嫌われ松子の一生

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劇場公開日:

解説

「下妻物語」で注目を集めた中島哲也が監督・脚本を手がけ、山田宗樹の同名ベストセラー小説を中谷美紀主演で映画化。幸せを求めながらも転落の人生をたどる女性の悲劇的な一生を、ミュージカルシーンを交えながらポップな映像で描き出す。

昭和22年に福岡県大野島で生まれた川尻松子は、幼い頃はお姫様のように幸せな人生に憧れていた。成長して中学校教師になった彼女は、教え子が起こした窃盗事件をきっかけに20代で仕事をクビになり、家族とのいざこざから実家を出る。その後、さまざまな男との出会いと別れを繰り返しながら転落していき、ついには同棲中のヒモ男を殺した罪で刑務所へ送られてしまう。

松子の波乱万丈な一生を振り返る甥・川尻笙を瑛太が演じ、伊勢谷友介、香川照之、柴咲コウが共演。さらに俳優からミュージシャン、コメディアンまで多彩なキャストが顔をそろえた。

2006年製作/130分/PG12/日本
配給:東宝
劇場公開日:2006年5月27日

スタッフ・キャスト

監督
原作
山田宗樹
脚本
中島哲也
製作統括
宮下昌幸
近藤邦勝
細野義朗
島谷能成
見城徹
エグゼクティブプロデューサー
間瀬泰宏
小玉圭太
プロデューサー
石田雄治
佐谷秀美
アソシエイトプロデューサー
鈴木ゆたか
アシスタントプロデューサー
盛夏子
岡田有正
撮影
阿藤正一
照明
木村太朗
録音
志満順一
美術
桑島十和子
スタイリスト
申谷弘美
ヘアメイク
佐藤光栄
振付
香瑠鼓
ビジュアルエフェクツスーパーバイザー
柳川瀬雅英
ビジュアルエフェクツプロデューサー
土屋真治
CGディレクター
増尾隆幸
CGプロデューサー
増尾隆幸
整音
太斉唯夫
編集
小池義幸
音楽
ガブリエル・ロベルト
渋谷毅
音楽プロデューサー
金橋豊彦
主題歌
BONNIE PINK
助監督
吉見拓真
武正晴
スクリプター
長坂由起子
キャスティングプロデューサー
鳥沢晋
橋本直樹
ラインプロデューサー
大里俊博
松田康史
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(C)2006 「嫌われ松子の一生」製作委員会

映画レビュー

1.5僕には彼女の生き方が理解不能。

2024年6月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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Yohi

4.0ダメ男しか愛せない哀しき女性の転落人生

2024年5月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

一つ歯車が狂ったことで、これでもかというくらい悲惨な人生を送ってしまう、ありそうでなさそうでありそうな男運のない女性の物語。「歯車が狂った」のか「男運」がないのか、ダメ男しか愛せない不器用な松子の人生は、ファンタジーやミュージカルの要素を取り入れコミカルに描かないと本当に目を覆いたくなる。

どんなにやり直しを誓っても、ダメ男に一途になってしまうから、本人が辛い思いをする羽目になる。「一途」「不器用だけど」などと形容すると、さも本人に落ち度はないように聞こえるが、結局人生を修正出来ず、最後自暴自棄になってしまうあたり、本人にもだらしなさはあったのだろう。思えば、お金を盗んだ生徒を庇うため自ら立て替えようと人の財布からお金を抜き取っているのだから、既に自業自得なのである。

映画の登場人物に説教しても仕方ないが、今風に言えば全ては自己責任である。

ただ映画中に何度か出てきたセリフ「人生は人に何をしてあげたか」で幸せが決まるのであれば、松子は松子で案外幸せな人生だったのかもしれない。

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shin

5.0松子の人生の「勝利」の瞬間

2024年3月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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つとみ

4.0不幸過ぎるが重くない

2023年12月31日
PCから投稿
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