リリー・グラッドストーン、ボーウェン・ヤンが「ウェディング・バンケット」リメイク版に主演

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「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたリリー・グラッドストーンと、「サタデー・ナイト・ライブ」のキャストでコメディ映画「ファイアー・アイランド」がヒットしたボーウェン・ヤンが、アン・リー監督の「ウェディング・バンケット」をリメイクする新作に主演することがわかった。

アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた1993年の映画「ウェディング・バンケット」は、アメリカに帰化した台湾出身の青年のもとに、息子がゲイと知らない両親が台湾からやってくることになり、青年は両親を安心させるためグリーンカード目当ての中国人女性と偽装結婚することになるが……というロマンティックコメディだ。

米バラエティによれば、リメイク版は「ファイアー・アイランド」のアンドリュー・アンが監督。アン監督とオリジナル版「ウェディング・バンケット」の共同脚本家ジェームズ・シェイマスが脚本を執筆した。新作は、恋人にプロポーズを断られたミンが、グリーンカード取得のため親友アンジェラに結婚と引き換えに彼女のパートナーの体外受精に協力すると持ちかけるが、ミンの祖母が韓国から結婚を祝うためやってきたことで騒動が起こる、というストーリーのようだ。

新作はグラッドストーンとヤンのほかに、ケリー・マリー・トラン（「スター・ウォーズ　最後のジェダイ」）、オスカー女優のユン・ヨジョン（「ミナリ」）、ジョアン・チェン（「ラストエンペラー」）が出演する。5月にバンクーバーでクランクインし、2025年に全米で劇場公開の予定。