恋のいばら

劇場公開日:

恋のいばら

解説

「アルプススタンドのはしの方」の城定秀夫監督が、1人の男性とその元恋人と現在の恋人のいびつな三角関係を通し、誰もが抱く嫉妬や恋心を繊細かつエキセントリックに描いた恋愛ドラマ。

図書館に勤める富田桃は、自分を振った元恋人・湯川健太朗のSNSを見て、彼に真島莉子という新しい恋人がいることを知る。自分とは正反対の洗練された莉子に興味を抱いた桃は本人を特定し、ある理由から彼女に直接会いに行く。桃は莉子に、健太朗が撮った自分との秘密の写真データを取り返したいと話し、桃と莉子は秘密の共犯関係に陥っていく。

松本穂香が桃、玉城ティナが莉子を演じ、「ブラックナイトパレード」「鋼の錬金術師 完結編」の渡邊圭祐が健太朗役を務めた。「愛がなんだ」などの脚本家・澤井香織が城定監督と共同で脚本を担当。

2023年製作/98分/G/日本
配給:パルコ
劇場公開日:2023年1月6日

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(C)2023「恋のいばら」製作委員会

映画レビュー

3.5不思議な魅力に引っ張られる

2024年6月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

この作品の面白さは微かに変化していく登場人物の心理と、物語冒頭から想像するような展開から少しズラして進むストーリーテリングだ。

なんか予想してなかった方に進むなと何度か思った。簡潔に言うなら、リベンジものやラブサスペンスではなく、シスターフッド的な作品なのである。
しかし、サスペンス要素はなぜだか充分なので、シスターフッドサスペンスだろうか。
そんな、思ってなかった展開が面白い。
本当は何がしたいのか、本当は何を考えているのか、キャラクターの心境がはっきり見えないまま進んでいく小さなスパイ大作戦は、応援したくなる不思議な魅力に満ちていた。

城定秀夫監督の映画はこの作品で数本目だ。割といい評判を聞く監督であるが、自分にはまだよく分からない。
ダメなわけではなくて、イマイチ特徴が掴めない人だなと思う。同じく特徴のない監督と比べて、画が退屈ではないので、やっぱりいいんだろう。本作もストーリーテリングとは別の牽引力のようなものは感じた。

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つとみ

3.0ビーフジャーキー

2024年1月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

恋敵、
いや一転して憧れへと。
眠り姫みたいに、何もかも与えられた訳じゃないから、得られる幸せが味わえる。
何となくビーフジャーキー食べながら、見たくなる作品。

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上みちる

4.0三角関係が意外な関係に。

2024年1月10日
PCから投稿

「おお、そう来ますか」と意外な展開が数カ所。
おもしろかったです。ただ、嫌な男だね、このカメラマン(笑)。
もう少し懲らしめる終わり方でもよかったように感じました。
城定作品の中では、好きな方ですね。
「恋人同士では観ないでください」というキャッチコピーだそうですが、
そんなことないんじゃない?(笑)

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tochi06

3.0まさかの百合映画w

2024年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

萌える

リベンジポルノって、普通振られたほうが仕返しにやるもんじゃ・・・
などと思いながら見てたら、まさかの百合展開w
そうとわかると桃の無理めな動機や行動も腑に落ちる。
松本穂香と玉城ティナの対照的な存在感も良い。
ただ終盤ちと蛇足気味なシーンが続いたのがもったいなかった。

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イサヤ
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