私は渦の底から

劇場公開日:

解説

親友への恋心を打ち明けられず悩むレズビアン女性の葛藤と奮闘を綴った短編作品。自分がレズビアンであることに悲観的な希子は、大好きな親友への思いを断ち切って地元へ帰ることに。しかし別れを告げに行った際に親友から恋人を紹介され、その恋人に挑発されたことで親友への思いを再燃させていく。短編映画を中心に制作してきた若手監督・野本梢がメガホンをとり、「第24回レズビアン&ゲイ映画祭」でグランプリ、「第10回田辺・弁慶映画祭」で映画.com賞を受賞。「第10回田辺・弁慶映画祭」で受賞した新人監督3人にスポットを当てた特集上映「田辺・弁慶映画祭セレクション2017」で劇場公開。

2015年製作/30分/日本
劇場公開日:2017年4月30日

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(C)私は渦の底から

映画レビュー

4.530分の短編ながら紛う事なき佳作

2024年5月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

自分がレズビアンであり、恋愛対象として好きであることを親友に打ち明けられなかった主人公。
多くのLGBTQを扱う作品軍が、未だにそこの部分での葛藤や偏見との闘いをテーマとしているのに対して(もちろんそこに課題があるからこそだろうが)、この作品は、軽やかに更にその先を描き出してくる。
普遍的で多様な恋愛感情への目配りとか、恋愛上の勝ち負けとか、それも決して説明的ではなく、映画として見事な描き方で。
野本梢監督の他の作品を是非見てみたいと思った。
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sow_miya