劇場公開日 2012年8月11日

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桐島、部活やめるってよのレビュー・感想・評価

全198件中、1~20件目を表示

4.0なぜか泣いたー

2024年6月3日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

あの俳優さんたちが若い!
学生モヤモヤのあるあるエピソード

屋上のごちゃごちゃシーンでなんか泣けてきて
その後の屋上二人の何気ないやりとりが
なんか泣けちゃって

タイトルだけ知っていた映画でしたが
みて良かった

神木くんがやっぱりスゴいと思う
目が離せないし、可愛さがメガネでは隠しきれてない

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きなこ

4.0部活やめるの??

2024年6月2日
スマートフォンから投稿

10年くらい前に1度TSUTAYAでDVDを借りて鑑賞。20代前半くらいだったからひろき役誰?東出昌大?かっこいいなー。そんな感想。

先日久しぶりに配信サービスで見てみたら20代とは違った感想。
学生の時ってこんなだったよなー。
大人になると周りのことなんてさほど気にならないのに学生だとやたら気になる。
桐島1人に登場人物みんな(映画部以外)が翻弄されてく。
1人1人、そんなに悪い子っていないし(紗奈は若干?)いじめもない。表面的な付き合い。
この中で大人になっても仲良しで付き合いあるのって映画部の2人くらいなんじゃないかな?
ひろきが最後、涙した事によって桐島とひろきの関係性は変わりそう。ずっと仲良しでいてほしい。

前田朋也が体育で点決めたってみたいな言ってるとこほんとそうだよ。ってクスッとしてしまった。

全然関係ないけど桐島が校内のスーパースターなのにバレー部のリベロ?ってのはなんとなく納得いかないなー。
リベロはもちろんなくてはならないポジションだけどスーパースター的立ち位置なんだからそこはエースアタッカーじゃないの?
個人的にはやっぱりカースト上位って野球とサッカー部のイメージだしひろきが野球部だから桐島はサッカー部じゃダメだったのか?とか
でも体育館の部活じゃなきゃあの感じ描けないかーとか。

今見るとキャストがめちゃくちゃ豪華で驚いた

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まーちゃん

3.5高校生時間が実にリアル

2024年5月30日
PCから投稿

採点3.7
すっごい真っ直ぐな青春偶像劇。
また、このなんともなんとも言えない高校生時間が実にリアル。
あと映画部のせいか、映画ネタが豊富。
途中入る鑑賞映画が「鉄男」で、しかもドリルのシーンw
わかってますね。
桐島は姿を現さなくてもスゲー奴ってのはすごい伝わります。
そして彼が不在になる事で、クラスや部活に色んな人間関係までぐらついていくのが面白い。
この人間模様が本当高校生っぽいんですよ。
散々学園を掻き回した桐島は、結局姿を見せず(後ろ姿のアレは一応そうなんだろうけど)物語は終了。
そんな中edは高橋優、これは最高の入れ方でしたよ。
物語も何だそりゃ?だし特に感動も何も無いのだけど、実に楽しい作品でした。

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白波

4.5主人公が出てこない映画NO1

2024年5月18日
iPhoneアプリから投稿

主人公でタイトルにもなっている桐島は結局最後の最後まで出てこない
そんなことある??

ドラえもんが出てこないドラえもん
スパイダーマンが出てこないスパイダーマン

桐島役の人体調悪かったのかな
それとも見つかんなかったのかな
全然僕に声かけてくれれば桐島役やったのに
山本美月とイチャイチャしたのに

それがかえって桐島の存在感の強さを引き立たせているし、実際に姿を見せない桐島に桐島の取り巻きは動揺してた
一方で桐島に眼中もなく映画制作に没頭していた映画部の二人が放課後を謳歌する姿は気持ちがいい

桐島がいるだけでアイデンティティを確立していたイケてるグループの男女
上辺だけの友だち付き合い、空気の読み合いはスカッとするけど今見ると「でもこれが学生だからなあ」とも思う

僕も今はお笑いを一目散に考えているから、映画部と重なりこれでいいんだと思ったし
もしかしたら陰で羨ましがられたりするのかななんて思った

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真平

3.5ゾンビ

2024年5月12日
Androidアプリから投稿

誰も彼もが抜きつ抜かれつ一方向に走り続けさせられる現代社会。成功哲学を刷り込まれた人間は、常に自分と他者の優劣を競う。

その先頭を走る桐島。『桐島の居る世界』に生きる人間は、成功哲学の「勝敗」と「優劣」がこの世の全て。リア充のように見えても、自分固有の居場所を持っていないのでどこか虚しい。

『桐島の居る世界』に生きる人間を例えると…。
他人の家に泊まる「居候」のようなもの。成功者ならヒエラルキーの高いところにいるので、他人の家でも居心地は良いかもしれない。だけど、本来、他人の家は自分の家のようには居心地が良くない。自分の家に帰るとホッとするものだ。

この家の主(他者の価値観)は完全に他人なので、家主と居候との間には埋められない溝がある。自分の家ではない違和感を感じたとしても、彼らには違和感の正体がわからない。

自分の家がどこにあるか分からないし、そもそも自分の家が無いのだから、いつまでも他人の家に居候し続けている。

『桐島の居る世界』でトップを走る東出昌大。冒頭から退屈そうで、「何か違う、何かが欠けている」という表情をしていた。そしてラストの涙と電話のシーン。自分には帰る家が無いことに気づき、家主に別れを告げる儀式のように私は感じた。

一方『桐島の居ない世界』に生きる人間は、自分の家(自分固有の居場所)にいつでも帰ることができる!勝敗と優劣が大手を振って歩く世界で、どんなに辛いことがあっても、自分の家が有る人間は活力を回復できる。こんな世界でも戦えるのだ。何度死んでもゾンビのようにね!

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Raspberry

4.5視聴者の青春時代に沿って見るだけでいいのかもしれない

2024年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

難しい

タイトルの桐島は作品に登場しない。
そして騒動になった彼の退部の理由も明かされることはない。
同じ日を主要登場人物たちの視点で何度もリフレインさせて、彼らの立ち位置や心境などを立体的に描き出している。
一見仲良しのように見える女子たちのグループ。
男子との付き合いや片思い。
付き合っているけど、公表しない理由。
些細な恋の芽生えと失恋。
全国大会で優勝を狙える男子バレー部の主要メンバー桐島。
数日姿を見せない。彼女は次第に不安になる。
桐島は最優秀選手に選ばれるほどで、おそらく容姿も端麗だろう。
人気選手と付き合っている校内一の美女リサ。
リサを取り巻くようにしてつるむ女子。
日常に空いた小さな不安が、彼女たちの間に亀裂を発生させる。
バレー部で桐島と同じポジションにいるのは小泉。
ひそかに彼を慕うミカ。桐島がいなくなれば小泉が活躍する。女子の亀裂。
日常生活で桐島の代わりにいるのがヒロキだろうか。サナと付き合っている。ヒロキに片思いのアヤ。
ヒロキはスポーツセンス抜群だが、特定の部活に入らず野球部などの試合に時折出ているが、最近は誘われても行こうとはしない。
毎回誘ってくる野球部キャプテンがずっと夜まで練習している姿を見て隠れるあたりは、物事に真剣に取り組む気になれない自分自身への背徳感のようなものがあるのだろう。
屋上にいた映画部の撮影の中に入ってしまってごたごたになるが、その後ヒロキは前田にカメラの部品を拾って返す。
カメラを持ちながら前田に質問する。人はカメラを向けられると素になるのだろうか? ヒロキの質問にまじめに考え答え始めた前田。自分自身の気持ちを改めて気づいたように話す。
そして今度は前田がカメラを持ってヒロキに話しかける。
「おれはいいよ」と言って一筋の涙を流すヒロキ。
彼はなぜ泣いたのだろうか?
これは多義的だ。見る人それぞれの青春時代の思い出に沿った解釈があるだろう。
できるのに本気で取り組もうとしないヒロキ。本気で取り組んでいたのに辞めた桐島。
友人として本気で心配しているが、結局まだ会うこともできない歯がゆさ。桐島の本音が知りたい。
3年の夏が終わっても、引っ掛かることのないドラフト会議を待つキャプテンの一途さ。おしゃれして遊ぶのも若者の特権。周囲からは馬鹿にされている映画部にも、彼らのポリシーがあることを知った。少し斜に見ていた映画部も「本気」で活動していたのだ。
ヒロキは、本気になれない自分に気づいたのかもしれない。何かに根を詰めるほど夢中になってみたい。今しかできないことに集中してみたい。
全国大会優勝を掲げるバレー部にとって、霧島の退部は致命的だ。彼の行動によってさまざまなものが撹拌されるように彼らの立ち位置や考え方などがうまく描写されている。
アヤはサナにわざとらしくヒロキとのキスを見せつける。
動揺しながら合奏練習に戻ってくる。彼女の動揺で合奏にならないのかと思いきや、見事に音が合ったのは、アヤの心の響きと音楽とが一致したからだろうか? 最後にアヤは満足そうに微笑む。彼女にとって一つの青春に区切りをつけることができたのだろう。
本気だから。
本気だから本気で傷つくのだ。
桐島もおそらく、本気だったから、挫折したのだ。
そしてヒロキは、本気になれなかったことに気づいたことで涙を流した。
もしかしたらそれで、みんなそれでよかったのかもしれない。
各々が各々悩み苦しみ、それがどんな形であれ、ダメなことは何もない。
もしかしたらこの作品はそれが言いたかったのかもしれないと思った。
かなり難解だけどいい作品だと思う。

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R41

5.0青春映画はこれ一択

2024年1月31日
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様々なメディアでのご活躍めざましい松岡茉優さんを見るたびに『桐島』での邪悪女っぷりを思い出しブルブル勝手にふるえてます(X X;;)。
居たよあぁいう子、ホンットに厭だった。辛かったなークラス。部活没頭に逃げてましたわ。

【青春映画はこれ一択】

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雨丘もびり

1.0まあそもそも映画化は難しいと思う

2023年10月18日
iPhoneアプリから投稿

あのさあ…まずカスミって映画部の僕にとっての救いでしょ?さらりとしたポニーテールや性格の良さがあんなにも強調されてたじゃん、それはどこに行っちゃったのよ?
ガッキーとかさ、ねぇ?いるよね?サラサラロングヘアで明るい笑顔の、透明感あって可愛い子、いるよね??
なんでこんな暗そーなボブカット、いや、おかっぱの花子さんみたいな奴が演じてるのよ。
で、いくらでもいそうなイケメン役になぜか東出。なぜ?
吹奏楽部長はまだしも、サナとかはもっといただろ。
キャスティングがとにかく意味わかんないんだよ。

撮り方も淡々と別視点から同じシーンやりますよっていう、工夫があるようでない感じでドラマが生まれていなかった。まさに高校生が青春映画を初めて撮りましたってな感じ、を意識したのかな?うーん。。
そもそも原作も、読んでてそんなに動きがあるわけじゃないから、よく映画化しましたねとは思いました。

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せせり

4.0桐島がきっかけで‥

2023年8月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

知的

話は面白かったが、ラストまで見て、
えっ⁈と思った。

桐島は屋上で一瞬映るだけで、
それを見たのは一人。誰だったんだろ。

それよりも、スター桐島が部活やめるって
ことがきっかけで、その周りの人達が
変わっていくのが面白かった。

一番変わって自分に向き合ったのが、
菊池宏樹(東出)で、
最初から変わらないのが、前田(神木隆之介)

"オレたちはこの世界で生きて
いかなければならないのだから"

"戦おう‥オレたちが‥
ここがオレたちの‥"

そんな、宏樹と前田のラストの
会話シーンからの桐島への電話、
真っ白いスクリーンで終わりで
ハッとした。

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ほんのり

3.5こういう映画だったんですね

2023年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。

 高校の空気感を思い出しました。自身の将来を考え始める年代だからか「やる意味ある?」みたいなことを感じ始める時期だよな、と実感させられました。
 自分はいわゆるスクールカーストの下位だったこともあるのか、高校の時にめんどくさい人間関係のゴタゴタみたいなものに関わったことはありませんが、きっとこういう人達もいたんだろうな、と思えるリアル感の中にキャラクターが描かれているな、と思いました。俳優さん達みなさんの演技もとても良かったですね。
 自分はもっとコメディな映画なのかと思っていました。笑ったり泣いたりするような、いわゆるエンタメ的な面白さがある映画ではないですが、描写や演技で関係性や人間性を分からせてくれる映画だな、と思いました。

 ストーリー的にはただ桐島が部活やめただけなんですけどね。不思議ですね。

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kame-pukupuku

終わっても、しばらくは余韻に浸っていたい映画。別に面白くもないし、感動して泣く事もない。

2023年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「少女は卒業しない」(2023.2)公開記念で、同じ朝井リョウ原作の「桐島」(2012)が、3/4(土)~3/10(金)1週間限定上映。ということで鑑賞。ありがとう立川シネマシティさん。
原作に不思議な魅力があったので、公開時(2012.8)に見た。さして面白くもないのにナゼか気に入ったので何回も見た。

高校時代は遥か遠い太古の昔で、断片的記憶があるだけで、映画を見ても全く懐かしさも覚えない。もちろんスクールカーストなんて概念もなく、微かな記憶ながら、バスケ部だった自分が文化部や帰宅部をみくだしたこともなく、見聞きした記憶もない。

今回、久しぶりに見て、いやまさに、心に響いたとか、心に刺さったというのは、こういう事を言うのだろうと思った。特に面白い出来事もドキドキもハラハラもワクワクも何もない(微妙に少し有るが)。ふつうの高校生の日常の4~5日がただ描かれるだけだ。印象に残った場面はたくさん有るが、感動して心が震えたという事もない。
だのに、映画が終わり場内が明るくなっても、しばらくこのまま余韻に浸っていたいと思った。端の席だったので仕方なくたった。場内のお掃除もあるし。
ちなみに私は、本編終わったらサッサと出る派で、エンドロールは作品の一部とは(絶対)認めない派だ。基本エンドロールは人生最大の無駄時間と決めつけている人種(あるいは悪魔族)だ。オマケ映像があるのを知ってても見ないで出るときがある。
そういう人でなし(?)の人間が、明るくなってもしばらく余韻に浸っていたいと思ったのだ。うまく言語化出来ないが(するつもりもないが)、「桐島」とは私にとってそういう作品だ。1週間やってるのでまた見に行く。

公開時は「スペック」の神木隆之介さんしか知らなかった。この作品でファンになった。橋本愛さんはまだ「あまちゃん」でブレイクする前だし、東出昌大さんはコレがデビュー作。今回出ていたのを初めて知った仲野太賀さんはまだ太賀で活動してた。松岡茉優さんは何の役だか知ってなかったら分からなかった。
今回、はじめは当時知らなかった役者のことを気にして見ていたが、だんだん映画に引き込まれていった。
名作だと言われてるが、「少女は」がつまんなかった人は、きっと、もっとつまんないと思う。映画館でよく寝て疲労回復には効く。

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マサヒロ

4.0やっと観た。ありがとう109シネマズ!!

2022年12月30日
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----- ここから109シネマズの宣伝文引用 -----
本作は、時間軸と視点を変えて「金曜日」の放課後を何度も繰り返して進むストーリーが特徴で、劇中で映し出される教室の黒板に書かれた日付から、11月25日(金)であることが分かります。
さらに劇場公開から10周年を迎えた、2022年11月25日がちょうど「金曜日」であることから、今回の記念上映が企画されました。
本企画上映を109シネマズでも実施いたします
----- ここまで109シネマズの宣伝文引用 -----
これ、いいですよね。まさに映画好きが設定しましたという感じの企画。観ない訳にはいかないでしょう!
という訳で観ました。(恥ずかしながら観てなかったし)
おまけに当時まだ若手俳優だった、神木さん(隆之介)、橋本さん(愛)、松岡さん(茉優)、東出さん(昌大)、仲野さん(太賀)、山本さん(美月)、鈴木さん(伸之)、前野さん(朋哉)らを観れる。

結果、ちゃんと面白かった。
2007年頃から「スクールカースト」という言葉が当たり前のように使われるようになり、2010年の原作はそれを見事に描き出した上で、そんなものを超えるものがあるので気にするもんじゃないよね、という思いが俺の心中に浮かぶ素晴らしい作品だったが、本作はそれを見事に映像として映し出していると思う。
それは前述した若き俳優達が、各ポジションを演じながら、ちゃんと高校生していることに尽きるのだと思う。バレー部のスーパープレイヤーと彼女、運動神経抜群で野球部だけど部活行かないヤツと彼女。一方に映画部の男2人。まずこの対比が素晴らしい。そして中間にバドミントン部の女子2人とバレー部の控えと吹奏楽部の部長。ちゃんとみんな、毎日心を揺らし、小さな決意をし、生きている。そういう感じを、ちゃんと映像にした素敵な映画。吉田監督(大八)、ありがとう!

何も起きない小説も最高だし、最後にちょっとした出来事が起きる映画もまた、最高だ!

おまけ1
バレー部もバドミントン部もちゃんと上手い。これ、青春映画でけっこう大切なこと。あまりに下手だと作品自体が損をする。吹替でもいいからこの映画のようにちゃんとやってくれると気持ちいい。

おまけ2
「なんかしようとしてこの程度なんだよ!」バレー部控えの叫び。
「一応、ドラフトが終わるまではな(練習出るしバットを振るわ)」野球部主将のセリフ

おまけ3
「ビデオじゃ絶対出ない絵があるんだよ、フィルムには」… 俺は実はこのセリフがあったから日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀編集賞の3部門を受賞したのではないかと怪しんでます。(笑)
違うかなあ。劇中映画が「鉄男」だったからかな、やっぱり。

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CB

4.0映画部うける!

2022年12月4日
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鑑賞方法:映画館

当時は興味なくて、小説も映画もノータッチ。避けてはないけれど、読もうとも観ようともしなかった。

桐島がなに部なのかも知らなかったけど…。

純粋におもしろかった~。楽しめた。

面白いと言われるもの、高評価だったものは、やっぱ観ないとだめだナーと再確認させてくれた。

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night runner

5.0「できるやつはなんでもできるしできないやつはなんにもできないってだ...

2022年12月1日
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鑑賞方法:映画館

「できるやつはなんでもできるしできないやつはなんにもできないってだけの話だろ」

できる、できないの当時の感覚
今になってわかることが当時わかっていたら
もっともっと生きやすかったのに

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con

5.0くすぶる高校生たちの群像劇

2022年11月26日
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桐島が部活を辞める。
それによって起きた歪みは関係性を狂わしていく。

観た人誰もが登場人物の誰かしらに自分を重ね合わせ、
イライラしたりできるんじゃないか。自分に響きまくる作品だった。

モロに影響を受けるのが、桐島と同じバレー部員と仲の良いカースト上位の人達。
学生の先の見えない不安であったり、不安定な友情、熱を持って取り組めずにくすぶっている感じ、どうしようもない壁にぶつかって葛藤しそれでも戦い続ける必死さ…
菊池の何でもできるけど、本気になれない空虚さを演じた東出お見事。
性根腐り女沙奈を演じたの松岡茉優、全く気づかずエンドロールでびっくり。

それに対して、影響無いのが映画部と吹奏楽部、どちらかというとカースト下位の人達。
不器用さにもどかしさを感じつつ、真っ直ぐさに微笑ましくなる。

どちらも理解できるから本来であれば関わることのない2つの立場のぶつかり合いには衝撃を受けた。

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いたかわ

4.0全員、桐島に振り回される

2022年11月14日
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趣味、部活、遊び、勉強、仕事

結果を残す事、周りに評価されること
それ以外にも何かに打ち込む理由がある
それは人によって違うし、他人には理解されないものかもしれない

プロにはなれなくとも野球は続ける、映画監督にならなくとも8ミリカメラで撮影をする

県選抜に選ばれてもバレー部を辞める、レギュラーとして期待されていても幽霊部員になる

結果を残していなくても何かに打ち込み、努力する人
結果を残しているがプレッシャーや熱意のなさから離れていく人

対比されて描かれている

バレー部のキャプテン桐島が部活をやめることにより、様々な人が振り回される
パズルのような展開に後半からは引き込まれていく

映画のセリフ
「戦おう、ここが俺たちの世界だ。俺たちはこの世界で生きていかなければならないのだから。」
が印象的

前田はこの後も映画の続きを撮るのだろう
宏樹はすがるものを失いながらもなお桐島を探す

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23

4.5学生時代を思い出す

2021年11月28日
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学生時代を非常に思い起こさせる作品。

私にとって学生時代とは
まさにサバイバルだったなと。

女子のあの感じとか笑

それらを乗り越えて成長していくんですね。

そう思えば、勉強も大切だけど

世の中を生き抜く術を学ぶという意味で

学校は自分にとっては必要な場所だった

あの、なんとも言えぬ閉塞感があればこそ

自分というものがどういう人間で、なにを求めていて

どんな弱いところがあり、どんな勇気の出し方ができるのかを

知るきっかけとなるのだと思う。

そんなことを、この作品を見ながら思い出してました。

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ジジ

3.5観たことを忘れて、また観てしまった。

2021年9月18日
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淡々と進む物語。
後半に入って、あ、これ以前観たかもと思い出した。

それくらい自分の中には残っていなかった。

2012年の作品だが、俳優が豪華すぎる。2021年の現在、主演に抜擢されるような人たちが、高校生役でいっぱい出てきていて、それが新鮮に感じた。

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ざおとん

5.0その男、桐島

2021年9月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

9年越しの初鑑賞

全く色褪せない噂に違わぬマスターピース

いまやスター俳優となったキャスト陣の若かりし頃の胎動

吉田大八監督初期傑作をスクリーンで観れて随喜の涙が

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労働4号

4.0群像劇の教本

2021年8月18日
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鑑賞方法:VOD

群像劇のお手本のような作品でした。
話の土台で学園カーストを描いていますが、登場人物のそれぞれの視点で何回も同じ時間軸をなぞることで画面に映る景色が違ってきます。
個性豊かな登場人物たちだけれど、押し付けがましくない点が群像劇として優れていると感じました。群像劇は原作者や監督や脚本の思想が強弱はあれども、複数の登場人物にパートを分けられて反映されることがまま有るのですが、その要素が意図的に薄められて、プレーンに作られており、この映画を見る年代、環境、性別、立場などの違いで如何ようにも千変万化な十人十色な感想を持てるという、不思議な奇作だと思います。価値観の多様化を叫ばれるこのご時世に観るにぴったりの作品かと。
青春映画だけでは語れない、とても練られた上質な作品です。

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k.o.