劇場公開日 2019年4月19日

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「「進撃の巨人」との差はどこで生まれたのか」キングダム AuVisさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5「進撃の巨人」との差はどこで生まれたのか

2020年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

興奮

いやはや、近年の邦画界では東宝にしかできない豪華な超大作だ。旬の若手スターたちに、脇にも主演級をずらりと揃え、壮大な世界観をCGを駆使して再現、ワイヤーアクションを含む活劇も大盤振る舞い。ただ、中国の歴史劇を日本で実写化するという超難題を思えば、同じ東宝配給の「進撃の巨人」級の大惨事になるリスクもあったはず。何が両者を分けたのか。

ひとえに、関わった人々それぞれの熱量の違いではないか。原作者・原泰久による脚本作りへの参加、俳優たちのアクションへの献身、「GANTZ」や「いぬやしき」でもCGを活用して経験を積んできた佐藤信介監督の確かな演出力などなど、個々の熱量の総和が圧倒的だったからこそ、この難ミッションを高いレベルで達成し得たのだろう。

続編製作が決まったのも朗報だが、主要キャストの年齢を考慮すると3作目で完結が現実的か。原作は今も連載中で、物語の配分も大変だろうが、大いに期待する。

高森 郁哉
レモンブルーさんのコメント
2020年10月24日

間違えました!!恥ずかしい!!46って何処から⁈キングダムは57億超でしたね!次作は更に映画館での観客数を伸ばすと信じています!

レモンブルー
レモンブルーさんのコメント
2020年10月24日

先日 続編が2〜4作まで一気に製作されているという記事を読みました!これで年齢の心配は要らなくなり、しかも4までもある!!という事でキングダムファンとしては最高に嬉しいです!これで 作品の熱量も一定なレベルを保てるでしょうし、46億を存分に生かして更に素晴らしい作品になっている事を願っています。今は国内での撮影で来春中国ロケを行う予定だそうですが、無事を祈って来年末の続編を待ちたいと思います!

レモンブルー