「世界にひとつのプレイブック」デビッド・O・ラッセル監督の新作にウィル・フェレルが主演

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「世界にひとつのプレイブック」「アメリカン・ハッスル」のデビッド・O・ラッセルが監督する米アマゾン／MGMの新作「Madden（原題）」に、ウィル・フェレルが主演することがわかった。フェレルはアメリカンフットボールの名コーチ、解説者として活躍したジョン・マッデン氏を演じる。

米Deadlineによれば、本作はカムブロン・クラークが執筆しブラックリスト（製作前の優秀脚本リスト）に選出された作品で、ラッセル監督がリライトした。プライム・ビデオ・スポーツのオリジナル作品として製作される。

マッデン氏は、1976年にヘッドコーチとしてNFLのオークランド・レイダース（現ラスベガス・レイダース）を初のスーパーボウル優勝に導いた。退任後は飾らない人柄でテレビ解説者として絶大な人気を集め、監修と実況の声を担当したゲームシリーズ「マッデンNFL」が大ヒット。06年にプロフットボール殿堂入りを果たし、2021年に85歳で死去した。新作「Madden（原題）」はニューヨーク・ジャイアンツ会長のスティーブ・ティッシュがプロデュースする。

フェレルは現在、リース・ウィザースプーンと主演するアマゾンの新作コメディ映画「You’re Cordially Invited（原題）」（ニコラス・ストーラー監督）を撮影している。また、グレタ・ガーウィグ監督、マーゴット・ロビー主演の新作「バービー」にマテル社CEO役で出演しており、同作は7月21日全米公開、8月11日日本公開。ラッセル監督は「Madden（原題）」のほかに、サシャ・バロン・コーエン、キキ・パーマー主演の新作「Super Toys（原題）」も待機している。