ダイ・ハードのレビュー・感想・評価
全101件中、1~20件目を表示
何度観ても面白い
NYとLAの相容れない文化をジョン・マクレーンを通して描いていたり、畳が重いとか職場で既婚が疎まれる女性とか昔の日本文化も入れたり、とドンパチ映画なのにとても細やか丁寧な脚本。
恐らくタワーリング・インフェルノも参考にされていて、屋上を爆破したり、リチャード・チェンバレン的にエリスを配置したり。
ジョンは常に銃を装着し、リムジンの助手席に乗ってしまうような男。優雅さとは程遠い、生き馬の目を抜くNYで日々凶悪犯と対峙していることが一目でわかる演出で上手い。そういう丁寧な描き方が隅々にまで行き渡り、伏線回収含め最後まで飽きさせない。
そしてジョンをブルース・ウィリスが演じたことが大正解なのだ。
全部解決して視聴後はスカッとする
『ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え』(2022年 ‧ ドラマ )とシチュエーションが似ている。
今作は、囚われた人質達はトイレに行くようだ(言及していた)。
だが、主人公ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)は、トイレに行かなくても大丈夫なのかなあと思いながら視聴してしまった。
本格的なアクションに少しだけ恋愛要素もあって、全部解決して視聴後はスカッとする。
迫力重視の映像。
大画面での視聴が向いている。
不運で不死身な男
アクションシーンの派手さと、ブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーンというタフガイなキャラクターの魅力もさることながら、観る者を一瞬で物語に引き込むシナリオの巧妙さにも感心させられる。
クリスマスイブに別居中の夫婦が高層ビルのパーティーで再会する。
夫ジョンはニューヨーク市警、妻ホリーはそのビルを所有する一流企業の重役。
ホリーはマクレーン性ではなく旧姓を名乗っており、しかもエリスという軽薄な男が明らかに彼女に好意を持っている。
そのためにジョンとホリーは打ち解けるどころか、激しい口論をしてしまう。
そんな中、突如武装集団が現れパーティー会場を占拠。
集まったパーティー客は人質に取られてしまう。
しかし会場を離れていたジョン一人だけはその難を逃れる。
タンクトップ姿に裸足という何とも頼りない姿で彼は13人のテロリストたちに立ち向かうことになる。
初めは目の前で人質が殺される姿を見ても逃げることしか出来ず、火災報知器を作動させて警察を呼ぶことしか出来なかったジョンが、腹をくくってテロリストたちを一人ずつ始末していく様はかなりスリリング。
しかし人質の命運をかけて孤独に闘い続ける彼に助け舟は来ない。
唯一、彼と最初にコンタクトを取った巡査部長のパウエルだけは正体を明かせないジョンを全面的に支持するが、ビルを包囲するロス市警の責任者は完全にジョンを邪魔者扱いする。
内にも外にも味方のいないジョンの前には、次々と障害が立ちはだかる。
軽薄なエリスはテロリストと優位に交渉を進めようとして、ジョンの正体を明かしてしまい、結果的に殺される。
手柄を立てたいテレビリポーターのリチャードは、ホリーの家に押し込み子どもたちにインタビューをしたために、ジョンとホリーの関係が明かされてしまう。
マニュアル通りに事件を解決しようとするFBIもまた、テロリストの思惑通りに動いてしまい、結果的にジョンを窮地に陥れてしまう。
正直、警察側があまりにも無能すぎて失笑してしまうが、これも物語を面白くするためのスパイスだ。
そしてこの作品の魅力はジョンだけでなく、アラン・リックマン演じるテロリストの首謀者ハンスにもある。
どことなく緩慢さを思わせる喋り方が印象的だが、それがかえって不気味で恐ろしい。
そして知的でクールなのに、どことなく抜けている感じが悪役ながら憎めない。
彼らの計画は穴だらけに思えるのだが、そんなことを感じさせないくらいに、アクションシーンが面白く、また目まぐるしい展開に引き込まれてしまう。
最後はこの災難もジョンとホリーを結びつけるためのお膳立てであったかのようなハッピーエンドも清々しい。
この後も次々と続編が作られ、ジョンの不運さと不死身さを思い知らされることになるのだが、やはり物語の面白さもアクションシーンのインパクトもこの作品が一番だ。
いや~、映画って良いもんですね
今見ると導入がまったりだったりツッコミどころがあるんですけど
いざ事が始まるとテンポの良さにそんなことはどうでも良くなりますw
あと今では定番になっている王道展開
最近はこういう作品が少なくて寂しい限りです
見る時は頭を空っぽにして楽しみましょう!
こんなアクション映画は他にはない
今回の鑑賞で何回目だろう、正直覚えていないくらい何度も見ている。
未だにこの映画を超えるアクション映画に出会えていない。
もちろんアクションも凄いが、きちんと人物を描いている脚本が素晴らしい。
アクション映画の脚本はこの映画を絶対にベンチマークすべきだと思う。
それ以外にも効果的かつ挿入されている音楽も非の打ち所がない。
迫力満点!
有名作のため題名はもちろん知っていたが、初めて見ました。
ブルース・ウィリスの鍛え抜かれた身体の美しさ!笑
惚れ惚れします、、!笑
内容としては序盤に導入シーンがあるものの、テロリストがやってきてからはアクションシーンが最後まで続き、アクションはもちろん、演出も派手で爆破シーンや銃撃、破壊シーンも見応え満点です。
見終わるとスカッとします。
ストーリーとしても難しい話で無いため、わかりやすくていいですね!
地上波録画で見てると、CMに入った時に興味がダレて翌日に回したりするんですが、これは展開が気になって一気見でした。
悪役ボスの役者さん、どこかで見たな〜と思ったらスネイプ先生役の方なんですね。
この作品でも良い演技されていたので印象に残りました!
35年前にこんな素晴らしい映画があったとは……
超高層ビルを占拠するテロリストvsタンクトップ&裸足で戦う運の悪い刑事
というコンセプトは異常だがめちゃくちゃ面白い。
しかもこれが35年前だとは驚き。爆発や銃のアクションは今の映画に劣らない迫力でした。
テンポもとても良く、次々困難が降り掛かってきます。そしてちゃんと感動させてくれる。泣きました。
もっと早く見ておけばよかった作品。。。
絶対くたばらない奴‼️
この作品は1989年2月の初公開当時、映画館で鑑賞しております。一緒に観た友人はドルフ・ラングレンの「レッド・スコルピオン」を観たいと聞かなかったのですが、無理矢理この作品を見せ2人して大興奮した思い出があります。もう35年も前の作品になりますが、現代においてもこの作品を超えるアクション映画はなかなか現れません。ここではこの作品が他のアクション映画と一線を画す設定やサスペンス、もちろんアクションの見せ場を箇条書きで・・・
◎主人公ジョン・マクレーンは半分ハゲたあんまりカッコ良くない男
◎主人公は飛行機(高所)恐怖症
◎主人公は裸足
◎舞台はテロリストに占拠された超高層ビル
◎たまたま現場に居合わせた "巻き込まれ型"
◎クリスマス・イヴの出来事
◎孤軍奮闘(ひとりぼっち)
◎エレベーターホールや通風孔を利用したアクション
◎ミサイル弾や最新鋭銃器、装甲車やヘリを使った凄絶なアクションシーン
◎アラン・リックマン扮する魅力的な悪役ハンス・グルーバー
◎ジョンの妻ホリーが人質の中にいることがテロリストにいつバレるかというサスペンス
◎ジョンを説得してやるとテロリストに取引を申し出た、お調子者の人質が射殺されるシーン
◎無線を通じてジョンと友情で結ばれる巡査部長パウエル
◎ジョンが丸腰のハンスと鉢合わせするシーン
◎弟を殺したジョンへの復讐に燃えるカールとの壮絶な対決
◎余計な報道をしてジョンとホリーを窮地に追い込むニュースキャスター
◎人質が集まる屋上が爆破されそうになるハラハラドキドキのシーン
◎消火ホースで体をしばりつけたジョンがビルの屋上から捨て身のダイビング
◎妻ホリーを盾にしたハンスとジョンの対決
◎パウエルがそれまで抜けなかった拳銃を抜く感動的なシーン
◎因縁のニュースキャスターへのホリーのパンチ
◎ベートーベンの「第九」やヴォーン・モンローの歌う「レット・イット・スノウ」など、効果的に使われる音楽
まだまだたくさんありそうですが、やはり「ダイ・ハード」は2作目まで‼️3作目以降は舞台が広大になり過ぎて、常に相棒までいるし、ブルース・ウィリス主演のよくできたアクション映画という印象です‼️
ひどい目にあっても死ねない運の悪いやつ
言わずと知れたブルース・ウィリスの出世作にして代表作。
【ストーリー】
主人公ジョン・マクレーンはニューヨーク市警の刑事。
別居中の妻に会いに、クリスマスのロサンゼルスにある日系企業ナカトミビルでの年度末パーティーに訪れるが、そこはすでに危険な国際テロリストたちに占拠されていた。
多数の社員と共に人質にされた妻を救い出すため、愛用のベレッタF92を手に、圧倒的な不利状況の中、マクレーンは単身抵抗を始めるのだ。
敵味方ともに銃の使い方の容赦なさと、マクレーン警部補の主人公らしからぬ口の悪さ、化かし合いの巧さでストーリーを引っ張ります。
傑出していたのは肉体感覚の表現、つまり今にも死にそうな痛みの描写で、足の裏ズタズタ全身切り傷火傷だらけ、それでも悪態ついて敵を追い詰める執念のオヤジぶりはブルース・ウィリス最高のハマり役。
ヨーロッパ製のスーツでパリッと決めた知性派テロリストのボス、ハンス・グルーバーも、マフィアと小汚い元軍人ばかりの敵役だった当時のアメリカ映画の中では秀でたリアリティでした。
初見
もちろん存在は知ってたけど、観る機会がなかった。
たしかにその当時の映画として、映像は迫力あって凄いとは思ったけど‥。
無線はずっと共有されてた?とか、殴り合いの場面は一方がボロクソに優勢の後でもう一方がボロクソに反撃したりして大丈夫だったの?とか、出てきて、すぐやり取りしてたお巡りに気づく?とか、色々な不自然さが違和感だった。
まーでも過去の名作だからな。
評価:3.1
密室+上下
やはり何度観ても面白い!
悪党に一人立ち向かう刑事役にブルース・ウィリス、アクションとコメディタッチを見事に演じきって、この人以外に適任がいないのではないかと思わせるハマり役だ。
個人的に密室系が好きなこともあって、ひとつのビルを舞台にした脚本は非常に好み。私自身、ロサンゼルスを訪れた際に舞台となった作中のナカトミ・プラザ(実際にはフォックス・プラザ/20世紀フォックスの本社ビル)を見学に行って感動したのを覚えている。
私のクリスマスムービーNO.1
クリスマスイヴという事で久しぶりに鑑賞しました
何回観ても楽しい
大好きなブルース・ウィリス作品だし、大好きなアクション、これだけで楽しいけど、ジョン・マクレーンもほんと好き
旦那さんとしてホリーは不満があるんだろうけど、絶対守ってくれるって最高の旦那さんではないでしょうか
私にとって勧善懲悪作品が面白いかどうかは悪役が大きいポイントで、今作のアラン・リックマンは良い悪役と思います
孤軍奮闘のジョンをフォローしてくれるあの2人もとっても良いです
日本人もクリスマスを祝うのかという質問への「日本人は柔軟なので」という日本人の社長の答えに納得しかなくて笑えました
ストーリーも無駄なものがないし、伏線回収もしっかり、派手に銃をぶっぱなして、これぞ娯楽ムービーという作品
ブルース・ウィリスはジョン・マクレーンが一番ハマり役と思います
見てない人はある意味羨ましい
かなり古い映画なので、アクションシーンとかは、多少割り引いても、映画の面白さはひとつも色あせていない。
なんと言っても、この映画の魅力はブルースのキャラクターと、緊迫のストーリー展開。
もう一度、見てないころに戻って、この映画をまっさらな気持ちで「体験」したい。
2013.2.26
靴をちゃんと履く
ダイハードはどうしても吹き替えで見てしまう。樋浦さんバージョンも野澤さんバージョンもいい。
この映画を小学生の時見て以来、靴をちゃんと履くようになりました。
ありがとう、ジョン・マクレーン。
ブルースウィリスの出世作。ストーリーに無駄がない。
アクションもハラハラドキドキで面白いし、ストーリーに無駄がない映画だと思います。テロリストはニセモノで真の目的が金であることとか、FBIが役に立たないこととか、奥さんの正体が敵にバレることとか、あらゆる事象が見事につながっています。時々泣き言言いながらも頑張るブルースウィリス演じる警官はまさにヒーローってこんな感じやなって思わせてくれました。この状況、普通、死ぬよね。でも死なない。だからダイハードっていう題なんやと納得できる内容です。
ブルースウィリス引退を聞いて久しぶりに見たくなったので。 吹替野沢...
ブルースウィリス引退を聞いて久しぶりに見たくなったので。
吹替野沢那智でみたかったけど、ディズニープラスは樋浦勉みたい。
結婚すると姓が変わるところの感覚や、最後の再び銃を抜いてしまうという描写は今の時代となってはアレだが、トラウマを克服する面でみるとエモい。
全101件中、1~20件目を表示