「ジョン・ウィック　コンセクエンス」大ヒットスタート！　シリーズ最高のオープニング成績に【全米映画ランキング】

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3月4週目の北米映画市場の興行成績は、2023年に入って2番目に好調な結果となりました。この週は、興収ランキングトップ10入りを果たした唯一の新作として、ライオンズゲートの「ジョン・ウィック」シリーズ第4弾「ジョン・ウィック　コンセクエンス」が首位を飾りました。週末3日間で興収7350万ドルをあげ、23年公開作品のオープニング興収で2位、シリーズ作品としては最高の成績に。シリーズ最大のオープニング成績を記録していた前作「ジョン・ウィック　パラベラム」を大幅に上回る大ヒットスタートを切りました。

シリーズを通して、キアヌ・リーブス（「マトリックス レザレクションズ」）が、凄腕の殺し屋たちを相手に、世界をまたにかけた戦いを繰り広げるロシアの伝説の殺し屋、ジョン・ウィックを演じています。先日逝去したランス・レディックさん（ドラマ「THE WIRE ザ・ワイヤー」）がホテルのコンシェルジュのチャロン役、ローレンス・フィッシュバーン（「運び屋」）が、ジョンの裏社会の盟友バワリー・キング役で共演。さらに、ジョンの旧友ですが、ジョン殺害のために強引に駆り出される盲目の暗殺者ケイン役のドニー・イェン（「トリプルX 再起動」）、同じくジョンの旧友シマヅ役の真田広之（「47RONIN」）が出演しています。リーブスが製作に名を連ね、シリーズおなじみのチャド・スタエルスキが監督、ダン・ローストセン（「シェイプ・オブ・ウォーター」）が撮影を担当しました。

ワーナー・ブラザースによるDCヒーロー映画「シャザム！　神々の怒り」は、最大の上映館数を誇りながらも、2位にランクダウン。週末3日間の興収は970万ドルを記録しました。累計興収は4600万ドルで、製作費1億1000万ドルには程遠い状況です。

パラマウントの大ヒットホラー「スクリーム」シリーズ第6弾「Scream VI（原題）」は、3位にランクダウン。週末3日間で興収840万ドルをあげました。23年公開作品のなかでは、間もなく「M3GAN ミーガン」を上回り、「ジョン・ウィック　コンセクエンス」に抜かれ、4位となる見通しです。この週は、トップ10作品の半分以上をシリーズ続編が占める結果となりました。