リュック・ベッソン最新作「ヴァレリアン」、7分超ものメイキング映像公開！

2018年3月2日 12:00

［映画.com ニュース］　リュック・ベッソン監督の最新作「ヴァレリアン　千の惑星の救世主」の7分超にもわたるメイキング特別映像が、公開された。

西暦2740年、宇宙の平和を守る連邦捜査官のヴァレリアン（デイン・デハーン）と相棒のローレリーヌ（カーラ・デルビーニュ）が、銀河の危機を救うために大冒険を繰り広げるさまを描く。「シン・シティ」のクライブ・オーウェン、「バトルシップ」のリアーナ、「マグニフィセント・セブン」のイーサン・ホーク、「トリプルX 再起動」のクリス・ウー、「アトミック・ブロンド」のジョン・グッドマン、「狼よさらば」のハービー・ハンコック、「ブレードランナー」のルトガー・ハウアーら豪華キャストが顔をそろえた。

映像は、ベッソン監督、デハーン、デルビーニュが談笑する場面から始まる。その後、ローレリーヌが華麗な回し蹴りを決めるシーンやヴァレリアンが二刀流で戦うシーンの練習風景、ワイヤーで天井高くに吊り上げられる姿、ヴァレリアンとローレリーヌがクールに登場するシーンでミスを犯したデルビーニュが照れ笑いを浮かべる姿、その後のモニターチェックでデハーンとデルビーニュが納得の表情を浮かべる様子などが収められている。変身能力を持つ踊り子バブルに扮したリアーナのオフショットや、クランクアップを迎えたベッソン監督、デハーン、デルビーニュが大量の紙ふぶきに埋もれる様子も映し出され、和気あいあいとした現場の雰囲気が伝わってくる内容だ。

デハーンは、「監督の情熱には驚いたよ」とベッソン監督への敬意を語る。「監督はこの映画を心から楽しんでいて、その気持ちが僕ら全員に影響した。撮影でこれほど純粋に楽しいと思える映画は初めてだよ」。

本作でバディを組んだデルビーニュに対しては、「この作品を演じる上で最強のパートナーだと思った」と絶賛。「撮影していないときの2人の関係が生き生きとしていることが大事なんだ。カーラ（・デルビーニュ）は陽気なエネルギーを発散しているから、彼女の魔法にかかるのは簡単だったよ。普段の僕は真面目になりがちなんだけど、今回は彼女と一緒に歌ったり、撮影の間にふざけあったりしていたんだ。そのおかげで、ヴァレリアンとローレリーヌの関係もすごく遊び心のある楽しいものになったよ」とコラボレーションを楽しんだという。

ベッソン監督は、「1日中仕事をしている人たちに、映画館でこの作品を見ている時間だけでも何もかも忘れてほしいと思っているんだ。バケーションに行った気分になってほしいんだ」と作品に込めた思いを明かしている。

「ヴァレリアン　千の惑星の救世主」は、3月30日から全国公開。