バンディッツ(1998)

劇場公開日:

解説

刑務所でロック・バンドを結成した4人の女囚の逃避行を描くロードムービー。監督はこれが日本初公開作となる新鋭カーチャ・フォン・ガルニエ。脚本はベン・テイラーとガルニエの原案を元にガルニエとウヴェ・ウィルヘルムが共同で担当。製作はハラルド・コーラー、エルヴィラ・センフト、モリー・フォン・フェルステンベルク。撮影はトルステン・ブロイアー。音楽はペーター・ワイヘ、ウド・アーント、フォルカー・グリペンストロー、ニコール・クレビッツ、カーチャ・リーマン、ヤスミン・タバタバイ。サウンドトラック盤はドイツのヒット・チャートで4週連続1位をキープした。編集はハンス・ファンク。出演はカーチャ・リーマン、ヤスミン・タバタバイ、ニコレッテ・クレビッツ、ユッタ・ホフマン、「エリザ」のヴェルナー・シュライヤー、ハンネス・イェニケほか。

1998年製作/109分/ドイツ
原題または英題:Bandits
配給:シティ出版
劇場公開日:1999年3月13日

ストーリー

刑務所で知り合った、エマ(カーチャ・リーマン)、ルナ(ヤスミン・タバタバイ)、エンジェル(ニコレッテ・クレビッツ)、マリー(ユッタ・ホフマン)、四人の女囚は、バンディッツというロック・バンドを結成する。彼女達は警察のパーティでライヴ・ステージを務めることになるが、それは脱獄のチャンスであった。それぞれの目的を胸に、四人はドイツ中を逃げ回った。そして、捜査官シュワルツ(ハンネス・イェニケ)の手を逃れ、ハンサムなアメリカ人ツーリスト、ウェスト(ヴェルナー・シュライヤー)を人質にして逃亡するうちに、何とバンディッツの悪名に目をつけたレコード会社が勝手に彼女達のCDを発売し、それが大ブレイクしてしまった。しかし脱走中の身に、有名であることは不利なだけである。次第に警察に追い詰められていく四人。そんな中、元々自殺癖のあったマリーが死んでしまった。残された三人は、警察に捕まるよりも、悲劇的な自由を選ぶのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0ミュージックビデオ風シーンは何度でも観たくなりますよ♪

2018年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 前半は面白かった。刑務所でバンドを組めるのなら入っていいかな~なんて気持ちにもなったし、CDが売れ始めたところも気持ち良かった。とにかくノリのいい痛快音楽ドラマという感じであった。

 しかし、逃亡生活を続けるうちに、追跡者である警察の貧弱さと人質男の演出が妙につまらない性格として扱われていたためダラけてくるんですよね。音楽が好きでたまらないという雰囲気でもなくなったし、女であることを強調したかのような内容。ストックホルム症候群であるのか、最初から彼女たちに惹かれて計算づくであったのかがはっきりしなかった。

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kossy

4.0ルナが魅力的

2016年5月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

なかなかパンチのある脱走ロードムービー。
彼女たちの激しさと憂い、そして思いっきり叫ぶような生きっぷりが良い。

楽曲が気に入ったので、サントラも購入。
ルナを演じたヤスミン・タバタバイは実際にシンガーとしても活動しているので、そちらも要チェックだ。

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Arco

5.0女の映画

2014年10月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

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がい