ザ・キーパー 監禁

劇場公開日:

解説

「トリプルX」でハリウッドに進出し、アートからエンターテインメント作品まで幅広く活躍するアーシア・アルジェントと怪優デニス・ホッパーの共演作。狂気の警部補が妖艶なストリッパーを監禁、飼育するカナダ版「完全なる飼育」。監督は、『ロボコップ』『F/X』『ポルターガイスト』などのTVシリーズを手掛けるポール・リンチ。

2004年製作/91分/カナダ・イギリス合作
原題:The Keeper
配給:クリエイティブアクザ
劇場公開日:2005年2月5日

ストーリー

数々の補導歴を持つストリッパーのジーナ(アーシア・アルジェント)は、堕落した生活を送りながら、今夜も舞台で妖艶な肢体をさらしていた。ショーが終わり、恋人と入ったモーテルの一室。そこへ突如侵入した暴漢に彼は殺害され、ジーナは間一髪のところで助けられる。しかし、犯人は逃亡。彼女を保護した若く熱心な巡査バーンズ(ロックリン・マンロー)は、犯人逮捕を決意、徹底捜査を始める。上司であるクレブス警部補(デニス・ホッパー)は、事情聴取を終え、帰路につくジーナをバス停まで愛車で送ることを申し出る。しかし、車中でクレブスは一変。ジーナを連れ去り、郊外にある自宅の地下室に設置された檻に、監禁する。腐敗し、堕落しきったジーナの生活と精神を改めるため、彼女を管理し、教育すること。それがクレブスの望みだった。幼い頃から、厳格な両親に厳しい躾を受けた彼は、自分が受けた教育同様、良い行いにはポイントを、悪い行いには罰と減点を与え、ポイントをためることでシャワーや食事を許すと言う。始めは反抗したジーナだったが、やがてクレブスの言うことに従い、檻の中にいながらも平穏な生活を手に入れていく。一方でクレブスは、ボランティアとして子供たちの前で人形劇を行い、誰からも慕われる道徳的で敬愛すべき警官という表の顔を持っていた。人形劇の主人公、麻薬を取り締まるヒーロー「ロック保安官」は、子供たちに大人気。それに目をつけたTVプロデューサーのルーシー(ヘレン・シェイヴァー)は、「ロック保安官」をTV放映して、人気番組にしようとクレブスに接触する。クレブスに偏執的な好意をよせるルーシーは、その気のない彼に、まるでストーカーのように付きまとうようになる。そんな中、さらに別のストリッパーが殺害される事件が起きる。いまだ犯人を逮捕できないバーンズは、ジーナの件と同一犯の仕業と推理する。もう一度ジーナに会って重要な証言を得たいのだが、彼女の行方がわからない。バーンズは、ジーナ探しに奔走する。一方、従順な監禁生活を続けるジーナは、徐々にクレブスの信頼を獲得し、彼の監視下ではあるが檻から出ての食事を許されるなど、歪んだ絆を育んでいた……。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0逃げれるよね

2016年10月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

何度も逃げれるチャンスあると思うんだが…

何にも共感出来ない映画でした

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薄紅さくら

3.5人は見かけによらない

2014年6月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

単純

興奮

映画評価:70点

簡単に言うとヤバイ刑事がストリッパーを拉致&監禁して余生を謳歌する物語。

それだけ聞くと日本のVシネマみたいだが、内容はもっと純粋で残酷だった。

文章で説明すると真理が伝わらないだろう

でも分かりやすく伝えるとしたら、ストリッパーの事を固執して調べる同僚の刑事(固執する理由は不明)と、監禁刑事に恋するストーカー女が主役の二人に絡んでくる。

物語には4人しか出てこない事もあって、2時間でもキャラクターを理解しやすく、単純だ。

監禁刑事が他者の2人にバレないかハラハラするし、ストリッパーが逃げようとして監禁刑事に阻止されそうになるのにもドキドキする

単純な人間構成だから楽しめるスリルがあると、この作品を通して感じる事が出来た。

でも、もっと煮詰めれば+20点狙えたはず

【2014.6.10鑑賞】

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