84・チャーリー・モピック ベトナムの照準

劇場公開日:

解説

ヴェトナム戦争の苛酷な真実を1人の従軍カメラマンの眼を通して描くドキュメンタリードラマ。製作はマイケル・ノリンとジル・グリフィス、監督・脚本は実際にヴェトナム従軍経験を持ち、これがデヴュー作となるパトリック・ダンカン、撮影はアラン・カーン。音楽をイギリスの反戦時代の歌手ドノヴァンが提供。出演は「シェイクダウン」のリチャード・ブルックスほか。

1988年製作/アメリカ
原題:84 Charlie Mopic
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:1990年1月13日

ストーリー

1969年、ヴェトナム。黒人の中尉O.D.(リチャード・ブルックス)によって率いられた偵察小隊の中に、コードネーム“チャーリー・モピック”と呼ばれる従軍カメラマン(バイロン・テームズ)の姿もあった。ジャングルの中に仕掛けられたベトコンの罠。死と隣り合わせの恐怖の中兵士たちは疲労困憊してゆく。やがて小隊は敵の大部隊に遭遇し、激しい戦闘が開始される。O.D.の指揮の下、必死に闘う兵士たち。しかし想像を絶するヴェトコンの攻撃力の前に1人また1人と倒れてゆくのだった。断末魔の兵士に自らとどめを刺すO.D.。地獄絵のような戦場の中で、戦友の血染めの死体を冷徹にとらえるモピックのカメラ。それは真実を伝えることを課せられた彼の使命なのだ。

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