風の奏の君へのレビュー・感想・評価
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新しい文化に触れられるという点では高評価。
今年213本目(合計1,305本目/今月(2024年6月度)13本目)。
(前の作品 「ユニコーン・ウォーズ」→この作品「風の奏の君へ」→次の作品「」)
岡山県も山間にある美作をテーマにした、お茶のお話とそこに一時在住することになったピアニストのお話。ピアニストの方個人の秘密と過去の歴史、そして映画の舞台、美作で広がる人間関係が見所といったところです。
美作(みまさか)といえば難読地名でも知られますが、映画のように温泉街というほどではないにせよ立派な旅館があって…ということ、またお茶利きという文化があることもはじめて知りました。ローカル枠(ご当地枠)という関係から岡山方言も出ますが、重要な部分には誘導が入っているので安心といったところです。またCGなのかもしれませんが、夜間に見られるホタルは、あの山間ならではのものなんでしょうね。そういったところで天体観測をしたいものです。
一方気になった点として、上記のようにピアニストを扱う映画であるため、一部のシーンで楽譜が出るなどやや特殊な部分があり、そこの理解が少し問われる(実際には読めなくても何ら関係はないのだが、何かありそうに見えてしまう)ところが厳しいといったところです。
ただいずれにしましても、90分ほどでローカル枠という中々放送がされにくい映画を見ることができたこと、またその中に入っている映画の述べる「趣旨」も少なく混乱させる要素が少ないため、「観た後の感想」がしっかり来るなといったところです(短い作品の中には論点を入れすぎて何かわからず混乱する場合もあるので)。
採点に関しては、ちょっと手厳しいものの、以下は指摘しなければならないところです。
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(減点0.3/体育館を公立高校の学校長の許可のみで借りることができるか)
地方自治法の話になりますが、一時的な受付は学校長なり体育教師だとしても、最終的には「公立高校の場合」、通常は教育委員会等が最終的な決裁をすることになりますので(地方自治法の第244条の2)、映画の描写はややまずい(権限踰越の表見代理か、無権代理に見えてしまう)ところです(善意無過失であるなら理論上は問題はないものの、体育館というのは概して選挙などの開票作業所として指定されているので、校長だけで決められるものではなく、民法と行政法のクロス論点でトラブルを誘発してしまう。体育館がそういう施設であるが故に生じる問題)。
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美作と書いてみまさか?読めないだろ〰️
ダメ長男とKYでない次男と旧ダメ長男と付き合っていたピアニスト(女性)の話
一世を風靡した感の松下奈緒が主役 濃い顔立ちだが、めちゃべっぴん😆風呂シィーンいる?と思ったのは僕だけではないはず…妄想が膨らんで作品に集中できない… 音大出で、作曲もできる松下奈緒には適役 京都では有名なF.ジャパンが出ていたのにも驚き👀‼️内容は単純で、分かりやすい もし僕が弟だったらと思うと…
☆笑顔でサヨナラ☆
松下奈緒さんと池上季実子さんと大谷健太郎監督の舞台挨拶付き鑑賞券を予約して見に行ってきました。
岡山県のお茶の産地美作を舞台にした切ないラブストーリーです。
ピアニストである里香(松下奈緒)が岡山でのコンサート中に倒れてしまう。
茶葉屋「まなか屋」の次男である浪人生渓哉(杉野遥亮)の計らいでまなか屋のはなれで療養することにした里香だったが、まなか屋の長男淳也(山村隆太)は里香のかつての恋人であった。
次第に里香への想いを募らせる渓哉だが、里香は淳也のことが今でも忘れられず。。。
そんな里香になぜか淳也は冷たく接する。
茶香服の席で里香の本当の気持ちを知った渓哉は。。。
里香ががんで余命いくばくもないことを知った渓哉は、里香が淳也のために作った曲を聴かせるため学校の体育館を借りコンサートの開催に奔走するも、当日淳也の姿が見当たらず。。
というストーリーが、美作ののどかな美しい茶畑の風景が広がる自然の中で紡がれていきます。
(感想)
・いうまでもなく松下奈緒さんが美しいです。
・別れても淳也のことを想い続ける里香の恋心がせつない
・お茶の香りと味で、そのお茶の産地と茶名を当てる茶香服(ちゃかぶき)という競技が興味深かったです。
・里香のことが好きなのに、里香の気持ちを第一に考え、仲良くない兄と本気でぶつかり説得し淳也を体育館に引っ張っていく渓哉が格好良かった。ある意味渓哉がこの映画の主役といえるほどの活躍を見せます。
・体育館での松下奈緒さんの演奏と、彼女が作曲した曲が素晴らしいです。
・淳也がなぜ里香からも逃げるのか、ちょっと理解に苦しみます。
・岡山県美作の茶畑が広がる自然がこの映画の大きな魅力の一つとなっています。
悲しいラブストーリーですがラストは意外と爽やかでした。美作の風のせいかな。
杉野遥亮の演技に圧倒される
さすがに高校生姿の杉野遥亮は無理があるんじゃないのか!?と思ったものの
浪人生であり、兄に対するコンプレックスがあったり、里香(松下奈緒)に恋心を抱く青年の役は
ハマっていると感じました。
特に後半、兄へ思いを激しくぶつけるシーンでの迫力は素晴らしかったです。
松下奈緒はピアノ演奏シーンを自ら演じていることから、必然のキャスティングだったのでしょう。
杉野遥亮演じる渓哉との共演シーンは、憧れられる存在として凜とした佇まいが印象的でした。
セリフの言い回しが等身大というか、本当にいそうな人になっていたので、そこも好感が持てました。
flumpoolの山村隆太は初演技だったのでしょうか?
なかなか堂に入った演技をしていて良かったです。
なによりエンディング曲をfeaturing松下奈緒で流れたときは、すごく本作にマッチしていると思いました。
なので、エンディングまでしっかり観てほしいですね。
岡山でのロケにより、非常に美しい景観が楽しめましたし、
映画世界に没入することができました。
お茶を軸にした話で、良質な小品といった感じですね。
交錯する想い。
高3の夏に地元岡山で出会った白い帽子を被り白いワンピースを着た青江里香と、真中渓哉(高3)と家業の茶葉屋(まなか屋)を継ぐ兄(淳也)の話。
兄の元カノだったと知りそれから2年後、岡山にて青江里香コンサートのチラシを目にし、コンサート観に行くが…演奏後に倒れる…、体調よくなったら「茶畑を見せて」と里香に頼まれ見に行くが…、ここにいたら作曲出来そうと…、休養と作曲の為、真中家の使ってない母屋に泊まる事になる…。
かなり楽しみにしてたし期待してた本作だったけど、ちょっと思ってたのと違った、冒頭の入りは良くて、たまたま出会った綺麗で気になるお姉さんを想う淡い恋心みたいな感じは良かったけど、実は兄の元カノと知って話は進むが…、別れてから2年ちょっとは経ってるのに訪れた里香に対して兄淳也の上からな感じが鼻につくし、少し脱線気味で利き茶勝負になってからはちょっと冷めちゃったかな。
とりあえず東京から逃げ、彼女からも逃げてから2年、渓哉に問い詰められてやっぱ里香が好きと言う淳也君、なら何故彼女捨てた?と、そこの説明もないし、そんな展開の脚本にはちょっと無理を感じてしまった。
個人的には上手く行く行かないは別として、気になる年上のお姉さんへの淡い恋心、片想いの部分は良かったし、里香の気持ち察してってのも分かるけど、最後兄貴と里香の気持ちを応援しちゃった感じがガッカリ、いい奴だったんですけどね渓哉君(笑)
里香役の松下奈緒さんは素敵だし、彼女が作曲した曲も良かった、エンドロールのコラボ曲の松下奈緒さんの歌声もレアで良かったんですけどね~
壊れてしまったものを再生していく物語
都会との対比は時代の移り変わりとも重なり
今を生きる我々に悔いることないようにと
諭すような優しく切ない作品です
変わらないもの
変わっていくもの
美しい風景と音楽
すべてが優しい
お茶屋さんの再生物語じゃないです
2024年劇場鑑賞134本目。
老舗のお茶屋さんの若い兄弟のところにピアニストとして成功した、兄の昔の彼女がやってくるという話。相互作用で地方の伝統産業が盛り返していく話かと思ったらそうでもなかったぜ!
最後あっさりし過ぎでしたね。話が薄いのでこれ以上書くとネタバレになるのでやめときます。ご当地の方は観に行ったらいいんじゃないでしょうか。どこだったか忘れましたが。
悪くないけど、 あともう少しどうにかなるともっと良かった 松下さん...
悪くないけど、
あともう少しどうにかなるともっと良かった
松下さんは役に合ってた
それと、風景が綺麗だった
主演の松下奈緒は、この手のお話が似合うなあ・・と、・・・「砂時計」...
主演の松下奈緒は、この手のお話が似合うなあ・・と、・・・「砂時計」を彷彿させるものがありました。ベタなストーリーなのですが、美作の景色等の映像も素敵で、全体としては良かったです。ただ、淳也がなぜあんなに里香を拒むのかが伝わらず、最後もただ「自分はクズだ」とごねられても・・・といった感じで、感情移入できませんでした。また、主題がどこにあるのか分かり難かったのですが、映画を見た後、完成試写会のインタビューを見て納得。監督の大好きな松下さんはメインに据えたい、杉野くんには自分を投影したい、二刀流に挑戦の山村くんで話題も取りたい・・・、地元にも貢献したい、活かしたい・・・って欲張った結果なんだなと。
おばあちゃんの池上季実子さんは、圧巻、さすが。
茶香服を知れた
岡山県美作で家業の茶葉屋を継いだ兄・淳也と目標を見いだせない浪人生の弟・渓哉の兄弟。ある日、コンサートツアーで美作にやって来たピアニストの里香が演奏中にステージで倒れ、療養を兼ねてしばらく美作に滞在することになった。淳也は大学時代に東京で里香と付き合っていたが別れたこともあり、彼女に対して冷たい態度をとっていた。反対に渓哉は里香に恋心を募らせていった。美作の地域活性化のため茶香服(ちゃかぶき)を開催することになり、里香から優勝したら何でもしてあげる、と言われた渓哉は出場を決め・・・さてどうなる、という話。
利き酒じゃないけど、利き茶のような、茶香服(ちゃかぶき)という競技?娯楽?がある事を知った。
本作はこの茶かぶきと里香役のピアニスト女優・松下奈緒のピアノ演奏がハイライトなんだと思う。
それと、美作の緑の茶畑は美しかった。
渓哉役の杉野遥亮も良かったし、淳也役の山村隆太は演技はそこそこだったが、最後、松下奈緒とのコラボ曲は良かった。
お茶畑とピアノ、そして感涙
凄く凄く素敵なドラマでした。松下奈緒、杉野遥亮ファンなら見惚れます。私は魅入られてしまった。
岡山県かな、凄く凄く景色も良かったし、そして少し切ないラブストーリーが綺麗にマッチ。
こういう優しい人間ドラマで恋愛が混じる物語好きだなー。杉野君のちょっとうぶで初々しい好きっつ感情にキュンとした私でした。
もっと上映会場多いといいのに!
皆んなに勧めたいとても素敵な大好きな作品になりました。優しい作品を、素敵な作品を、純粋な愛を有難う。
帰りは主題歌いきづくを聴きながら、、、
帰宅の途に、、、涙
お茶に関する描写は多い
ピアニストであるヒロインと
茶葉屋を営む兄弟とのラブストーリーだが
弟は浪人生でフラフラしているが
全体的に弟が頑張ったイメージが強い
兄はヒロインと元恋人で
弟はヒロインに恋愛感情を抱いている
全体的にお茶に対する描写が多い気がする
お茶の品種を当てる
いわゆる「利き茶」で兄弟で勝負をすることになって
弟はヒロインが兄への恋心が残っていると思って、わざと勝負にまける
ヒロインは後になって
病気により余命幾ばくも無いと知り
最後に学校の体育館をつかってコンサートを開こうとする
ストーリーはシンプルなのでわかりやすい
しかし、ヒロインとか登場人物にイマイチ魅力を感じなかったので
作品としては退屈だった
ヒロインが弟と2年前に会っただけなのに馴れ馴れしい感じがして違和感がある
あと、部屋を借りたり、コンサートを開く経緯は無理がありそうだった
ピアノの演奏する場面は想像したより少ない
【”茶香服をする僕を見ていた美しき人”哀しくも美しきピアニストを演じた松下奈緒さん自身が奏でられた美しきピアノ曲の演奏シーン及び、緑豊かな茶畑と青き空に乾いた心が癒され、潤うデトックス効果ある作品。】
ー 今作は、岡山県美作の緑あふれる茶畑や、哀しくも美しき真紅のドレスを纏い自身でピアノを奏でるヒロイン、リカを演じた松下奈緒さんの姿や、茶葉屋に生まれたために類稀なる茶の味を見極める舌を持った兄弟、山村隆太演じるジュンヤと杉野遥亮演じるケイヤの物語である。
そして、シンプルなストーリー故に、ストレートに三人の恋愛模様が心に響く作品でもある。-
◆感想
・冒頭、リカが白いドレスに白い帽子を被って橋上で、川と美作の山並みを見ているシーン。風が吹き帽子が飛ばされ振り返るリカの表情にまずは軽くヤラレル。
松下奈緒さんを映画で拝見するのは初めてであったが、実に美しい方である。
・ストーリー展開はシンプルで、東京に住むリカが元恋人ジュンヤのいる美作を訪れ、ジュンヤの弟で高校生のケイヤがその姿に見惚れる時から始まる。
そして、2年が過ぎ、再びリカがピアノリサイタルツアーで訪れるが、不治の病に侵された彼女は演奏後に倒れてしまう。
ー ご存じのように、松下さんはピアニストでもあるので、劇中ピアノを弾く全身の姿が映される。
多くの映画では、ピアノを弾く指と演奏者を演じる俳優を映すショットは交互に描かれるが、今作は松下さん自身がピアノを奏でる姿が観られるのも、僥倖である。そして、エンドロールで流れるクレジットを見ていると、劇中奏でられたピアノ曲が松下さん自身が作曲された事が分かるのである。天は二物を与えるのだなあ、と思ったモノである。-
■リカに恋心を抱くケイヤが、彼女の心を知りながら茶香服を披露し、見事に5種の茶の産地を言い当てるシーンから、町おこしのために市の主催で茶香服を行うシーンへの繋がりの中で、ケイヤを演じる杉野遥亮のリカへの恋心と、彼女に対しつれない態度を取るジュンヤとの関係性が巧く描かれている。
そして、ケイヤやその友人達がリカのピアノリサイタルを彼らの母校で行うシーンで、真紅のドレスを纏い自身でピアノを奏でるリカを演じる松下奈緒さん及び彼女が作曲した曲の美しさに癒されるのである。
更に、その演奏途中で約束したはずの兄ジュンヤが会場に来ない事に気付き、家に走って戻るケイヤが兄を詰問するシーンで、ジュンヤが”俺は、逃げたんや。”と涙ながらに告げ、引きずられるようにピアノリサイタル会場に来て、リカの演奏する姿を見て泣き崩れるシーンは実に沁みた。
ジュンヤがリカが不治の病である事を知っていた事が分かるシーンだからである。
<ラスト、ジュンヤが茶葉屋で仕事をする背後には、茶畑の中で白いドレスを着たリカの写真が飾られている。そしてケイヤは友人達に見送られながら、美作を旅立つのである。
ジュンヤとケイヤの両親が急逝した中、二人と茶葉屋を守って来た祖母を演じられた池上季実子さんの矍鑠とした御姿を拝見できたことも僥倖であった。
今作は、哀しくも爽やかな余韻を残す美しい物語だと思います。>
純粋なストーリーだけど・・・
最近には無い純粋なストーリーだと感じました。
実際にはピアニストが地方に篭りコンサートを開催する流れには無理があると思うし、学校の体育館でプロがピアノを演奏することは難しいと思います。
純愛物の映画を膨らませ過ぎた感を持ちました。
俺 松下奈緒 好みだし 緑🟢好きなので ひいき目の🌟満点 小作品叙情的
映画は娯楽
故に 俺が松下奈緒さん好み😍 ➕緑🟢が好き。 プラス 全国転勤が俺の場合北から南まで繰り返しだったから
地方の景色大好き
本作岡山の美作地方 とのこと 厳密には B'zの稲葉さんで有名な 津山市とは違う美作市の模様だけども
美作市 以外に津山市も協力の模様
ただ この監督及び 事実上の原作原案のお二人は 美作市出身で 高校も同じとのこと
ちなみに以上は ホームページ段階でわかります。親切なホームページ
🈶有料パンフは お茶の細かい知識 ロケ地 等オリジナル色あり ただ少しホームページ重複
美人薄命か❓ 風の吹く中来て 新たな風の中で若者が成長・・・
コレ一瞬 俳優シロウトの山村隆太さんが恋人長男役で大丈夫かぁ
一応実績のある 杉野遥亮【一発変換できるようにした方が良いよ事務所さん❗️】さんが まだ学生浪人
で大丈夫かぁ
逆でないかな と一瞬思ったが
実は弟の成長が 軸 みたいなので 違和感はなかった。
杉野さんは やはりプロだけある。
山村隆太さんは 今回が初挑戦らしいので 映画 杉野さんに助けられた形 いい組み合わせ
一瞬 テレビ版『砂の器・各局でたくさんある』を連想した。
小さな小さな 映画的 叙情的小作品。
俺の大好きな❤️正統派 松下奈緒さんが 得意のピアノも実演で 魅せます。甘酸っぱい感情
病気の部分は超非現実的だけど 最近んも昔もそんなのばっか だから許容範囲
一部 CGが浮き上がる仕上がり部分は 堪忍してくださいね
あっ❗️俺 松下さんには興味あるけど お茶🍵には興味なかった
まあ 胸の中の小さな小さな物語 風に吹かれて 本日時点で 上映館が少ないのは不満😑
イヤイヤ なんやら日記📓よりは 俺的には良いと思った。 変な設定カタルシス的に未知数は不安。
その点 本作は 少なくとも『変な設定』ではないので安心して見れました。松下さん マジ神がかり的な美人と俺は思う。
懐かしすぎる故郷の映画。
昨年、原作があさのあつこで、岡山県美作地区の映画が公開になると知ってビックリ!だって俺、美作市出身なんだもん。期待度マックスで着席。
松下奈緒演じるピアニストの青江里香が津山にコンサートにやってくる。そこで倒れて病院に居ると、2年前に知り合った杉野遥亮演じる真中渓哉がやってきた。里香は初めて名前を聞いて、知り合いの家族だと気付き、真中の自宅兼店舗を訪れる。えっ、そこ大原なの?そこで渓哉の兄、淳也から冷たくされる。ん?淳也の説明ではただの知り合いって言ってるけど、元カノじゃないかなとモヤモヤ。あきらかに里香の事を好きになった感じの渓哉。こりゃ、兄弟で三角関係の話かな?
ストーリー的にはちょっと緩めなんだけど、渓哉の優しさがとても良かった。
映画を観終わった後、美作茶の事を実家の母親に聞いてみたら、岡山では有名だってさ。全く知らんかった。
地元出身の自分には、いろんな事が懐かしくてかなり泣けた。1番ウルッたのは、里香が俺の母校、林野高校の体育館でライブをしたシーン。だって俺、高校生の時、ロックバンドのボーカルやってて、文化祭で体育館でライブやってたんだもん。懐かしすぎた〜!
茶畑が見たくて
予告編で田舎の茶畑のシーンがあったので、みどりの茶畑や山々が観たくてていきました
原作は見ていないので、てっきり兄は残り少ない恋人と一緒に東京に行き、弟が茶畑を継ぐと思ったのですが違いましたね
あさのあつこさん原案にひかれて
違国日記、あんのこと、かくしごと、そして本作と楽しみな女優さんの封切が並んだ6月7日で、まず本作を選びました 子どもの心や思いを描くことに定評のあるあさのあつこさんの名前が「原案」として挙がっていることにひかれました 「透き通った風が吹いて」という岡山を舞台にした部活や初恋を描いた男子高校生の話がベースにあるようですが、映画ではもう大人になって大学生時代の恋に悩む東京に住むピアニストのヒロイン松下さんと、同じ大学で恋愛関係になるも実家の茶屋を継ぐという名目で田舎の岡山・美作に帰ってきた松下さんの元恋人、その弟との三角関係の話で、ヒロインが元恋人の住む美作に尋ねてきての話です 原案とされた小説も岡山を舞台としていますが、美作の景色の美しさ、人々の素朴さと恋愛に不器用な男性という設定以外は、新たな物語といえるでしょうか
キラキラするような年代ではなく、30代の元恋人同士、そしてその弟の3人で話は進みますが、終盤になって松下さんの演奏、また演奏中のアップの表情に観ていて緊張を感じます
学生時代の過去の思いは屈折しても、どこかに忘れ得ぬ思いが、美作という人々の温かさが
満ちている背景で描かれる、というところでしょうか
本作はイオンエンターテイメントが配給となっていて、地方に強いイオンシネマを中心とした劇場公開です 一年に数作、このイオン配給の作品が全国のイオンシネマを中心に公開されていますが、興行的にはそれほど期待されなくても、心地のいい作品が結構あります
(6月7日 イオンシネマりんくう泉南 にて鑑賞)
全22件中、1~20件目を表示