ジャレッド・レトが日本でヤクザに！「アウトサイダー」3月9日全世界配信

(C)Netflix

［映画.com ニュース］　オスカー俳優のジャレッド・レト主演で、第2次大戦後の大阪を舞台にしたNetflixオリジナル映画「アウトサイダー」が、3月9日から全世界同時配信されることが決定。レトと浅野忠信、椎名桔平、忽那汐里、大森南朋、田中泯が共演する。あわせて、レト演じる主人公が日本で極道の世界に入っていく様子や、日本人キャストが英語と日本語を使い分けて演じる姿を収めた予告編と、体中に和彫りの刺青を入れたレトなどを切り取った場面カットが公開された。

映画は、捕虜となり刑務所にいたアメリカ人兵士ニック・ローウェルが、同房者・清の助けで自由の身となり、借りを返すためヤクザとして日本の闇社会に潜り込んでいく様子を描いたクライムドラマ。第89回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたデンマーク・ドイツ合作映画「ヒトラーの忘れもの」のマーチン・ピータ・サンフリト監督が、全編日本ロケで撮りあげた。

ニック役にレト、清役に浅野、清の兄弟分であるオロチ役に椎名、清の妹でニックが愛するヒロイン美由役に忽那、ニックが杯を交わす大阪の白松組組長役に田中、神戸の新興勢力を率いる勢津ヒロミツ役に大森が扮する。

予告編は、清に“仕事”を頼まれたニックが工場の一室でアメリカ人を撲殺し、返り血を浴びるシーンからスタート。ヤクザとして生きる覚悟を決めたニックが、それを疎ましく思うオロチに嫉妬の目を向けられる場面や、清に「ヤクザに愛なんて許されない」と諭されながらも美由への思いを募らせる姿、徐々に闇社会でのし上がっていく様子が描かれている。Netflix Japanの公式YouTubeチャンネル（https://www.youtube.com/watch?v=s0oKSZYi9r8&feature=youtu.be）で公開中。

「アウトサイダー」は、Netflixで3月9日から全世界同時配信。