーランドの風景Part3」「予告編集」の映像特典に、監督・製作・脚本を務めたピーター・ジャクソン、脚本・共同製作のフィリッパ・ボウエンによる音声解説が収録される。まさに「『ホビット』ファンのマストバイ・アイテム」と呼んでも過言ではないだろう。
そして、同日には、「ホビット」シリーズすべての「エクステンデッド・エディション」を収録した「【完全数量限定生産】ホビット エクステンデッド・エディション トリロジーBOX ブルーレイ版」も9枚組・デジタルコピー付きで発売。「思いがけない冒険」「竜に奪われた王国」「決戦のゆくえ」のブルーレイ版と同様の映像特典、キャラクターカードが封入されるだけに、「ホビット」の世界のすべてを一気に手にするための、またとない大チャンスと言えるだろう。
世界を真っ二つにするシリーズ最大の決戦。壮大な冒険が迎える感動のラスト、その全貌をいま目撃するしかない。
【初回限定生産】ホビット 決戦のゆくえ エクステンデッド・エディション ブルーレイ版(5枚組/デジタルコピー付) [拡大画像] (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
【初回限定生産】ホビット 決戦のゆくえ エクステンデッド・エディション DVD 版(5枚組/デジタルコピー付) [拡大画像] (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
【初回限定生産】ホビット 決戦のゆくえ エクステンデッド・エディション ブルーレイ版(5枚組/デジタルコピー付) [拡大画像] (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
【初回限定生産】ホビット 決戦のゆくえ エクステンデッド・エディション DVD 版(5枚組/デジタルコピー付) [拡大画像] (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
【完全数量限定生産】ホビット エクステンデッド・エディション トリロジーBOX ブルーレイ版(9枚組/デジタルコピー付) [拡大画像] (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
【完全数量限定生産】ホビット エクステンデッド・エディション トリロジーBOX ブルーレイ版(9枚組/デジタルコピー付) [拡大画像] (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
【初回限定生産】ホビット 決戦のゆくえ ブルーレイ&DVD セット(3 枚組/デジタルコピー付) [拡大画像] (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
日本での劇場公開から約3カ月、この時を待ちわびていたファンも多いのではないだろうか。「ホビット 決戦のゆくえ」のブルーレイ&DVDが4月22日にリリース。さらにシリーズ3作すべてを収録した完全数量限定生産(12枚組)の「ホビット トリロジーBOX 3D&2Dブルーレイセット」と「ホビット トリロジーBOX ブルーレイセット」(6枚組)も同日に発売される。その内容を知れば、いずれも「ホビット」ファンにとってマストバイのアイテムになることは間違いない。「ホビット 決戦のゆくえ」ブルーレイ&DVDにはファン垂涎の豪華特典が満載だ。3枚組の「ブルーレイ&DVDセット」、4枚組の「3D&2Dブルーレイセット」、1枚組のDVDの3パターンでの発売となるが、そのいずれも初回限定生産版に「中つ国の舞台」「ニュージーランドの風景Part3」と題した貴重な映像と「オリジナル劇場予告編」を収録。さらにビルボのキャラクターカードも封入される。「ブルーレイ&DVDセット」および「3D&2Dブルーレイセット」の映像特典(約51分)には「制作の舞台裏」「ミュージック・クリップ『最後のお別れ』」「エンドクレジット」などが加わり、より充実した内容になっている。
また「ホビット トリロジーBOX 3D&2Dブルーレイセット」(3Dブルーレイ本編ディスク2枚、2Dブルーレイ本編ディスク1枚、2Dブルーレイ映像特典ディスク1枚×3作品分)と「ホビット トリロジーBOX ブルーレイセット」(ブルーレイ本編ディスク1枚、ブルーレイ映像特典ディスク1枚×3作品分)には、ビルボのほかゴラムとキーリのキャラクターカードを封入。「ホビット」シリーズの世界を丸ごと堪能したいファンにはこれ以上望むべくもない、まさに待望のアイテムと言えるだろう。
【初回限定生産】ホビット 決戦のゆくえ 3D&2D ブルーレイセット(4 枚組/デジタルコピー付) [拡大画像] (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
【初回限定生産】ホビット 決戦のゆくえ DVD(1 枚組/デジタルコピー付) [拡大画像] (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
【完全数量限定生産】ホビット トリロジーBOX 3D&2D ブルーレイセット (12 枚組/デジタルコピー付) [拡大画像] (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
【完全数量限定生産】ホビット トリロジーBOX ブルーレイセット(6枚組/デジタルコピー付) [拡大画像] (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
映画の世界観そのままに、機内の安全を解説! [拡大画像] (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
「中つ国」の公式エアラインとして位置付けられているニュージーランド航空が、2012年に発表した「機内安全ビデオ」を覚えているファンも多いだろう。「ホビット」の世界観を踏まえた遊び心あふれるあのビデオに、待望の“続編”が登場した。「壮大すぎる機内安全ビデオ」と題された今回のビデオも、「ホビット」「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの製作スタジオWETAが全面協力。旅客機に乗り込んだふたりの「ホビット」ファンが、同シリーズの壮大な世界の中で、酸素マスクや救命胴衣など、機内の安全設備について学んでいく内容だ。
場面写真(上)と元プロ野球選手の清水直行(下) [拡大画像] (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
「ホビット庄」やセントラル・オタゴなど、映画の実際のロケ地で6日間をかけて撮影されたというビデオには、エルフに扮した機内スタッフに加え、フロド役のイライジャ・ウッド、フィーリ役のディーン・オゴーマン、魔法使いラダガスト役のシルベスター・マッコイ、ピーター・ジャクソン監督、WETAワークショップ共同創立者のリチャード・テイラーも登場。機内での注意事項や、これからニュージーランドを訪れる乗客に対しての感謝のメッセージを伝えている。また、千葉ロッテマリーンズ、横浜ベイスターズの元選手で、現ニュージーランド野球連盟ゼネラルマネジャー補佐兼ニュージーランド代表統括コーチの清水直行が、乗客役としてカメオ出演しているのも注目だ。ビデオの終盤では、甲冑(かっちゅう)に身を包んだ軍勢による壮大な合戦シーンが展開し、否が応でも、シリーズ最大のクライマックスを迎える「ホビット 決戦のゆくえ」への期待があおられる。ジャクソン監督も「ニュージーランド航空は、再び映画『ホビット』を記念した素晴らしい機内安全ビデオを制作してくれました。この新しい贈り物は、映画の出演者やロケ地と、ニュージーランド航空のユニークなパーソナリティとを上手く結び付けています」と絶賛。「私自身、ビデオに出演できて、非常に楽しかったです。機内でこのビデオが見られるのを楽しみにしています」と喜びを伝えている。
「ホビット 決戦のゆくえ」は、全米公開よりも早い12月13日から、3D、2D、IMAX3D版のほか、前2作同様HFR3D版で全国公開予定。壮大なシリーズの完結が、いよいよ目前に迫っている。
全米公開よりも早く、12月13日に日本公開される「ホビット 決戦のゆくえ」。いよいよ迎える3部作のグランド・フィナーレに向けて、この「ホビット通信」も更新を再開。映像素材を中心に、最新情報を随時お届けしていく予定なので、親愛なる「ホビット」ファン諸氏はどうか期待していてほしい。
久々の更新となる今回は、最終章「決戦のゆくえ」の第1弾の予告編とポスターをお届け。予告編では、「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」でピピン(ビリー・ボイド)が犠牲者への追悼を歌い上げたのと同じ楽曲に乗せ、冒険の終わりを予期したビルボ(マーティン・フリーマン)が、旅の仲間へ思いをはせるシーンが登場するほか、ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)の眼前にガンダルフ(イアン・マッケラン)が横たわっているなど、意味深な場面が盛り込まれている。
「ホビット 決戦のゆくえ」では、解き放たれた邪竜“スマウグ”、復活を遂げた冥王サウロンの魔の手が迫る中、対立が深まるドワーフのトーリン(リチャード・アーミテージ)、エルフのレゴラス(オーランド・ブルーム)、人間のバルド(ルーク・エバンス)たちが「結束するか、滅ぼされるか」という究極の決断を迫られる。ビルボはその最終決戦で、仲間の命を守るために立ち上がる。彼らの前には、どんな運命が待ち受けているのか──壮大なシーンが満載の予告編に、ファンの期待感が大きくあおられるのは間違いない。
久々の更新となる今回は、最終章「決戦のゆくえ」の第1弾の予告編とポスターをお届け。予告編では、「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」でピピン(ビリー・ボイド)が犠牲者への追悼を歌い上げたのと同じ楽曲に乗せ、冒険の終わりを予期したビルボ(マーティン・フリーマン)が、旅の仲間へ思いをはせるシーンが登場するほか、ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)の眼前にガンダルフ(イアン・マッケラン)が横たわっているなど、意味深な場面が盛り込まれている。
ビルボの苦悩が伝わる第1弾ポスタービジュアル [拡大画像] (C)2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
同時に公開されたポスターでは、膝をつき、頭を垂れるビルボの姿と「ここに、決着」のキャッチコピーが描かれており、その言葉通り、2001年の「ロード・オブ・ザ・リング」から始まったピーター・ジャクソン監督の14年に渡る“中つ国”の歴史が同作で幕を下ろすことになる。また、前3部作の完結編「王の帰還」ではアカデミー賞史上最多タイの11部門を受賞していることもあり、最終章となる今作で再び多くの部門で受賞するかどうか、注目を集めている。「ホビット 決戦のゆくえ」では、解き放たれた邪竜“スマウグ”、復活を遂げた冥王サウロンの魔の手が迫る中、対立が深まるドワーフのトーリン(リチャード・アーミテージ)、エルフのレゴラス(オーランド・ブルーム)、人間のバルド(ルーク・エバンス)たちが「結束するか、滅ぼされるか」という究極の決断を迫られる。ビルボはその最終決戦で、仲間の命を守るために立ち上がる。彼らの前には、どんな運命が待ち受けているのか──壮大なシーンが満載の予告編に、ファンの期待感が大きくあおられるのは間違いない。
※ファイル容量が大きいため、環境により再生までに多少時間がかかる場合があります。
ピーター・ジャクソン監督自らが、ユーモアとファン必見情報たっぷりに「竜に奪われた王国」製作の模様を伝えるビデオログが、またもや到着した。
今回は、「ロード・オブ・ザ・リング」でアカデミー賞作曲賞、「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」でアカデミー賞作曲賞・歌曲賞を受賞したハワード・ショアが手掛けた、「竜に奪われた王国」の音楽にフォーカス。前3部作のサウンドトラック解説書の著者ダグ・アダムスがニューヨークにあるショアの音楽スタジオを訪れ、ショアに音楽の解説を求めた模様を交えながら、オーケストラによる録音の模様が映し出される。ショアは今作の音楽について、「新しいテーマが増えた。『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』のような、謎めいて、暗い雰囲気だ」と語っている。
ジャクソン監督が登場して案内するオーケストラ収録は、ニュージーランド・ウェリントンのタウンホールで行われたもの。同ホールは1964年にビートルズがコンサートを開催した場所で、ジャクソンは「いとこが客席から彼らの写真を撮った」とエピソードを明かしている。
「交響曲には深みがあるから楽しいよ。マイクの前の奏者たちに色んなニュアンスを表現してもらう」とショアが語るオーケストラの指揮棒を振るうのは、映画音楽家でもあるコンラッド・ポープ。「強烈な個性の持ち主」「熟練したプロ。いつも抜かりがない」と演奏者たちに賞賛されながらも、ジョークを飛ばしたり、指揮中に携帯電話を鳴らしてしまうなどの姿が笑いを誘う。
また、01年の「ロード・オブ・ザ・リング」当時の収録の模様も一部紹介されており、ピピン役のビリー・ボイド、メリー役のドミニク・モナハンも登場。同作の“モリアの坑道”シーンも懐かしさがいっぱいだ。
ジャクソン監督は「(『竜に奪われた王国』を紹介するものとしては)今回が最後となる」としながらも、「第3部の公開に向けて、ビデオログを更新していくよ」と頼もしく宣言している。
ピーター・ジャクソン監督自らが、ユーモアとファン必見情報たっぷりに「竜に奪われた王国」製作の模様を伝えるビデオログが、またもや到着した。
今回は、「ロード・オブ・ザ・リング」でアカデミー賞作曲賞、「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」でアカデミー賞作曲賞・歌曲賞を受賞したハワード・ショアが手掛けた、「竜に奪われた王国」の音楽にフォーカス。前3部作のサウンドトラック解説書の著者ダグ・アダムスがニューヨークにあるショアの音楽スタジオを訪れ、ショアに音楽の解説を求めた模様を交えながら、オーケストラによる録音の模様が映し出される。ショアは今作の音楽について、「新しいテーマが増えた。『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』のような、謎めいて、暗い雰囲気だ」と語っている。
ジャクソン監督が登場して案内するオーケストラ収録は、ニュージーランド・ウェリントンのタウンホールで行われたもの。同ホールは1964年にビートルズがコンサートを開催した場所で、ジャクソンは「いとこが客席から彼らの写真を撮った」とエピソードを明かしている。
レゴラス(右)と同じエルフ族の新キャラクター、タウリエル(左)のテーマも! [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
「録音スタジオの雰囲気が可能な限り再現された」という制御室では、ソファーに座って裸足を投げ出すジャクソン監督の姿が。音楽に指示を与えながら並行して映像の編集も進めているという監督は、「ドワーフを殺せるぞ。やっとだ」と、第3章に向けて意味深な発言。グリーンバックでカブトを被ったドワーフの映像とも合せて、次作の展開が気になる一幕だ。「交響曲には深みがあるから楽しいよ。マイクの前の奏者たちに色んなニュアンスを表現してもらう」とショアが語るオーケストラの指揮棒を振るうのは、映画音楽家でもあるコンラッド・ポープ。「強烈な個性の持ち主」「熟練したプロ。いつも抜かりがない」と演奏者たちに賞賛されながらも、ジョークを飛ばしたり、指揮中に携帯電話を鳴らしてしまうなどの姿が笑いを誘う。
また、01年の「ロード・オブ・ザ・リング」当時の収録の模様も一部紹介されており、ピピン役のビリー・ボイド、メリー役のドミニク・モナハンも登場。同作の“モリアの坑道”シーンも懐かしさがいっぱいだ。
ジャクソン監督は「(『竜に奪われた王国』を紹介するものとしては)今回が最後となる」としながらも、「第3部の公開に向けて、ビデオログを更新していくよ」と頼もしく宣言している。
※ファイル容量が大きいため、環境により再生までに多少時間がかかる場合があります。
見事大ヒットを決めた「竜に奪われた王国」。その製作の裏側を伝えるファン必見のビデオログ第3弾が到着した。
物々しい音楽をバックに佳境を迎えた撮影風景が矢継ぎ早に映し出され、「この撮影はレースだと思ってくれ」とのピーター・ジャクソン監督の叱咤(しった)が飛ぶ──かと思ったら、ビルボ役のマーティン・フリーマンとドーリ役のマーク・ハドロウ、ノーリ役のジェド・ブロフィーによる卓球対決が登場。こうしたユーモアあふれる展開が相変わらず憎めない。
「今のところ20勝無敗だ。負ける気がしない」とカメラ目線でキメるフリーマンのあとで、今回最も焦点が当てられているのは、第2章の重要キャラクター“スマウグ”が登場するシーンの撮影だ。ジャクソン監督の指示の下、グリーンバックの前で迫真の演技を見せるフリーマンのほか、スマウグの造形を担当するアート制作監督が登場し、「撮影中も竜のイメージは完成していなかった」と明かされる。「動きに無駄がなく、巨体だが何かにぶつかったりしない」「まず考えたのはとにかく巨大にすること」とジャクソン監督がイメージと着想を語るスマウグに、ビルボが向かい合うシーンは、今作の大きな見せ場のひとつ。スタジオは金貨や財宝で埋め尽くされており、フリーマンも「すごいセット」だと驚きを隠さない。
CGなどのVFXを加工していくポスト・プロダクションの紹介では、アニメーションや視覚効果のスーパーバイザーが登場し、激流を下るアクションやスマウグが巣くう宝物庫を再現するという新たな試みのために、1.5キロメートルの川や1.8トンの金貨を実測したということが語られる。そして、ガンダルフが潜入する闇の勢力の要塞ドル・グルドゥアや、スマウグが居るエレボール地下でのカメラワークをシミュレートするための“バーチャル・カメラ”も登場。CGで作られた仮想空間を覗きながら、ジャクソン監督がカメラを振るうという、興味深い一幕も確認できる。
「(2013年分は)あと1回ある」と監督が明かすビデオログだが、次回はオーケストラによるハワード・ショア作曲のサウンドトラック収録が伝えられる予定だ。
見事大ヒットを決めた「竜に奪われた王国」。その製作の裏側を伝えるファン必見のビデオログ第3弾が到着した。
物々しい音楽をバックに佳境を迎えた撮影風景が矢継ぎ早に映し出され、「この撮影はレースだと思ってくれ」とのピーター・ジャクソン監督の叱咤(しった)が飛ぶ──かと思ったら、ビルボ役のマーティン・フリーマンとドーリ役のマーク・ハドロウ、ノーリ役のジェド・ブロフィーによる卓球対決が登場。こうしたユーモアあふれる展開が相変わらず憎めない。
「今のところ20勝無敗だ。負ける気がしない」とカメラ目線でキメるフリーマンのあとで、今回最も焦点が当てられているのは、第2章の重要キャラクター“スマウグ”が登場するシーンの撮影だ。ジャクソン監督の指示の下、グリーンバックの前で迫真の演技を見せるフリーマンのほか、スマウグの造形を担当するアート制作監督が登場し、「撮影中も竜のイメージは完成していなかった」と明かされる。「動きに無駄がなく、巨体だが何かにぶつかったりしない」「まず考えたのはとにかく巨大にすること」とジャクソン監督がイメージと着想を語るスマウグに、ビルボが向かい合うシーンは、今作の大きな見せ場のひとつ。スタジオは金貨や財宝で埋め尽くされており、フリーマンも「すごいセット」だと驚きを隠さない。
エレボールの宝物庫で、ビルボはついに“邪竜”と対面する! [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
バルド役のルーク・エバンス、統領役のスティーブン・フライ、召使いアルフリド役ライアン・ゲイジらが登場する“湖の町”の撮影紹介が終わると、追加撮影が終了した途端、一気にセットが解体されて元の更地へと戻されていく様子が映し出される。オークのメイクをしたままの出演者が「はい、WETAデジタルです」と、次の仕事(電話の受付)に向けた練習を披露する様子が笑いを誘う。CGなどのVFXを加工していくポスト・プロダクションの紹介では、アニメーションや視覚効果のスーパーバイザーが登場し、激流を下るアクションやスマウグが巣くう宝物庫を再現するという新たな試みのために、1.5キロメートルの川や1.8トンの金貨を実測したということが語られる。そして、ガンダルフが潜入する闇の勢力の要塞ドル・グルドゥアや、スマウグが居るエレボール地下でのカメラワークをシミュレートするための“バーチャル・カメラ”も登場。CGで作られた仮想空間を覗きながら、ジャクソン監督がカメラを振るうという、興味深い一幕も確認できる。
「(2013年分は)あと1回ある」と監督が明かすビデオログだが、次回はオーケストラによるハワード・ショア作曲のサウンドトラック収録が伝えられる予定だ。
※ファイル容量が大きいため、環境により再生までに多少時間がかかる場合があります。
先週末28日、ついに日本公開を迎えた「ホビット 竜に奪われた王国」。ファン念願の週末興行ランキング初登場第1位達成を記念して、本編の名場面はもちろん、メイキング映像、キャスト&スタッフによる撮影エピソードまでが盛り込まれた約12分間の特別映像が公開された。
ピーター・ジャクソン監督、ビルボ役のマーティン・フリーマン、レゴラス役のオーランド・ブルーム、ガンダルフ役のイアン・マッケラン、トーリン役のリチャード・アーミテージ、タウリエル役のエバンジェリン・リリーほか、メインキャストのほとんどが出演してつづられるこの映像では、闇の森、エルフの地下王国、酒だるに乗り込んでの激流下り、湖畔の町、スマウグが眠るかつての王国地下の様子など、ストーリーに沿った形で撮影秘話と本編の見どころが紹介されていく。
ジャクソン監督は、「本作の喜びのひとつは、我々がトールキン作品の映画制作者として、これまで開拓したことのなかったワイルドで新たな領域に入り込んでいけたところだ」と心境を明かす。第1章「思いがけない冒険」では、すでに「ロード・オブ・ザ・リング」で描かれたホビット庄やエルフの裂け谷を再現したに過ぎず、今回「竜に奪われた王国」で描くものこそが、「まったく新しい領域」だというのだ。
闇の森の巨大グモとの激闘の舞台裏が紹介されると、その奥で出会うエルフ王スランドゥイルとドワーフとの因縁を、リー・ペイスとアーミテージが紹介。レゴラスとタウリエルの背景をブルームとリリーが語れば、実際の川とスタジオでセットが組まれた激流下りの舞台裏が明かされる。バルド役のルーク・エバンスが“湖の町”について、マッケランが別行動を取るガンダルフのシーンを紹介すると、続いてベネディクト・カンバーバッチが登場し、「破壊的な自然の力でありながら、貪欲なところや強欲なところが極めて人間に近い」とスマウグを解説する。
大空を飛翔するスマウグの姿までが捉えられ、矢継ぎ早に映し出されるアクション映像。マッケランも「これ以上の危険はないってくらいの限界に達していると思うね」と太鼓判を押す出来映えだ。
先週末28日、ついに日本公開を迎えた「ホビット 竜に奪われた王国」。ファン念願の週末興行ランキング初登場第1位達成を記念して、本編の名場面はもちろん、メイキング映像、キャスト&スタッフによる撮影エピソードまでが盛り込まれた約12分間の特別映像が公開された。
ピーター・ジャクソン監督、ビルボ役のマーティン・フリーマン、レゴラス役のオーランド・ブルーム、ガンダルフ役のイアン・マッケラン、トーリン役のリチャード・アーミテージ、タウリエル役のエバンジェリン・リリーほか、メインキャストのほとんどが出演してつづられるこの映像では、闇の森、エルフの地下王国、酒だるに乗り込んでの激流下り、湖畔の町、スマウグが眠るかつての王国地下の様子など、ストーリーに沿った形で撮影秘話と本編の見どころが紹介されていく。
ジャクソン監督は、「本作の喜びのひとつは、我々がトールキン作品の映画制作者として、これまで開拓したことのなかったワイルドで新たな領域に入り込んでいけたところだ」と心境を明かす。第1章「思いがけない冒険」では、すでに「ロード・オブ・ザ・リング」で描かれたホビット庄やエルフの裂け谷を再現したに過ぎず、今回「竜に奪われた王国」で描くものこそが、「まったく新しい領域」だというのだ。
酒だるでの脱出シーンの舞台裏をチェック! [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
「今回は、(過去に登場した場所は)ひとつも再現していない。冒険に放り込まれていく感じで、文字どおり未知の領域に足を踏み入れたんだ。“闇の森”や“湖の町”が見られる。なんだか遠征に参加しているような気がしてくる。未知の領域にある最も奥深く最も暗い辺境に向かっていくんだ。第1章を終えて、みんな何が求められるか把握しているから、アクセル全開って感じだね」と、まさに本領発揮のコメントを寄せている。闇の森の巨大グモとの激闘の舞台裏が紹介されると、その奥で出会うエルフ王スランドゥイルとドワーフとの因縁を、リー・ペイスとアーミテージが紹介。レゴラスとタウリエルの背景をブルームとリリーが語れば、実際の川とスタジオでセットが組まれた激流下りの舞台裏が明かされる。バルド役のルーク・エバンスが“湖の町”について、マッケランが別行動を取るガンダルフのシーンを紹介すると、続いてベネディクト・カンバーバッチが登場し、「破壊的な自然の力でありながら、貪欲なところや強欲なところが極めて人間に近い」とスマウグを解説する。
大空を飛翔するスマウグの姿までが捉えられ、矢継ぎ早に映し出されるアクション映像。マッケランも「これ以上の危険はないってくらいの限界に達していると思うね」と太鼓判を押す出来映えだ。
※ファイル容量が大きいため、環境により再生までに多少時間がかかる場合があります。
復活の「ビデオログ」、その第2弾が登場だ。こちらの最も新しいビデオログには、アクション・シーンの裏側がたっぷり。巨大なクモの一団とドワーフが組んずほぐれつの戦いを繰り広げるシーンでは、「何度見ても恐い」と、ポストプロダクション中にも関わらずずっと目を背けたままのクモ嫌いのジャクソン監督の姿が映し出される。
アクション・シーンの撮影はセカンド・ユニットが多く務めているが、第2班監督だったアンディ・サーキスは「猿の惑星」新作の撮影のために離脱。代わってメガホンをとったのは、ジャクソン監督と22年来の共同作業を務めているクリスチャン・リバースで、「18歳で画コンテ作家になり、以来さまざまな仕事をした。いわゆる“何でも屋”さ」と言う彼を、ジャクソン監督は「元は『ホビット』のビデオコンテ担当だったし、私のスタイルも熟知している。俳優の扱いも上手いんだ」と紹介している。
野外セット撮影を紹介するパートでは、「隣に飛行場がある」という立地ならではの苦労──“飛行機の見張り役”が映し出される。ジャンケンで負けた代役担当の俳優が、丘に上って飛行機の離着陸のタイミングをトランシーバーで撮影班に連絡するのだ。
映像の終盤では、スマウグの動きと声を担当したベネディクト・カンバーバッチのリラックスした姿も一瞬だけ登場。「ドワーフは盗るだろう。なら“忍びの者”も」と、宝物庫でスマウグと対面する演技を見せるマーティン・フリーマンの、“指輪”をはめるジェスチャーも見逃せない。
「思いがけない冒険」のビルボとゴラムの“なぞなぞ勝負”に匹敵するとウワサの“ビルボVSスマウグ”の問答シーン。「SHERLOCK シャーロック」のフリーマンとカンバーバッチの“共演”だけに、「ホビット」ファンはもちろん、「SHERLOCK」ファンも待ち遠しいはずだ。
復活の「ビデオログ」、その第2弾が登場だ。こちらの最も新しいビデオログには、アクション・シーンの裏側がたっぷり。巨大なクモの一団とドワーフが組んずほぐれつの戦いを繰り広げるシーンでは、「何度見ても恐い」と、ポストプロダクション中にも関わらずずっと目を背けたままのクモ嫌いのジャクソン監督の姿が映し出される。
アクション・シーンの撮影はセカンド・ユニットが多く務めているが、第2班監督だったアンディ・サーキスは「猿の惑星」新作の撮影のために離脱。代わってメガホンをとったのは、ジャクソン監督と22年来の共同作業を務めているクリスチャン・リバースで、「18歳で画コンテ作家になり、以来さまざまな仕事をした。いわゆる“何でも屋”さ」と言う彼を、ジャクソン監督は「元は『ホビット』のビデオコンテ担当だったし、私のスタイルも熟知している。俳優の扱いも上手いんだ」と紹介している。
野外セット撮影を紹介するパートでは、「隣に飛行場がある」という立地ならではの苦労──“飛行機の見張り役”が映し出される。ジャンケンで負けた代役担当の俳優が、丘に上って飛行機の離着陸のタイミングをトランシーバーで撮影班に連絡するのだ。
レゴラス役のブルームは難アクションも自分でチャレンジ! [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
オークを相手に華麗な大活躍を見せる、レゴラスとタウリエルのアクション撮影も紹介。「特に自分でスタントをやりたがる」とリバースが語るオーランド・ブルームは、ワイヤーに吊られて橋に大ジャンプして飛び乗るアクションを決めて、「このエルフ様をみくびるなよ」としたり顔。石段を駆け上がり次々と敵を倒していくタウリエル役のエバンジェリン・リリーは、「原作の森のエルフは好戦的な気質よ。タウリエルは、ほかのエルフよりも少し無謀で短気かも」と語っている。リー・ペイス演じるスランドゥイルとの共演シーンも交えられるが、そこで見せるコミカルな姿も必見だ。映像の終盤では、スマウグの動きと声を担当したベネディクト・カンバーバッチのリラックスした姿も一瞬だけ登場。「ドワーフは盗るだろう。なら“忍びの者”も」と、宝物庫でスマウグと対面する演技を見せるマーティン・フリーマンの、“指輪”をはめるジェスチャーも見逃せない。
「思いがけない冒険」のビルボとゴラムの“なぞなぞ勝負”に匹敵するとウワサの“ビルボVSスマウグ”の問答シーン。「SHERLOCK シャーロック」のフリーマンとカンバーバッチの“共演”だけに、「ホビット」ファンはもちろん、「SHERLOCK」ファンも待ち遠しいはずだ。
※ファイル容量が大きいため、環境により再生までに多少時間がかかる場合があります。
映画「ホビット」の舞台“中つ国”の公式エアラインとして位置付けられているニュージーランド航空が、2012年に発表して好評を博した「機内安全ビデオ」に続いて、「ホビット 竜に奪われた王国」にあわせて製作したプロモーションビデオを公開した。
「中つ国のとある一日」と銘打たれた第2弾映像は、まるで中つ国そのものとも言えるようなニュージーランド空港での1日を描いたもの。ジャンボ機に搭乗しようとホテルで準備する機長の足が、突然ホビット族の大きな足に変わって靴が履けなくなったり、ベルトコンベアで運ばれるタルの中からドワーフが覗いたり、美人フライト・アテンダントがエルフの姿でキュートな笑顔を振りまくなど、ユーモアたっぷりなシーンが続く。
滑走路の誘導員が魔法使いの帽子姿で杖を振るい、X線の手荷物検査で鎧や楯が出てくるのもニヤリとさせられるが、本編でドワーフのフィーリを演じるディーン・オゴーマンが乗客役で出演しているのも注目。機上から見下ろしてタルが激流を下っているところを眺めたり、機内食として振る舞われる生の玉ねぎを美味しそうに頬張ったりと、コミカルな演技を披露している。
同ビデオは「ホビット」3部作を製作するウェタ・ワークショップの協力のもと、フライトアテンダント、パイロット、エンジニア、旅客機誘導係員、貨物スタッフ、空港スタッフなど、ニュージーランド航空の様々な仕事に携わる実際のスタッフ約120名が参加して製作。魔法使い・茶のラダガスト役のシルベスター・マッコイもナレーションとして参加している。
ニュージーランド出身のオゴーマンは、「このビデオには、『ホビット』の不思議さとニュージーランド航空のユニークさがとてもよく表れています。キャストとスタッフはここ数年、ニュージーランドに何度も足を運んでいるため、ニュージーランド航空を第2の家のように感じている者もいて、“キウイ流”のサービスが大好きなんです」とほのぼのした映像の雰囲気を解説。「このビデオの撮影に携わり、たくさんの従業員の方々が様々なホビットテイストを楽しんでいるのを見ることができて、本当に楽しかったです」とコメントを寄せている。
映画「ホビット」の舞台“中つ国”の公式エアラインとして位置付けられているニュージーランド航空が、2012年に発表して好評を博した「機内安全ビデオ」に続いて、「ホビット 竜に奪われた王国」にあわせて製作したプロモーションビデオを公開した。
「中つ国のとある一日」と銘打たれた第2弾映像は、まるで中つ国そのものとも言えるようなニュージーランド空港での1日を描いたもの。ジャンボ機に搭乗しようとホテルで準備する機長の足が、突然ホビット族の大きな足に変わって靴が履けなくなったり、ベルトコンベアで運ばれるタルの中からドワーフが覗いたり、美人フライト・アテンダントがエルフの姿でキュートな笑顔を振りまくなど、ユーモアたっぷりなシーンが続く。
滑走路の誘導員が魔法使いの帽子姿で杖を振るい、X線の手荷物検査で鎧や楯が出てくるのもニヤリとさせられるが、本編でドワーフのフィーリを演じるディーン・オゴーマンが乗客役で出演しているのも注目。機上から見下ろしてタルが激流を下っているところを眺めたり、機内食として振る舞われる生の玉ねぎを美味しそうに頬張ったりと、コミカルな演技を披露している。
同ビデオは「ホビット」3部作を製作するウェタ・ワークショップの協力のもと、フライトアテンダント、パイロット、エンジニア、旅客機誘導係員、貨物スタッフ、空港スタッフなど、ニュージーランド航空の様々な仕事に携わる実際のスタッフ約120名が参加して製作。魔法使い・茶のラダガスト役のシルベスター・マッコイもナレーションとして参加している。
ニュージーランド出身のオゴーマンは、「このビデオには、『ホビット』の不思議さとニュージーランド航空のユニークさがとてもよく表れています。キャストとスタッフはここ数年、ニュージーランドに何度も足を運んでいるため、ニュージーランド航空を第2の家のように感じている者もいて、“キウイ流”のサービスが大好きなんです」とほのぼのした映像の雰囲気を解説。「このビデオの撮影に携わり、たくさんの従業員の方々が様々なホビットテイストを楽しんでいるのを見ることができて、本当に楽しかったです」とコメントを寄せている。
※ファイル容量が大きいため、環境により再生までに多少時間がかかる場合があります。
ピーター・ジャクソン監督自身が、最前線の現場から「ホビット」3部作の製作の様子を伝えてきた「ビデオログ」が、ついに復活! 特集ページに続いて、こちら「ホビット通信」でも掲載する!
「思いがけない冒険」公開後としては、初めてとなるビデオログ。追加撮影に臨むために、スタジオのセットの再建や、スタッフ&キャストの再結集の模様が伝えられる。
ジャクソン監督は「第3章で“五軍の合戦”があります」と、第3章に控えるクライマックス・シーンを示唆。「まだ先だけどこれだけは言っておこう、ドワーフたちには相当鍛えてもらっている。戦える体が必要だからね」という言葉に続いて、ドワーフたちのトレーニング風景が映し出されるが……ドワーフたちはユーモアたっぷりの“ドワーフ体操”を繰り広げ、見る者の爆笑を誘うのは必至だ。
また、レゴラス役のオーランド・ブルーム、バルド役のルーク・エバンスが冗談を交えながら裏話を紹介するそれぞれの撮影シーンも。エバンスは「今回で5度目の再建」という湖の町での追加撮影を紹介し、「これまでは一度も水に落ちていなかったのに……」と嘆く、水に足をはめてしまうNGシーンを公開している。
追加撮影によって、本編の深みと完成度が増すのは間違いない。「竜に奪われた王国」公開まで約1カ月──本編を目撃できるまで、あともうすぐだ。
ピーター・ジャクソン監督自身が、最前線の現場から「ホビット」3部作の製作の様子を伝えてきた「ビデオログ」が、ついに復活! 特集ページに続いて、こちら「ホビット通信」でも掲載する!
「思いがけない冒険」公開後としては、初めてとなるビデオログ。追加撮影に臨むために、スタジオのセットの再建や、スタッフ&キャストの再結集の模様が伝えられる。
本編中ではこんなに凛々しいドワーフたちだが…… [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
大道具や小道具がしまい込まれた倉庫から、元通りに展開する大掛かりな作業が映し出されたかと思うと、「ハグを済ませたら格闘だ」と、スタントコーディネーターのグレン・ボズウェルが紹介するアクションのトレーニング風景も。「この2人とは再会したくなかった」とドワーリン役のグレアム・マクタビッシュが皮肉を言えば、フィーリ役のディーン・オゴーマンとボンブール役のスティーブン・ハンターは「そりゃどうも!」と答える。ヘルメットにジャージ姿、柔らかな素材の棍棒で戦い合うチャンバラ姿は、どこかコミカルだ。ジャクソン監督は「第3章で“五軍の合戦”があります」と、第3章に控えるクライマックス・シーンを示唆。「まだ先だけどこれだけは言っておこう、ドワーフたちには相当鍛えてもらっている。戦える体が必要だからね」という言葉に続いて、ドワーフたちのトレーニング風景が映し出されるが……ドワーフたちはユーモアたっぷりの“ドワーフ体操”を繰り広げ、見る者の爆笑を誘うのは必至だ。
また、レゴラス役のオーランド・ブルーム、バルド役のルーク・エバンスが冗談を交えながら裏話を紹介するそれぞれの撮影シーンも。エバンスは「今回で5度目の再建」という湖の町での追加撮影を紹介し、「これまでは一度も水に落ちていなかったのに……」と嘆く、水に足をはめてしまうNGシーンを公開している。
追加撮影によって、本編の深みと完成度が増すのは間違いない。「竜に奪われた王国」公開まで約1カ月──本編を目撃できるまで、あともうすぐだ。
熱烈ファンに向けてのクリスマス・プレゼント! [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
12月13日に全米ほか世界50カ国で公開され、すべての国で興収ランキング初登場第1位を獲得するという大ヒットを記録中の「竜に奪われた王国」。全世界の熱狂ぶりが気になって仕方がないという日本のファンのために、ピーター・ジャクソン監督から、“日本版ポスタービジュアル”というサプライズなクリスマス・プレゼントが到着した。前作「思いがけない冒険」と同様に、今回の日本版ポスターも、ピーター・ジャクソン監督が自ら監修を手がけた世界唯一の限定版オリジナルビジュアル。さらには監督の粋な計らいによって、世界へのお披露目を前に、日本先行での公開となった。
魔法使いガンダルフ(イアン・マッケラン)がセンターに大きくデザインされた海外版ポスターとは異なり、日本版は主人公ビルボ(マーティン・フリーマン)と「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズから再登場となる人気キャラクター、レゴラス(オーランド・ブルーム)の2人が中央に位置し、その左右に、タウリエル(エバンジェリン・リリー)、トーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミテージ)、バルド(ルーク・エバンス)、ガンダルフ、スランドゥイル(リー・ペイス)の主要キャラクターが並ぶデザイン。背後にそびえる旅の目的地“はなれ山”に挑もうとする一行の苦闘が、「邪悪な竜、目覚める。」のコピーとともに強くイメージできるものとなっている。
「竜に奪われた王国」は、オープニングわずか3日間で世界興収が2億ドルを突破。今なおその記録は更新中で、10億ドルを突破した「思いがけない冒険」の世界興収にどこまで迫れるかにも注目だ。
シリーズに帰還したオーランド・ブルーム [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
12月13日の全米公開を目前に全世界の「ホビット」ファン期待が一気にヒートアップするなか、ついに12月2日(現地時間)、米ロサンゼルス“ハリウッド”を代表する伝統的劇場であるTCLチャイニーズ・シアターにて、「ホビット 竜に奪われた王国」のワールドプレミアが開催された。2000人を超える熱狂的なファンと、全世界から集まったスチールカメラ約200台、テレビクルー約80組の総勢500人という報道陣が待ち構えるなか、“ブラックカーペット”に登場した旅の仲間たち。「指輪物語」に続いてJ・R・R・トールキンが記した世界の完全映画化に挑んだピーター・ジャクソン監督を筆頭に、主演のマーティン・フリーマン、「ロード・オブ・ザ・リング」から再登場を果たしたオーランド・ブルーム、最大の敵“スマウグ”の声とモーションキャプチャーを担当したベネディクト・カンバーバッチ、リチャード・アーミテージ、エバンジェリン・リリー、ルーク・エバンスら主要キャストがファンの前に現れ、大きな歓声に包まれた。
“スマウグ役”のベネディクト・カンバーバッチ [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
会場には、今作に登場する「湖畔の町」「ビヨルンの屋敷」「闇の森の川」などの名場面を完全に再現した、ビル数階分もの高さがある“巨大な立体絵本”が出現し、メインストリートの一区画を完全封鎖。前日には、シリーズの舞台“中つ国”のロケ地ニュージーランドから「ホビット」仕様の特別機がロサンゼルスに飛来するなど、前代未聞の規模でハリウッドが「ホビット」一色に染められた。ファンからの写真やサインの求めに気さく応じた出演者たちは、取材にも笑顔で応対。人気キャラクター、レゴラスとしてシリーズに帰還したブルームは、「とても楽しめたよ! まだ完成した作品は見ていないけど、今夜見るのがすごく楽しみ。またこの世界に戻ってくることができてとても光栄です。素晴らしい世界に、素晴らしい監督、文句なしに楽しかったよ!」と興奮気味に話した。
「竜の“スマウグ”とネクロマンサーの役を担当したんだ」と話すカンバーバッチは、「モーションキャプチャーやボイスオーバーをやって、大体8日間くらいかかった。とてもいい経験だった。楽しかったよ!」と述懐。日本のファンへは、「空港に着いた時、1000人くらいが出迎えてくれたんだ。遠方から来てくれたり、何人かは何時間も待ってくれていた。皆とても礼儀正しくて、とても光栄に思ったよ。ただ仕事をしていただけで、人気はそんなに考えないようにしている。日本にもう一度行って、人ごみにまぎれて街を散策したり、ただの観客になりたい。今は日本でとても有名になってしまったから、ちょっと怖いけどね。でも、いつか絶対に日本に行きたい。日本の文化と伝統が大好きです。こんにちは、ジャパン! 映画を楽しみにしていてください」とメッセージを送った。
いよいよ、全米&世界公開まで2週間を切ったカウントダウンに突入。どのようなオープニングを迎えるのか、大いに気になるところだ。
ピーター・ジャクソン監督は愛娘ケイティと一緒に [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
マーティン・フリーマンはパートナーのアマンダ・アビントンと [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
第2章から参戦のエバンジェリン・リリー [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
トーリン役のリチャード・アーミテージ [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
ルーク・エバンスもバルド役として第2章から登場 [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
「LOTR」のサム役ショーン・アスティンも(中央) [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
米・英・ニュージーランドの4会場を衛星で結んで開催 [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
先日お伝えした世界規模の「ホビット 竜に奪われた王国」のファンイベント、親愛なる「ホビット」ファン諸氏は無事にその模様を目撃することができただろうか。米ロサンゼルスとニューヨーク、英ロンドン、ニュージーランド・ウェリントンの4つの劇場を衛星回線で結び、世界8カ国の劇場でのライブビューイングおよびインターネットでライブストリーミングを行うという、前代未聞のファンイベントがスタートしたのは、日本時間11月5日の午前7時。エバンジェリン・リリー(ロサンゼルス)、オーランド・ブルーム、リチャード・アーミテージ(ニューヨーク)、アンディ・サーキス、リー・ペイス、ルーク・エバンス(ロンドン)、ピーター・ジャクソン監督とジェド・ブロフィー(ウェリントン)らゲストが各会場に登壇し、米CNNの人気司会者アンダーソン・クーパーのMCによるファンとの質疑応答のほか、20分にもおよぶ世界初披露の映像が公開された。
次回作の撮影のために参加できなかったマーティン・フリーマンからは、ビデオメッセージが到着。「この映画は僕にとっても冒険のようでした。ビルボが、ガンダルフが、ドワーフが、そしてホビットが、僕らをどんな冒険に連れて行ってくれるのか、皆さんに見てもらうのが楽しみで仕方ありません」と挨拶し、「皆さん、今日はこの最高の究極の『ホビット』ファンイベントをぜひ楽しんでください」とイベントに華を添えた。
ファンとの質疑応答では、新たなエルフのタウリエルを演じたエバンジェリン・リリーが、「インスピレーションとなったのは、実はティンカーベルだったの(笑)」と役作りの秘密を告白。10年ぶりに作品に戻って来たオーランド・ブルームは「ニュージーランドに行って最初にやったことは、レゴラスの衣装を着てみることだったんだ。まだ着られるのか知りたくて(笑)」とエピソードを披露し、会場をわかせた。
ジャクソン監督は、前作からこれだけキャラクターが増えたことについて「物語を発展させていく過程で、(見ている人たちを冒険に連れて行く)それぞれのキャラクターたちが自然に発展していった」と強調。「キャラクターを深く描くことはそれほど難しくないし、しかも、それを素晴らしい俳優たちが演じてくれているわけだからね。それぞれのキャラクターをさらに印象に残るものにしてくれていると思うんだ」と、出来映えについて自信をのぞかせた。
そして、「世界でこの映像を見るのは皆さんが初めてです」との監督のメッセージのあとに、20分におよぶ最新映像が上映。ビルボによる激しいアクションシーンから火を吹く竜との対面、そして捕まってしまったドワーフをビルボが救出におもむくスリルとユーモアあふれるシーンなど、スピーディな展開とアクション満載の映像が会場に詰めかけたファンを魅了した。
公開に向けて、ますます盛り上がりを見せる「ホビット 竜に奪われた王国」。誰もが期待せずにはいられない。
ジャクソン監督とジェド・ブロフィーはウェリントンで登壇 [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
オーランド・ブルーム、リチャード・アーミテージはNY会場に [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
サーキスらが参加したロンドン会場 [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
リリーが参加のロサンゼルス会場 [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
(左より)リチャード・アーミテージ、オーランド・ブルーム [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
エバンジェリン・リリーはタウリエルの役作りの秘けつを披露 [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
(左より)リー・ペイス、アンディ・サーキス、ルーク・エバンス [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
会場にはコスプレ姿の熱烈なファンも集結! [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
前代未聞の全世界ファンイベント開催! [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
「思いがけない冒険」から10カ月を経てファン待望の予告編が公開、世界を大きな話題に包んだばかりの「ホビット 竜に奪われた王国」だが、11月5日に全世界で同時開催されるという“前代未聞”のファンイベントが行われることがわかった。このイベントでは、ピーター・ジャクソン監督やオーランド・ブルームが登壇するほか、世界初公開となる長尺のフッテージ映像がお披露目されることも注目の的だ。この大規模ファンイベントは、日本時間11月5日午前7時より、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアほか、全世界を結んで開催予定。米ロサンゼルスとニューヨーク、英ロンドン、ニュージーランドのウェリントンの4つの劇場を衛星回線で結び、ロサンゼルスにはエバンジェリン・リリー、ニューヨークにはオーランド・ブルームとリチャード・アーミテージ、ロンドンにはアンディ・サーキスとリー・ペイス、ルーク・エバンス、そしてウェリントンにはピーター・ジャクソン監督が登壇し、米CNNの人気司会者アンダーソン・クーパーのMCにより、ファンとの質疑応答を繰り広げる(登壇者はすべて予定)。また、この際には「ホビット 竜に奪われた王国」の長尺フッテージ映像も全世界独占初公開の予定。これまで公開されていなかった多数のシーンが解禁となるのは濃厚だけに、その内容が今から気になるところだ。
イベントの模様はベルギー、ドイツ、スペイン、メキシコ、フランス、イタリア、オーストラリア、カナダの劇場で行われるライブビューイングのほか、インターネット上でのライブストリーミングで生中継。日本でも同じタイミングで、「ホビット」公式facebook(http://www.facebook.com/hobbitjp)にて配信される予定だ。文字通り、全世界を巻き込んだ大規模イベントとなる。
「竜に奪われた王国」の全米公開まで2カ月を切り、急ピッチでポストプロダクションを進めているジャクソン監督は、自身の公式facebook上で「とてもクールなファンイベントを計画したよ」とファンに報告。「僕と多くのキャストたちが参加するスペシャルライブプレゼンテーションに、みんなを招待したいんだ。僕たちは現在、昼夜ぶっ続けで働いているので、今からその時までにたっぷり睡眠は取れないけれど、このイベントを楽しみにしている。そこでお会いしましょう!」とコメントしている。
そしてこのほど、同作に登場する主要な舞台とキャラクターを網羅したバナー状のビジュアルが日本初公開。ガンダルフ、ビルボ、トーリンら前作からのメンバーのほか、レゴラス、タウリエル、スランドゥイルのエルフ族、弓の名手バルドなど、新たに活躍するキャラクターの勇姿、そして背後には、闇の森や湖の町と思われる「竜に奪われた王国」の舞台も描かれている。
公開された「竜に奪われた王国」最新ビジュアル [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
「竜に奪われた王国」の最新情報が一気に披露されることになる全世界ファンイベント。すべての「ホビット」ファンは、心して参加するしかない。 ピーター・ジャクソン監督が新たに描く“中つ国”の壮大なアドベンチャー3部作「ホビット」。全世界待望の第2部「ホビット 竜に奪われた王国」の本予告編が10月2日、ついに全世界一斉で解禁された。また、これにあわせて、主要キャラクターたちのビジュアル5種類が日本初公開。新キャラクターもフィーチャーされており、否が応でもファンの期待が高まる出来映えとなっている。
解禁された映像では、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズから再登場となるエルフ族のレゴラス(オーランド・ブルーム)、そして新登場キャラクターのエルフ族のタウリエル(エバンジェリン・リリー)や谷の王バルド(ルーク・エバンス)などの姿を交えながら、ビルボとドワーフたち一行のさらに過酷さが増す試練が映し出される。緊迫感あふれるシーンと重厚な人間ドラマ、さらにはレゴラスの華麗な弓さばきや怒とうのアクションの連続に見入らずにはいられない。
そして、今までトップシークレットとして扱われていた、王国を奪った竜=スマウグの姿もさらに明らかに。今最も注目を集める俳優のひとり、ベネディクト・カンバーバッチが声を担当するだけではなく、モーションキャプチャーで動きまでを演じた伝説の邪竜と、マーティン・フリーマン演じるビルボの「SHERLOCK シャーロック」主演コンビがついに対じする。地響きのような声とともに、巨大な姿を見せるスマウグ。その圧倒的な力を前に、冒険者たちは立ち向かうことができるのか。「1人の命より、この旅のほうが大事だ」というドワーフの指導者トーリンの意味深な言葉や、闇の魔の手(映像の中には一瞬だけ“あの目”が!)が迫るなか、ビルボたちの運命がどこへ向かうのかに注目が集まる。
世界興収10億ドル突破の大ヒット作、「ホビット 思いがけない冒険」に続く待望の第2部。魔法使いガンダルフ(イアン・マッケラン)の誘いを受け、平和な村から思いがけず旅立ったホビット族の青年ビルボと13人のドワーフの冒険は、本作でさらに激化していく。最先端のカメラと音響技術を駆使し、壮大なスケールで描かれるデジタル3D超大作は、2014年2月28日全国公開だ。また11月13日には、「ホビット 思いがけない冒険 エクステンデッド・エディション」ブルーレイ&DVDが発売。こちらも見逃せない。
解禁された映像では、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズから再登場となるエルフ族のレゴラス(オーランド・ブルーム)、そして新登場キャラクターのエルフ族のタウリエル(エバンジェリン・リリー)や谷の王バルド(ルーク・エバンス)などの姿を交えながら、ビルボとドワーフたち一行のさらに過酷さが増す試練が映し出される。緊迫感あふれるシーンと重厚な人間ドラマ、さらにはレゴラスの華麗な弓さばきや怒とうのアクションの連続に見入らずにはいられない。
そして、今までトップシークレットとして扱われていた、王国を奪った竜=スマウグの姿もさらに明らかに。今最も注目を集める俳優のひとり、ベネディクト・カンバーバッチが声を担当するだけではなく、モーションキャプチャーで動きまでを演じた伝説の邪竜と、マーティン・フリーマン演じるビルボの「SHERLOCK シャーロック」主演コンビがついに対じする。地響きのような声とともに、巨大な姿を見せるスマウグ。その圧倒的な力を前に、冒険者たちは立ち向かうことができるのか。「1人の命より、この旅のほうが大事だ」というドワーフの指導者トーリンの意味深な言葉や、闇の魔の手(映像の中には一瞬だけ“あの目”が!)が迫るなか、ビルボたちの運命がどこへ向かうのかに注目が集まる。
世界興収10億ドル突破の大ヒット作、「ホビット 思いがけない冒険」に続く待望の第2部。魔法使いガンダルフ(イアン・マッケラン)の誘いを受け、平和な村から思いがけず旅立ったホビット族の青年ビルボと13人のドワーフの冒険は、本作でさらに激化していく。最先端のカメラと音響技術を駆使し、壮大なスケールで描かれるデジタル3D超大作は、2014年2月28日全国公開だ。また11月13日には、「ホビット 思いがけない冒険 エクステンデッド・エディション」ブルーレイ&DVDが発売。こちらも見逃せない。
新登場のタウリエル(左)とレゴラス(右) [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
レゴラスの父であるエルフ王スランドゥイル [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
ビルボとスマウグがついに対じ! [拡大画像] (C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでアカデミー賞を受賞したピーター・ジャクソン監督が新たに挑むアドベンチャー3部作「ホビット」第2弾の邦題が、ジャクソン監督との話し合いのもと「ホビット 竜に奪われた王国」に正式決定するとともに、2014年2月28日に日本公開されることが明らかになった。同作は、温厚なホビット族の青年ビルボが、魔法使いガンダルフに誘われて13人のドワーフ族の冒険の旅に同行し、「ロード・オブ・ザ・リング」へとつながる“指輪”を入手する姿を追った「ホビット 思いがけない冒険」に続く第2部で、当初は原題の日本語訳である「スマウグの荒らし場」としてサブタイトルが伝えられていた。正式サブタイトルの「竜に奪われた王国」は、巨大な竜“スマウグ”に奪われたドワーフたちの王国・エレボールを指し、冒険の旅の目的である“王国の奪還”をより意識させるものとなっている。
「ホビット 竜に奪われた王国」では、「思いがけない冒険」に続き、ビルボ役のマーティン・フリーマン、ガンダルフ役のイアン・マッケラン、ドワーフの指導者トーリン・オーケンシールド役のリチャード・アーミテージらが出演。「ロード・オブ・ザ・リング」の人気キャラクター、レゴラス役として登場するオーランド・ブルーム、新キャラクター・タウリエル役のエバンジェリン・リリーの出演も話題だ。そして、スマウグの声を務めるのは、今最も熱い視線を集める人気俳優ベネディクト・カンバーバッチ。フリーマン演じるビルボとの“「SHERLOCK」コンビ対決”にも期待が寄せられている。
「ホビット 竜に奪われた王国」は、旅の目的地に近づいて激化するビルボたちの冒険を、最先端のカメラと音響技術を駆使したデジタル3Dで描く壮大なアドベンチャー超大作。2014年2月28日の全国公開に向けて、ファンの期待が高まっていくのは間違いない。
※ファイル容量が大きいため、環境により再生までに多少時間がかかる場合があります。
本日公開を迎えた「ホビット 思いがけない冒険」。全世界で1億部以上の出版部数を誇るJ・R・R・トールキンの「ホビットの冒険」を、「ロード・オブ・ザ・リング」(以下「LOTR」)シリーズのピーター・ジャクソン監督が完全映画化する新3部作の第1部から、本編シーンはもちろんメイキング映像、キャスト&スタッフによる撮影秘話までが盛り込まれた、13分にもおよぶ特別映像が公開された。
冒頭から、「『LOTR』を超える映像体験だ」とジャクソン監督が言い切る。フロド役のイライジャ・ウッドは「原作ファンも満足するよ」、主人公ビルボ役マーティン・フリーマンは「最高の冒険になる」、ガンダルフ役のイアン・マッケランは「中つ国をもっと体験できる」、そしてトーリン役のリチャード・アーミテージが「きっと何度も見たくなる」と絶賛の言葉を続ける。
「RETURN TO MIDDLE EARTH(また中つ国へ)」と銘打たれた同動画は、単なるメイキング映像にとどまらない内容の濃さ。「(撮影期間は)『LOTR』のときとまったく同じ266日。“一生に一度”の体験を二度したわけだ」と笑うジャクソン監督のほか、共同脚本家のフィリッパ・ボウエン、コンセプチュアル・デザイナーのアラン・リー、ジョン・ハウらスタッフが登場し、繁栄を極めていたドワーフ族の王国の背景や、ビルボが旅の仲間に加わる経緯などが語られていく。本編映像が出し惜しみなく紹介されたと思えば、そのままの流れで撮影風景が織り込まれ、舞台裏も垣間見られる。ガラドリエル役のケイト・ブランシェット、ゴラム役のアンディ・サーキス、エルロンド役のヒューゴ・ウィービング、そして「フロドの姿に戻ると、タイムマシンに乗った気がしたよ」と懐かしむウッドら、前3部作からの続投組もキャラクターを紹介する。
また、「LOTR」3部作のシーンを紹介しながら、「ホビット」で描かれる物語が前3部作につながっているという、ファン注目の側面もピックアップ。3部作にするには分量の少なかった原作を、「指輪物語」の追補篇を参考にすることによって、スケールアップさせることに成功したいきさつも語られている。ブランシェットも「両方の3部作を全部見たら、ピーターの見事な伏線のつながりが分かるわ」と言う。
終盤では、ドワーフ族を演じたキャストたちが、「全員の魂がこもったとても特別な作品だ」(ビフール役のウィリアム・キルシャー)、「子どもの時に驚嘆した感覚を思い出してほしい。この映画でまた味わえる」(ボフール役のジェームズ・ネスビット)と作品の見どころを続け、ボウエンは「ファンにはお馴染みの世界だけど、まったく思いがけない体験になる」と力を込める。
そして締めくくりは、ジャクソン監督の「一緒に冒険に乗り出そう」の言葉──ついに“新たな冒険”の幕が上がる!
本日公開を迎えた「ホビット 思いがけない冒険」。全世界で1億部以上の出版部数を誇るJ・R・R・トールキンの「ホビットの冒険」を、「ロード・オブ・ザ・リング」(以下「LOTR」)シリーズのピーター・ジャクソン監督が完全映画化する新3部作の第1部から、本編シーンはもちろんメイキング映像、キャスト&スタッフによる撮影秘話までが盛り込まれた、13分にもおよぶ特別映像が公開された。
冒頭から、「『LOTR』を超える映像体験だ」とジャクソン監督が言い切る。フロド役のイライジャ・ウッドは「原作ファンも満足するよ」、主人公ビルボ役マーティン・フリーマンは「最高の冒険になる」、ガンダルフ役のイアン・マッケランは「中つ国をもっと体験できる」、そしてトーリン役のリチャード・アーミテージが「きっと何度も見たくなる」と絶賛の言葉を続ける。
「RETURN TO MIDDLE EARTH(また中つ国へ)」と銘打たれた同動画は、単なるメイキング映像にとどまらない内容の濃さ。「(撮影期間は)『LOTR』のときとまったく同じ266日。“一生に一度”の体験を二度したわけだ」と笑うジャクソン監督のほか、共同脚本家のフィリッパ・ボウエン、コンセプチュアル・デザイナーのアラン・リー、ジョン・ハウらスタッフが登場し、繁栄を極めていたドワーフ族の王国の背景や、ビルボが旅の仲間に加わる経緯などが語られていく。本編映像が出し惜しみなく紹介されたと思えば、そのままの流れで撮影風景が織り込まれ、舞台裏も垣間見られる。ガラドリエル役のケイト・ブランシェット、ゴラム役のアンディ・サーキス、エルロンド役のヒューゴ・ウィービング、そして「フロドの姿に戻ると、タイムマシンに乗った気がしたよ」と懐かしむウッドら、前3部作からの続投組もキャラクターを紹介する。
また、「LOTR」3部作のシーンを紹介しながら、「ホビット」で描かれる物語が前3部作につながっているという、ファン注目の側面もピックアップ。3部作にするには分量の少なかった原作を、「指輪物語」の追補篇を参考にすることによって、スケールアップさせることに成功したいきさつも語られている。ブランシェットも「両方の3部作を全部見たら、ピーターの見事な伏線のつながりが分かるわ」と言う。
終盤では、ドワーフ族を演じたキャストたちが、「全員の魂がこもったとても特別な作品だ」(ビフール役のウィリアム・キルシャー)、「子どもの時に驚嘆した感覚を思い出してほしい。この映画でまた味わえる」(ボフール役のジェームズ・ネスビット)と作品の見どころを続け、ボウエンは「ファンにはお馴染みの世界だけど、まったく思いがけない体験になる」と力を込める。
そして締めくくりは、ジャクソン監督の「一緒に冒険に乗り出そう」の言葉──ついに“新たな冒険”の幕が上がる!
※ファイル容量が大きいため、環境により再生までに多少時間がかかる場合があります。
約3カ月ぶりに到着したビデオログ第8弾は、サンディエゴで開催されたコミコンの模様から幕を開ける。同会場で上映された映像を「みんなにも少しだけお見せしよう」とピーター・ジャクソン監督が案内すると、「撮影終了まであと10日」とカウントダウンされ、「あと5日」からの様子が映し出される。
ドーリ役マーク・ハドロウやオイン役のジョン・カレン、ドワーリンに扮するグレアム・マクタビッシュ、ノーリ役ジェド・ブロフィー、オーリ役のアダム・ブラウンらドワーフ陣が撮影を振り返ると、エルフ王スランドゥイル(リー・ペイス)、魔法使いラダガスト(シルベスター・マッコイ)、バリー・ハンフリーズ演じる大ゴブリン(ゴブリン王)といったキャラクターたちにクローズアップ。「(『ロード・オブ・ザ・リング』の)ミナス・ティリスに匹敵する大きさ」(ジャクソン監督)という“谷間の町”や、炎や骨が設置されている“ゴブリンの町”のセットなどもあわせて紹介される。
ゴラムを演じているアンディ・サーキスが監督を兼ねる第2班の撮影最終日には、オーランド・ブルーム扮するエルフの王子レゴラスのアクションシーンを撮影。サーキス自身がサックスを演奏するなど、にぎやかな第2班の様子が綴られる。
「撮影で印象に残っている光景がある」と振り返るトーリン・オーケンシールド役リチャード・アーミテージの語りからはじまるパートでは、1年半にも渡って進められてきた「ホビット」撮影の様子を、スタッフ、キャストそれぞれが、「1日20人、述べ5000人の特殊メイクを担当したわ」(特殊メイクアーティスト)、「スマウグの巣穴で赤い絵の具が品切れになって、ドイツから取り寄せた」(小道具担当)、「35ミリフィルムで撮影していたら、全長は7000キロメートルになっていたよ」(ポスプロ・マネージャー)と振り返っていく。主人公ビルボを演じるマーティン・フリーマンは、「強い絆が生まれた。本当に長い時間を共に過ごしたからね、小さな軍隊みたいに」と、まるで家族のような関係となった仲間たちについて語っている。
そして、いよいよ266日におよんだ撮影の最終日の模様に。撮影機材が勇ましく搬入されると、ジャクソン監督がカチンコを鳴らして撮影開始。「他に撮影したいものがなければ、これで撮影終了だ」の言葉とともにクランクアップを迎えると、スタジオは大きな拍手と歓声に包まれる。ガンダルフ役のイアン・マッケランがジャクソン監督にトレードマークの帽子をプレゼントすると、お互いを抱きしめ合う。感動的な場面だ。
「最高のキャストとクルーにお礼を言いたい。監督というのは孤独な仕事だ。問題を抱え込んでしまうこともある。でもみんなのサポートのおかげで信頼する仲間たちがいることに気づけた。ほんとうに感謝している」と挨拶したジャクソン監督は、「本当にいい雰囲気の中で撮影ができた。このブログでその雰囲気を少しはみんなにも分けることができただろうか」と続ける。そして、「この後もポスト・プロダクションが続くんだ。さまざまなチャレンジが待っていると思う。またポスト・プロダクションで会おう」と結んでいる。
約3カ月ぶりに到着したビデオログ第8弾は、サンディエゴで開催されたコミコンの模様から幕を開ける。同会場で上映された映像を「みんなにも少しだけお見せしよう」とピーター・ジャクソン監督が案内すると、「撮影終了まであと10日」とカウントダウンされ、「あと5日」からの様子が映し出される。
ドーリ役マーク・ハドロウやオイン役のジョン・カレン、ドワーリンに扮するグレアム・マクタビッシュ、ノーリ役ジェド・ブロフィー、オーリ役のアダム・ブラウンらドワーフ陣が撮影を振り返ると、エルフ王スランドゥイル(リー・ペイス)、魔法使いラダガスト(シルベスター・マッコイ)、バリー・ハンフリーズ演じる大ゴブリン(ゴブリン王)といったキャラクターたちにクローズアップ。「(『ロード・オブ・ザ・リング』の)ミナス・ティリスに匹敵する大きさ」(ジャクソン監督)という“谷間の町”や、炎や骨が設置されている“ゴブリンの町”のセットなどもあわせて紹介される。
ゴラムを演じているアンディ・サーキスが監督を兼ねる第2班の撮影最終日には、オーランド・ブルーム扮するエルフの王子レゴラスのアクションシーンを撮影。サーキス自身がサックスを演奏するなど、にぎやかな第2班の様子が綴られる。
「撮影で印象に残っている光景がある」と振り返るトーリン・オーケンシールド役リチャード・アーミテージの語りからはじまるパートでは、1年半にも渡って進められてきた「ホビット」撮影の様子を、スタッフ、キャストそれぞれが、「1日20人、述べ5000人の特殊メイクを担当したわ」(特殊メイクアーティスト)、「スマウグの巣穴で赤い絵の具が品切れになって、ドイツから取り寄せた」(小道具担当)、「35ミリフィルムで撮影していたら、全長は7000キロメートルになっていたよ」(ポスプロ・マネージャー)と振り返っていく。主人公ビルボを演じるマーティン・フリーマンは、「強い絆が生まれた。本当に長い時間を共に過ごしたからね、小さな軍隊みたいに」と、まるで家族のような関係となった仲間たちについて語っている。
そして、いよいよ266日におよんだ撮影の最終日の模様に。撮影機材が勇ましく搬入されると、ジャクソン監督がカチンコを鳴らして撮影開始。「他に撮影したいものがなければ、これで撮影終了だ」の言葉とともにクランクアップを迎えると、スタジオは大きな拍手と歓声に包まれる。ガンダルフ役のイアン・マッケランがジャクソン監督にトレードマークの帽子をプレゼントすると、お互いを抱きしめ合う。感動的な場面だ。
「最高のキャストとクルーにお礼を言いたい。監督というのは孤独な仕事だ。問題を抱え込んでしまうこともある。でもみんなのサポートのおかげで信頼する仲間たちがいることに気づけた。ほんとうに感謝している」と挨拶したジャクソン監督は、「本当にいい雰囲気の中で撮影ができた。このブログでその雰囲気を少しはみんなにも分けることができただろうか」と続ける。そして、「この後もポスト・プロダクションが続くんだ。さまざまなチャレンジが待っていると思う。またポスト・プロダクションで会おう」と結んでいる。
「ホビット」3部作と国をあげてのタイアップを行っているニュージーランドだが、同作の舞台“中つ国”の公式エアラインとして位置付けられているニュージーランド航空が、遊び心にあふれた“ホビット版”機内安全ビデオを公開した。
映像は、「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」シリーズの製作スタジオWETAワークショップの協力のもとに製作され、ガラドリエル、レゴラス、アラゴルン“風”に扮した客室乗務員が、酸素マスクや救命胴衣など、機内の安全設備についての案内を行うもの。客席には両シリーズでお馴染みのエルフやドワーフ、ホビットのほか、オークやナズグルまでが大人しく座り、機内安全のデモンストレーションに協力している。
「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」の舞台“中つ国”のロケ地となったニュージーランドでは、ウェリントン国際空港に巨大ゴラムのオブジェ(手掛けたのは、WETAに在籍する日本人アーティストMasayuki Ohashi氏)や、ホビットの世界を再現したボーディング・ブリッジなどが設置され空港内がホビット色に彩られているほか、「ホビット」デザインの硬貨が発行されるなど、通常の映画作品を超えた大規模なタイアップが展開中だ。
映像は、「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」シリーズの製作スタジオWETAワークショップの協力のもとに製作され、ガラドリエル、レゴラス、アラゴルン“風”に扮した客室乗務員が、酸素マスクや救命胴衣など、機内の安全設備についての案内を行うもの。客席には両シリーズでお馴染みのエルフやドワーフ、ホビットのほか、オークやナズグルまでが大人しく座り、機内安全のデモンストレーションに協力している。
(左より)「ホビット」の撮影現場で打ち合わせ中のピーター・ジャクソン監督とマーティン・フリーマン [拡大画像] (C)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
また、「ホビット」3部作でメガホンをとるピーター・ジャクソン監督本人が登場し、「愛しいしと」と指輪をはめて姿を消したり、暗い機内の床を指輪を探してゴラムもうごめくという凝りよう。さらには、「指輪物語」「ホビットの冒険」の作者J・R・R・トールキンの2人の孫、マイク・トールキンとロイド・トールキン、「ホビット」でドワーフのフィーリを演じるディーン・オゴーマンまでキャスティングされた、ファン必見の内容となっている。「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」の舞台“中つ国”のロケ地となったニュージーランドでは、ウェリントン国際空港に巨大ゴラムのオブジェ(手掛けたのは、WETAに在籍する日本人アーティストMasayuki Ohashi氏)や、ホビットの世界を再現したボーディング・ブリッジなどが設置され空港内がホビット色に彩られているほか、「ホビット」デザインの硬貨が発行されるなど、通常の映画作品を超えた大規模なタイアップが展開中だ。
※ファイル容量が大きいため、環境により再生までに多少時間がかかる場合があります。
当初の2部作構想が3部作となることが発表され、全世界のファンを歓喜させた「ホビット」。ますます完成への期待が膨らむ同作だが、2カ月ぶりとなる待望のビデオログ第7弾が到着した。今回はスタジオ・ツアーを敢行。ピーター・ジャクソン監督の「ロケ地はもう紹介したから、今回は撮影スタジオを案内するよ」という挨拶とともに映像がスタートする。
その後は、助監督たちのオフィスや、スタントチーム、ヘアメイク、衣装、美術部門のそれぞれの拠点を案内。「左に見えるのがAスタジオ。(当時)最も広いスタジオで、『ロード・オブ・ザ・リング』のときはエルロンドの会議などのシーンに使ったね」「一番の広さを誇るKスタジオ。『キング・コング』の“K”さ」などのジャクソン監督のガイドも楽しい。
特殊な装置に乗ってスタジオを優雅に移動するビルボ役のマーティン・フリーマンや、「ホビット」に登場する武器を製作するWETAワークショップの工房などを案内し終えると、ラストでは驚きのカメラマン紹介が。それが誰なのかはビデオログを見てのお楽しみだが、その後に続くオマケ映像も見逃せないものとなっている。
当初の2部作構想が3部作となることが発表され、全世界のファンを歓喜させた「ホビット」。ますます完成への期待が膨らむ同作だが、2カ月ぶりとなる待望のビデオログ第7弾が到着した。今回はスタジオ・ツアーを敢行。ピーター・ジャクソン監督の「ロケ地はもう紹介したから、今回は撮影スタジオを案内するよ」という挨拶とともに映像がスタートする。
「ホビット 思いがけない冒険」 [拡大画像] (C)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
「ロード・オブ・ザ・リング」製作の際に「ペンキ工場の土地を買った」という撮影スタジオは、「キング・コング」製作の際にさらに増築し、いまや映画製作の一大拠点に。資料や脚本を管理している制作オフィスが紹介されると、キャストに配られるという脚本の修正版とともに、カメラは俳優たちが暮らすトレーラー・パークへと向かう。そこでは、ボフール役のジェームズ・ネスビッドが案内役。「長く暮らしているからね。自宅を思い出せるものを飾っているんだ」と、トレーラー内部を紹介してくれる。トレーラー・パークでは、バルド役のルーク・エバンスが、エイダン・ターナー(キーリ役)、スティーブン・ハンター(ボンブール役)、ディーン・オゴーマン(フィーリ役)も紹介する。その後は、助監督たちのオフィスや、スタントチーム、ヘアメイク、衣装、美術部門のそれぞれの拠点を案内。「左に見えるのがAスタジオ。(当時)最も広いスタジオで、『ロード・オブ・ザ・リング』のときはエルロンドの会議などのシーンに使ったね」「一番の広さを誇るKスタジオ。『キング・コング』の“K”さ」などのジャクソン監督のガイドも楽しい。
「ホビット 思いがけない冒険」 [拡大画像] (C)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
そして、「ホビット」のために建てられたという最新のFスタジオで、第1部に登場する「トロルの洞穴」シーンがこれから撮影されるという場面も。リハーサルに臨むガンダルフ役のイアン・マッケランの姿が垣間見られる。特殊な装置に乗ってスタジオを優雅に移動するビルボ役のマーティン・フリーマンや、「ホビット」に登場する武器を製作するWETAワークショップの工房などを案内し終えると、ラストでは驚きのカメラマン紹介が。それが誰なのかはビデオログを見てのお楽しみだが、その後に続くオマケ映像も見逃せないものとなっている。
※ファイル容量が大きいため、環境により再生までに多少時間がかかる場合があります。
「ホビット」の製作現場の様子が随時伝えられ、否が応でもファンの熱気を高めている「ホビット」ビデオログの第6弾が到着した。今回は12年に入ってから初めて公開された映像で、自らが案内役となっているピーター・ジャクソン監督の「今は(第2部の)『ゆきて帰りし物語』を撮影中なんだが、あっちのセットもこっちの大道具も13年まで見せられないんだ」という挨拶からスタートしている。
前回のロケ撮影レポートに続き、今回はその第2弾。ニュージーランドの地図上で撮影隊のルートを示しながら、ピオピオ、オハクネ、セントラル・オタゴ、ロック&ピラー山脈、クィーンズタウン、パラダイス、テ・アナウなどなど、ニュージーランド全域を駆けめぐる壮大なロケ撮影の様子が伝えられる。
ジャクソン監督がこれだけの大規模ロケにこだわるのも「スタジオ撮影の方が楽だけど、この景色はセットでは再現できない」という想いから。原始的な植物が残る世界で2番目に古い国立公園でもあるルアペフ山や、美しい氷原が広がるアーンスロー・バーンなど、ドワーフのオーリ役アダム・ブラウンやノーリ役のジェド・ブロディらが、「ここの風景が実在の風景だなんて信じられない。セットの方が現実っぽく見える」とため息を漏らす“絶景”の数々が披露されている。
2班に分かれて北島と南島くまなく撮影してきた撮影隊は、ちょうど行程の半分が終了した第127日目に合流したそうで、「記念にパーカーを作った」(ジャクソン監督)とのこと。ゴラム役で第2班監督でもあるアンディ・サーキスが、「『ロード・オブ・ザ・リング』の時は133日間で3作も撮ったのに、今回は2作でもう127日目だ。どうしてそんなに時間が掛かってるんだ?」と質問をぶつけると、「そんなの簡単さ」とジャクソン監督。「10年前より動きが遅くなった(笑)」と監督らしいお茶目な返しを見せている(手にしているのは、ガンダルフの杖?)。
ロケ撮影を終えた一行はウェリントンに帰着し、いよいよ撮影も第3ブロック目、残り100日を迎える。「また近いうちに報告するよ」という監督の言葉と「WELCOME TO BLOCK THREE(第3ブロックへようこそ)」というメッセージで締めくくられている。
「ホビット」の製作現場の様子が随時伝えられ、否が応でもファンの熱気を高めている「ホビット」ビデオログの第6弾が到着した。今回は12年に入ってから初めて公開された映像で、自らが案内役となっているピーター・ジャクソン監督の「今は(第2部の)『ゆきて帰りし物語』を撮影中なんだが、あっちのセットもこっちの大道具も13年まで見せられないんだ」という挨拶からスタートしている。
前回のロケ撮影レポートに続き、今回はその第2弾。ニュージーランドの地図上で撮影隊のルートを示しながら、ピオピオ、オハクネ、セントラル・オタゴ、ロック&ピラー山脈、クィーンズタウン、パラダイス、テ・アナウなどなど、ニュージーランド全域を駆けめぐる壮大なロケ撮影の様子が伝えられる。
ジャクソン監督がこれだけの大規模ロケにこだわるのも「スタジオ撮影の方が楽だけど、この景色はセットでは再現できない」という想いから。原始的な植物が残る世界で2番目に古い国立公園でもあるルアペフ山や、美しい氷原が広がるアーンスロー・バーンなど、ドワーフのオーリ役アダム・ブラウンやノーリ役のジェド・ブロディらが、「ここの風景が実在の風景だなんて信じられない。セットの方が現実っぽく見える」とため息を漏らす“絶景”の数々が披露されている。
2班に分かれて北島と南島くまなく撮影してきた撮影隊は、ちょうど行程の半分が終了した第127日目に合流したそうで、「記念にパーカーを作った」(ジャクソン監督)とのこと。ゴラム役で第2班監督でもあるアンディ・サーキスが、「『ロード・オブ・ザ・リング』の時は133日間で3作も撮ったのに、今回は2作でもう127日目だ。どうしてそんなに時間が掛かってるんだ?」と質問をぶつけると、「そんなの簡単さ」とジャクソン監督。「10年前より動きが遅くなった(笑)」と監督らしいお茶目な返しを見せている(手にしているのは、ガンダルフの杖?)。
ロケ撮影を終えた一行はウェリントンに帰着し、いよいよ撮影も第3ブロック目、残り100日を迎える。「また近いうちに報告するよ」という監督の言葉と「WELCOME TO BLOCK THREE(第3ブロックへようこそ)」というメッセージで締めくくられている。
※ファイル容量が大きいため、環境により再生までに多少時間がかかる場合があります。
ピーター・ジャクソン自らが最新情報を伝える、「ホビット」ビデオログ第5弾が到着した。今回はスタジオを飛び出して、「壮大な自然の中で撮影するのは最高だね」と監督も大満足のロケ地から届けられるレポートの第1回目。“映画史上初”ともいえる大規模ロケの一端が明らかにされる。
「美しい風景と雄大な自然が(『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズが)ファンを魅了する理由」と分析するジャクソン監督の思惑もあり、今回もニュージーランド全土でロケ撮影が行われているが、ビデオログの前半では、その驚くほどの規模の大きさが解説される。
2班に分かれたロケ隊は、第1班が約500人、第2班が約200人というもの。「必要な物はすべて運ぶ」という布陣は、ロケ地に電源を供給して調理場や食堂、トイレまでを設置するほどの大所帯。スタッフがどれほどの機材を積み込んでいくかを解説するほか、49匹の羊や15羽のニワトリなど、連れて行く家畜の様子までが伝えられる。その規模は大型トラックを筆頭とした、車輌140台分。「まるで大サーカスの移動」と語られるのもうなずける。荷が降ろされた先では、数千立方メートルもの土砂が動かされ、「サッカー場2つ分」の一大撮影キャンプが構築されるのだ。
後半では、前3部作のあとに一大観光地となった“ホビトン”に再び作られた“ホビット村”を紹介。美術班と植栽班が2年かけて作った美しい風景を前に、ジャクソン監督が「2度と戻れないと思っていた場所だ。感慨深いよ」と、00年の「ロード・オブ・ザ・リング」3部作撮影時の映像と11年の映像をオーバーラップさせながら心境を語っている。
さらには、イライジャ・ウッドもフロドの衣装で登場。初めて同地を訪れたときから11年を経た自分を振り返りながら、「(ホビトンの風景を)初めて見たときは感動した。あの時の気持ちは決して忘れない。思い出と歴史が詰まった場所なんだ」との想いを明かしている。
なお、11年に撮影された映像は今回で最後。次回からは12年に入ってから撮影されたレポートが届けられる。
ピーター・ジャクソン自らが最新情報を伝える、「ホビット」ビデオログ第5弾が到着した。今回はスタジオを飛び出して、「壮大な自然の中で撮影するのは最高だね」と監督も大満足のロケ地から届けられるレポートの第1回目。“映画史上初”ともいえる大規模ロケの一端が明らかにされる。
「美しい風景と雄大な自然が(『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズが)ファンを魅了する理由」と分析するジャクソン監督の思惑もあり、今回もニュージーランド全土でロケ撮影が行われているが、ビデオログの前半では、その驚くほどの規模の大きさが解説される。
2班に分かれたロケ隊は、第1班が約500人、第2班が約200人というもの。「必要な物はすべて運ぶ」という布陣は、ロケ地に電源を供給して調理場や食堂、トイレまでを設置するほどの大所帯。スタッフがどれほどの機材を積み込んでいくかを解説するほか、49匹の羊や15羽のニワトリなど、連れて行く家畜の様子までが伝えられる。その規模は大型トラックを筆頭とした、車輌140台分。「まるで大サーカスの移動」と語られるのもうなずける。荷が降ろされた先では、数千立方メートルもの土砂が動かされ、「サッカー場2つ分」の一大撮影キャンプが構築されるのだ。
後半では、前3部作のあとに一大観光地となった“ホビトン”に再び作られた“ホビット村”を紹介。美術班と植栽班が2年かけて作った美しい風景を前に、ジャクソン監督が「2度と戻れないと思っていた場所だ。感慨深いよ」と、00年の「ロード・オブ・ザ・リング」3部作撮影時の映像と11年の映像をオーバーラップさせながら心境を語っている。
さらには、イライジャ・ウッドもフロドの衣装で登場。初めて同地を訪れたときから11年を経た自分を振り返りながら、「(ホビトンの風景を)初めて見たときは感動した。あの時の気持ちは決して忘れない。思い出と歴史が詰まった場所なんだ」との想いを明かしている。
なお、11年に撮影された映像は今回で最後。次回からは12年に入ってから撮影されたレポートが届けられる。
「ホビット」2部作の製作現場から、メガホンをとるピーター・ジャクソン自らが最新情報を伝える「ホビット」ビデオログ。大好評の動画レポート、待望の第4弾が到着した。今回は、シリーズ初となる“3D”を大特集。「夢が叶った」とジャクソン監督も興奮する3D撮影について、技術的ノウハウに迫るレポートとなっている。
倉庫にずらっと並ぶカメラは48台のレッド社の“エピック”。前3部作時には見送られていた3D撮影だったが、その後カメラの小型化が進み、「3Dのために撮影手法を制限したくなかった」というジャクソンの希望を見事にクリア。手持ちカメラからクレーンに至るまで、多岐にわたる機材が導入されている。そのカメラにはそれぞれ名前が付けられているそうで、監督の祖父や父、プロデューサーの祖母、そして飼い犬の名前に至るまで、次々に紹介されていく様子が笑いを誘う(なかには、あの伝説的なバンドメンバーの名を持つ4台のカメラまで!)。
「スクリーンが切り取られて、そこから世界を覗いているようだ」と監督が表現するその映像は、フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ“4K”のさらに上を行く“5K”撮影のたまもの。通常の映画の倍である秒間48フレーム、撮影と同時進行で立体にする作業ができることもあり、現実世界のように感じられるというのだ。ビデオログには、現場を訪れた前3部作からの続投キャスト(誰かは映像をお楽しみに)が3Dメガネで映像を確認し、「すごい迫力だ」と驚いている姿も収められている。
その後は、鮮明な3D映像に対応するために工夫を重ねた、美術部門やメイクアップ部門を紹介。監督にイメージを伝えるために、コンセプト・アートまで赤と青の3Dバージョンで制作している様子が伝えられる。最新鋭の機材とクリエイターたちの総力により臨場感あふれる映像世界が追及され、観客は「ホビット」の幻想的な世界にまさに“踏み込む”体験をするに違いない。
ジャクソン監督によれば「この後は、スタジオを離れて数カ月間のロケ撮影に向かう。次は、ニュージーランドのロケ地からお届けするよ」とのことだ。
倉庫にずらっと並ぶカメラは48台のレッド社の“エピック”。前3部作時には見送られていた3D撮影だったが、その後カメラの小型化が進み、「3Dのために撮影手法を制限したくなかった」というジャクソンの希望を見事にクリア。手持ちカメラからクレーンに至るまで、多岐にわたる機材が導入されている。そのカメラにはそれぞれ名前が付けられているそうで、監督の祖父や父、プロデューサーの祖母、そして飼い犬の名前に至るまで、次々に紹介されていく様子が笑いを誘う(なかには、あの伝説的なバンドメンバーの名を持つ4台のカメラまで!)。
「スクリーンが切り取られて、そこから世界を覗いているようだ」と監督が表現するその映像は、フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ“4K”のさらに上を行く“5K”撮影のたまもの。通常の映画の倍である秒間48フレーム、撮影と同時進行で立体にする作業ができることもあり、現実世界のように感じられるというのだ。ビデオログには、現場を訪れた前3部作からの続投キャスト(誰かは映像をお楽しみに)が3Dメガネで映像を確認し、「すごい迫力だ」と驚いている姿も収められている。
その後は、鮮明な3D映像に対応するために工夫を重ねた、美術部門やメイクアップ部門を紹介。監督にイメージを伝えるために、コンセプト・アートまで赤と青の3Dバージョンで制作している様子が伝えられる。最新鋭の機材とクリエイターたちの総力により臨場感あふれる映像世界が追及され、観客は「ホビット」の幻想的な世界にまさに“踏み込む”体験をするに違いない。
ジャクソン監督によれば「この後は、スタジオを離れて数カ月間のロケ撮影に向かう。次は、ニュージーランドのロケ地からお届けするよ」とのことだ。
ピーター・ジャクソン監督自らが「ホビット」2部作製作の模様を伝える、「ホビット」ビデオブログ。「早く観たい!」とファンをワクワクさせている動画の第3弾が到着した。
今回も見どころが満載。ジャクソン監督が対談相手のアンディ・サーキスを探してスタジオをさまよう小芝居風のオープニングが、「007」シリーズの聖地であるパインウッド・スタジオというのも驚きだが、その後には、撮影3日目に行なわれた重要なシーン、ゴラムとビルボが出会う洞穴での様子が続く。モーション・キャプチャーのセンサーを身体中に付け、アンディ・サーキスがゴラムそのままの動きを見せる。サーキスは、「モノマネしているみたいな不思議な気分だった」と語り、ジャクソンは「(ビルボ役の)マーティンが初めて演技する相手が君だったなんて気の毒だよ」と笑う。
ジャクソンが「映画化を敬遠していた理由」として挙げている、13人のドワーフも大フィーチャー。ボンブール役のスティーブン・ハンター、ノーリ役のジェド・ブロフィー、ボフール役のジェームズ・ネズビットらドワーフ役の面々が登場し、キャラクターの紹介や撮影の苦労を明かしている。さらには、13人のドワーフが集結した袋小路屋敷での食事シーンの際に、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作でドワーフのギムリを演じたジョン・リス=デイビスが表敬訪問。ギムリの父親グローイン役のピーター・ハンブルトンと「父さん!」「我が息子よ!」と抱き合うシーンが微笑ましい。
「彼らと会うとまるで映画の中にいるみたいだ」とジャクソン監督自身が漏らす、ヒューゴ・ウィービング演じるエルロンドや、ケイト・ブランシェットのガラドリエルの撮影風景も網羅。ラストには、あっと驚く“あの人物”も登場し……今回もファン必見の動画レポートとなっている。
今回も見どころが満載。ジャクソン監督が対談相手のアンディ・サーキスを探してスタジオをさまよう小芝居風のオープニングが、「007」シリーズの聖地であるパインウッド・スタジオというのも驚きだが、その後には、撮影3日目に行なわれた重要なシーン、ゴラムとビルボが出会う洞穴での様子が続く。モーション・キャプチャーのセンサーを身体中に付け、アンディ・サーキスがゴラムそのままの動きを見せる。サーキスは、「モノマネしているみたいな不思議な気分だった」と語り、ジャクソンは「(ビルボ役の)マーティンが初めて演技する相手が君だったなんて気の毒だよ」と笑う。
ジャクソンが「映画化を敬遠していた理由」として挙げている、13人のドワーフも大フィーチャー。ボンブール役のスティーブン・ハンター、ノーリ役のジェド・ブロフィー、ボフール役のジェームズ・ネズビットらドワーフ役の面々が登場し、キャラクターの紹介や撮影の苦労を明かしている。さらには、13人のドワーフが集結した袋小路屋敷での食事シーンの際に、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作でドワーフのギムリを演じたジョン・リス=デイビスが表敬訪問。ギムリの父親グローイン役のピーター・ハンブルトンと「父さん!」「我が息子よ!」と抱き合うシーンが微笑ましい。
「彼らと会うとまるで映画の中にいるみたいだ」とジャクソン監督自身が漏らす、ヒューゴ・ウィービング演じるエルロンドや、ケイト・ブランシェットのガラドリエルの撮影風景も網羅。ラストには、あっと驚く“あの人物”も登場し……今回もファン必見の動画レポートとなっている。
「ホビット」ビデオログ、早くもその第2弾が到着した。今回は、ゴラム役で妙演を見せるアンディ・サーキスが、ビルボの家のセットで待ち受けるピーター・ジャクソンを訪れ、対談形式で製作の模様が紹介される。
前回の動画では撮影初日の様子が伝えられたが、動画の冒頭ではすでにブロック1(撮影の第1期間)の最終日。「カット!」を告げるジャクソン監督が映ったと思いきや、第2班の監督の座にはアンディ・サーキスの姿が! そう、今回はサーキスが監督業にも関わっているのだ。
「ホビット」2部作の製作は、約250日の撮影期間を3つのブロックに区切って進められているが、監督であるジャクソンに休みはなし。イアン・マッケランなど出演陣や主要スタッフの“休暇の過ごし方”が次々と伝えられるなか、ジャクソンの「次の脚本の打ち合わせもあるし、その間に編集もするし、映画自体の製作は続いているから……目が回りそうだよ」という、どこか嬉しそうなぼやきもうかがうことができる。
そして、次の撮影時期のための重要な準備としてロケハンの模様が続く。ヘリコプター5機に分乗した総勢17名による30カ所のロケ地探しは、壮観そのもの。延々と広がる草原や森、そびえ立つ雪山や岩山を訪れては、ジャクソン監督が膨らませたイメージを語る。超大作の製作ならではの醍醐味が伝わってくるレポートだ。
ジャクソン監督は言う、「『ロード・オブ・ザ・リング』(に登場する風景)は序の口だよ」。「ホビット」では、新たにどんな荘厳な風景に出会えるのか。ますます期待が膨らむのは確実だ。
前回の動画では撮影初日の様子が伝えられたが、動画の冒頭ではすでにブロック1(撮影の第1期間)の最終日。「カット!」を告げるジャクソン監督が映ったと思いきや、第2班の監督の座にはアンディ・サーキスの姿が! そう、今回はサーキスが監督業にも関わっているのだ。
「ホビット」2部作の製作は、約250日の撮影期間を3つのブロックに区切って進められているが、監督であるジャクソンに休みはなし。イアン・マッケランなど出演陣や主要スタッフの“休暇の過ごし方”が次々と伝えられるなか、ジャクソンの「次の脚本の打ち合わせもあるし、その間に編集もするし、映画自体の製作は続いているから……目が回りそうだよ」という、どこか嬉しそうなぼやきもうかがうことができる。
そして、次の撮影時期のための重要な準備としてロケハンの模様が続く。ヘリコプター5機に分乗した総勢17名による30カ所のロケ地探しは、壮観そのもの。延々と広がる草原や森、そびえ立つ雪山や岩山を訪れては、ジャクソン監督が膨らませたイメージを語る。超大作の製作ならではの醍醐味が伝わってくるレポートだ。
ジャクソン監督は言う、「『ロード・オブ・ザ・リング』(に登場する風景)は序の口だよ」。「ホビット」では、新たにどんな荘厳な風景に出会えるのか。ますます期待が膨らむのは確実だ。
現在ニュージーランドで着々と製作が進んでいる「ホビット」2部作。その現場の模様を、ピーター・ジャクソン監督自らがレポーターとして登場して伝える特別映像、「『ホビット』ビデオログ」の第1弾が到着した。
今回の動画で伝えられるのは、撮影直前のプリ・プロダクションと撮影初日の模様。戦闘シーンの打ち合わせや稽古の様子、衣装部門の製作現場が映し出されるほか、「ロード・オブ・ザ・リング」の撮影時と同じスタジオに再現された、ホビット庄の袋小路屋敷やエルロンドの館を案内していく(「まるで映画の世界に入り込んだみたいだ」と漏らす、ジャクソン監督の言葉も印象深い)。
また、ガンダルフを演じるイアン・マッケランの普段着姿や、「もしかしてこの映画でのメーキャップは、僕が初めてなの?」と話すゴラム役のアンディ・サーキスも登場。ファンの期待が、否が応でも高まるのは確実だ。
撮影初日は、スタジオの大ステージでニュージーランドらしくマオリ族の歓迎の式典が開催。出演陣のあいさつに続き、ジャクソン監督による「『ロード・オブ・ザ・リング』の世界に戻ることに、実はずっと消極的でした。ですが、今ではすっかり考えが変わりました。映画製作は大変ですが、仲間に恵まれれば楽しくなります。本作品では懐かしいメンバーが再会し、新たな友人たちも加わりました。全員の力を組み合わせるのが楽しみです」との決意表明で締めくくられている。
「ホビット通信」では、今後も「ホビット」ビデオログを継続して配信の予定。第2弾、第3弾も待機中につき、乞うご期待!
今回の動画で伝えられるのは、撮影直前のプリ・プロダクションと撮影初日の模様。戦闘シーンの打ち合わせや稽古の様子、衣装部門の製作現場が映し出されるほか、「ロード・オブ・ザ・リング」の撮影時と同じスタジオに再現された、ホビット庄の袋小路屋敷やエルロンドの館を案内していく(「まるで映画の世界に入り込んだみたいだ」と漏らす、ジャクソン監督の言葉も印象深い)。
また、ガンダルフを演じるイアン・マッケランの普段着姿や、「もしかしてこの映画でのメーキャップは、僕が初めてなの?」と話すゴラム役のアンディ・サーキスも登場。ファンの期待が、否が応でも高まるのは確実だ。
撮影初日は、スタジオの大ステージでニュージーランドらしくマオリ族の歓迎の式典が開催。出演陣のあいさつに続き、ジャクソン監督による「『ロード・オブ・ザ・リング』の世界に戻ることに、実はずっと消極的でした。ですが、今ではすっかり考えが変わりました。映画製作は大変ですが、仲間に恵まれれば楽しくなります。本作品では懐かしいメンバーが再会し、新たな友人たちも加わりました。全員の力を組み合わせるのが楽しみです」との決意表明で締めくくられている。
「ホビット通信」では、今後も「ホビット」ビデオログを継続して配信の予定。第2弾、第3弾も待機中につき、乞うご期待!
「ホビット 思いがけない冒険」「ホビット ゆきて帰りし物語」──ファン待望、「ロード・オブ・ザ・リング」の前章となるJ・R・R・トールキン著「ホビットの冒険」が、ついに2部作として完全映画化を果たす。
そして4月からは、「ROAD TO THE HOBBIT~『ホビット』2部作への道~」と題して、「ホビット」2部作の総力特集を月イチで展開。アカデミー賞にも輝いた傑作ファンタジー「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの徹底復習から、最新作「ホビット 思いがけない冒険」の直前特集に至るまで、映画.comの総力を結集して、ファンとともに作品を盛り上げていく予定だ。
去る1月10日には、前編「ホビット 思いがけない冒険」の予告編が公開された。イアン・ホルム扮するビルボ・バギンズが、フロドへ冒険譚を語りかける形でスタートする同予告編では、BBCの人気ドラマ「SHERLOCK」のワトソン役で知られるイギリス出身の気鋭俳優マーティン・フリーマンが演じる、若かりしビルボが登場。平和なホビット庄で安穏と暮らす彼を、魔法使“灰色の”ガンダルフ(イアン・マッケラン)が冒険の旅へと誘う姿が描かれている。
また、ニュージーランドで撮影された美しい“中つ国”の景色や、暗闇の中を警戒するガンダルフの不穏なシーン、ホビット、ドワーフらが入り乱れる戦闘シーンなども登場。ケイト・ブランシェットが演じるエルフの実力者ガラドリエルとガンダルフの対面や、裂け谷に保管されている折れた“王の剣”(後にアラゴルンが持つことになる剣、アンドゥリル)にビルボが近づく姿や、後にフロドに託す“つらぬき丸”を見つめるビルボなど、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のファンならニヤリとする場面も垣間見ることができる。
さらには最後では、「ホビット」2部作と前3部作をつなぐ最重要キャラクター、ゴラム(アンディ・サーキス)が登場。BGMが前3部作で使われたフレーズを奏でる凝りようで、ガンダルフが「無事に戻れても、すべてが変わる」と語る、指輪をめぐる壮大な冒険を予感させるものとなっている。
ちなみに前3部作からの続投キャストは、現在のところ前述のホルム(ビルボ)、マッケラン(ガンダルフ)、ブランシェット(ガラドリエル)、サーキス(ゴラム)に加えて、レゴラス役のオーランド・ブルーム、サルマン役のクリストファー・リー、エルロンド役のヒューゴ・ウィービング、フロド役のイライジャ・ウッドと発表されている。
「ホビット 思いがけない冒険」 [拡大画像] (C)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
映画.comでは、12月14日からスタートするこの2部作の公開に先がけ、「ホビット」関連ニュースを網羅するニュースサイト「ホビット通信」をオープン。「ホビット」2部作にまつわるさまざまなニュースをお届けしていく。さらには、ここでしか手に入らない激レアのプレミアム情報を独占配信することも予定。詳細はまだ明らかにできないが、「ホビット」および「ロード・オブ・ザ・リング」ファンは、心して「ホビット通信」をチェックしていてほしい。なお、「ホビット通信」に掲載されたニュースは、映画.comのツイッター・アカウント(@eigacom)でもヘッドラインを同時配信。こちらの活用もお忘れなく。そして4月からは、「ROAD TO THE HOBBIT~『ホビット』2部作への道~」と題して、「ホビット」2部作の総力特集を月イチで展開。アカデミー賞にも輝いた傑作ファンタジー「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの徹底復習から、最新作「ホビット 思いがけない冒険」の直前特集に至るまで、映画.comの総力を結集して、ファンとともに作品を盛り上げていく予定だ。
去る1月10日には、前編「ホビット 思いがけない冒険」の予告編が公開された。イアン・ホルム扮するビルボ・バギンズが、フロドへ冒険譚を語りかける形でスタートする同予告編では、BBCの人気ドラマ「SHERLOCK」のワトソン役で知られるイギリス出身の気鋭俳優マーティン・フリーマンが演じる、若かりしビルボが登場。平和なホビット庄で安穏と暮らす彼を、魔法使“灰色の”ガンダルフ(イアン・マッケラン)が冒険の旅へと誘う姿が描かれている。
「ホビット ゆきて帰りし物語」 [拡大画像] (C)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
続くシーンでは、冒険を恐れて同行をしぶるビルボに、ガンダルフが屈強な13人のドワーフを紹介。戦士トーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミテージ)を隊長とし、キーリ(エイダン・ターナー)、フィーリ(ディーン・オゴーマン)、オイン(ジョン・カレン)、グローイン(ピーター・ハンブルトン)、ドワーリン(グレアム・マクタビッシュ)、バーリン(ケン・ストット)、ビフール(ウィリアム・キルシャー)、ボフール(ジェームズ・ネズビット)、ボンブール(スティーブン・ハンター)、ドーリ(マーク・ハドロー)、ノーリ(ジェド・ブロフィー)、オーリ(アダム・ブラウン)の仲間が次々と紹介されていく。また、ニュージーランドで撮影された美しい“中つ国”の景色や、暗闇の中を警戒するガンダルフの不穏なシーン、ホビット、ドワーフらが入り乱れる戦闘シーンなども登場。ケイト・ブランシェットが演じるエルフの実力者ガラドリエルとガンダルフの対面や、裂け谷に保管されている折れた“王の剣”(後にアラゴルンが持つことになる剣、アンドゥリル)にビルボが近づく姿や、後にフロドに託す“つらぬき丸”を見つめるビルボなど、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のファンならニヤリとする場面も垣間見ることができる。
さらには最後では、「ホビット」2部作と前3部作をつなぐ最重要キャラクター、ゴラム(アンディ・サーキス)が登場。BGMが前3部作で使われたフレーズを奏でる凝りようで、ガンダルフが「無事に戻れても、すべてが変わる」と語る、指輪をめぐる壮大な冒険を予感させるものとなっている。
ちなみに前3部作からの続投キャストは、現在のところ前述のホルム(ビルボ)、マッケラン(ガンダルフ)、ブランシェット(ガラドリエル)、サーキス(ゴラム)に加えて、レゴラス役のオーランド・ブルーム、サルマン役のクリストファー・リー、エルロンド役のヒューゴ・ウィービング、フロド役のイライジャ・ウッドと発表されている。