名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のレビュー・感想・評価
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私はあなたにはなれないの
今年は怪盗キッドと服部平次回だったので、
とても楽しみにしていました!
キス未遂あんなに遺恨が残っていたなんて驚きましたが笑
平次は霊のごとく和葉に告白しようと北海道でも告白スポットを探していて、早く告白して!と思って見ていました笑
平次が和葉に告白したシーン、セリフがすごく素敵で、
私もこんな告白、されてみたいな、と乙女心くすぐられていました。
aikoの挿入歌の入るタイミングが完璧すぎて映画館でぼーっとしてしまいました。
恋愛パートも見どころたくさんだったのですが、推理も多めでなかなか面白かったです。
ラストで盗一が生きていたのがびっくりでした。
キャラ飽和状態!今更馬鹿馬鹿しいキッドとコナンの関係判明
2024年映画館鑑賞44作品目
5月31日(金)イオンシネマ石巻
ハッピーナイト1300円
監督は『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』『名探偵コナン 緋色の弾丸』の永岡智佳
脚本は『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター』『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』の大倉崇裕
舞台は函館
日本刀を集めると宝の場所がわかるという
宝の場所は五稜郭
大東亜戦争末期に日帝が密かに開発した新型爆弾かと思いきや暗号解析機だった
残念
函館市で銃撃戦とか日本刀で斬り合いとか爆弾爆発とか随分と物騒な函館
東京や大阪や広島や北九州ならまだわかるけど
舞台が地元北海道となるとやたらしゃしゃり出てきて仕事を奪いにくる大泉洋
今回もそつなくこなした印象的
しかも着ぐるみのコナンくんと共演し映画の宣伝活動する際にキッドと平次を上手に真似る器用さを披露した
山口堀川両氏に対する自分にだってこの程度のことできるんですよアピールに感じられあまりいい気はしなかった
キャラクター増やしすぎ
平次とかキッドとか登場するとややこしくなる
特にキッドは良くない
押し出される形でリモート出演になったレギュラーは鈴木園子
新一とそっくりさんのキッドは父親同士の双子です従兄弟という設定が大々的に発表!
青山剛昌先生はキャラの書き分けについてあだち充先生のような開き直りはできなかったようだ
古谷徹の件で黒ずくめの組織の方がしばらくお休みにしてそっちの方にシフトするのかな
あとコナンのテーマにもルパンのテーマにも笑点のテーマにも歌詞がある
モルダウにもJupiterにも歌詞がある
でも歌詞も良作なのはルパンくらいだな
コナンくんのテーマはインストゥルメンタルで良い
声の配役
黒ずくめの組織に飲まされた毒薬の副作用で子供の姿になった工藤新一の仮の姿である江戸川コナンに高山みなみ
変装が得意で空を飛ぶ怪盗キッドこと黒羽 快斗に山口勝平
剣道の達人で大阪に住む西の高校生探偵の服部平次に堀川りょう
平次の幼馴染みで友達以上恋人未満の遠山和葉に宮村優子
平次に片思いし平次と和葉の恋路を邪魔する京都の財閥大岡家の令嬢で競技カルタの達人の大岡紅葉にゆきのさつき
紅葉に忠実な大岡家の執事で元公安の伊織無我に小野大輔
紅葉の同級生で平次の剣道のライバルの沖田総司に遊佐浩二
新一の幼馴染みで空手の達人の毛利蘭に山崎和佳奈
蘭の父親で「眠りの小五郎」の異名を持つ私立探偵で元捜査一課の毛利小五郎に小山力也
コナンの本来の姿である東の高校生探偵の工藤新一に山口勝平
新一の家の近所に住む発明家で劇場版では毎回子供たちにクイズを出題する阿笠博士に緒方賢一
元黒の組織の一員かつAPTX4869の開発者で彼女もまた新一同様に副作用で子供になった灰原哀に林原めぐみ
少年探偵団の吉田歩美に岩居由希子
少年探偵団の小嶋元太に高木渉
少年探偵団の円谷光彦に大谷育江
蘭の同級生かつ親友で鈴木財閥の令嬢の鈴木園子に松井菜桜子
新一の父親で高名な推理小説家工藤の優作に田中秀幸
新一の母親で高名な元女優の工藤有希子に島本須美
北海道警の警部の西村京兵に花田光
キッドを追い続ける警視庁捜査二課知能犯捜査係の警部の中森銀三に石井康嗣
快斗の幼なじみで中森銀三の娘の中森青子にM・A・O
快斗の父親で初代怪盗キッドの怪盗コルボーこと黒羽盗一に池田秀一
鬼のように剣道が強い高校生の鬼丸猛に津田健次郎
医学生で居合の達人の福城聖に松岡禎丞
福城聖の父親で居合の師範の家系だが居合の腕前はいまいちらしい元高校教師で病弱な福城良衛に菅生隆之
キッドに「刀を盗む」との予告状を出された斧江財閥の3代目で初代二代目に比べると商才に乏しい斧江拓三に中博史
表の顔は慈善事業家だが裏の顔は死の商人である日系アメリカ人のブライアン・D・カドクラに銀河万丈
カドクラの部下のナチョ・ベルガに武田幸史
カドクラの部下のアフロに宮本崇弘
新撰組副長の土方歳三に津田健次郎
函館の屋敷で土方に星稜刀を献上し日記にそのことを緻密に記した商人の町田正徳に金光宣明
おっちょこちょいの北海道警捜査一課の刑事で西村警部の部下の川添善久に大泉洋
土方歳三所縁の刀を所蔵していた北海道東照宮の巫女の吉永神子に高野麻里佳
園子、リモート出演w
無茶苦茶ネタバレがあります。
閲覧には十分お気をつけ下さい。
今作、色々賛否はありますが、個人的にはとても面白かった。
テンポが早くて情報量が多いから、処理するのが大変だったかも‥
今回、怪盗キッドはほぼサポート役だったね。
真剣や拳銃持った敵に高校生だけで勝つのチート過ぎた。
近年の作品には珍しくちゃんと探偵してたのが印象的だったけど、
いつもは殺人事件に食いつくコナンと平次が、今回は宝探しに夢中だったことがちょっと違和感があった。
そして、肝心の殺人事件はというとお約束の唐突なガバガバ推理と意味不明な動機w
あんなに函館で大騒ぎしておいて、実は刀は工藤亭にありましたってオチもコナン映画らしくて面白い。
1番のツッコミどころは、聖くんです!
はじめから、お宝と一緒に爆死するつもりだったなら、なぜ和葉を口説いていたんだ?
死ぬ前にワンチャン狙ってただろ。あいつ‥
以下辛口になるが、
正直な話、怪盗キッドが今回の作品の邪魔をしていたと思った。
土方歳三、五稜郭、函館山という要素だけクリアしていれば、怪盗キッドを登場させる必要は無かった。
だから、函館に中森警部がいるという違和感なども同時多発的に発生する。。。
そこを削ぎ落として、和葉のシーンを増やし、聖のキャラを深掘って欲しかった。
紅葉と沖田も完全におまけみたいなってたのが残念‥
終盤の少年探偵団も蛇足‥
あと、巫女に名前があるが謎だった。モブだろあいつw
色々とっ散らかってたせいで、1番盛り上げたいはずの和葉への告白シーンに対するカタルシスが薄味になっていたのが1番残念だった。
色々文句を垂れましたが、星4です。
来年も楽しみだ!
詰め込み気味だけど面白い
映画の宣伝でよくある「明かされる〇〇の秘密!」という文言に恥じない驚きの内容だった。
今回はミステリー自体がロマン溢れるものになっていたせいか、推理パートも興味深く見れた気がする。しかしシーンの切り替わりなどが雑で分かりにくく、推理の鍵となる証拠や伏線のシーンすら足早に流されていたため、そこは丁寧にやって欲しかった。登場人物の多さなども映像として処理しきれていないように感じた。特にオリジナルキャラの福城親子。息子の方は母親への想いもあって和葉に惹かれているのだろうから、そういう面もはっきり描いた方がいい。どこか急かされているような印象を受ける。
キッドは他の人に変装している状態での登場が多く、最後は良いところをかっさらうという憎めない活躍を見せていた。個人的に良い扱い方だったなと感じる。ラブコメも蘭がアシストに回っていたのが面白かったし、平次の告白もグッときた。面白い映画だった。特に2回目の鑑賞がとても良かったので推奨したい。
これは傑作です
作品中の登場人物の相関図を把握するのに時間がかかり、内容は難しい。私は結局は最後まであやふやなままでした。しかし、それが良さとも言えるような手の込んだ仕上がりになっています。前回の黒鉄もかなりの傑作ですが、その所以は、従来からの登場人物の使い方で、今回もその良さが出ていたと思いました。長年コナンを見てきた人は必ず観てください。ますますコナンが好きになります。3週間後に2回目行きます。既に楽しみ。
オールスター感謝祭のような…
題名にもさせていただいた通り、オールスター感謝祭のような感じがした。
まじっく快斗の面々やYAIBAの鬼丸とか…青山剛昌ここにありと言うような内容でした。
本編のストーリーも飽きがなく、予告も含め最高の作品でした。
来年も楽しみにしてます👓🎀⚽🛹👟⌚
ちょっと酷すぎる気がする
去年で大分ハードル上がっちゃってるけどそこそこ面白ければいいかなくらいで見に行きましたが、これハードルとか関係無しに面白くない。
謎も事件もキャラもどんどん出てくるのに流れ作業みたいに処理していくので、共感も出来ないしカタルシスも何もない。
ツッコミどころも多くて平次普通にキッド殺しかけてるだろコレとか、木刀で決闘とか普通に大怪我するでしょみんなも止めろよとか、車パーキングかけず事故っておいて放置はライン超えすぎだろとか、とにかくいろいろ気になりました。スタングレネードといい全体的に倫理観バグってる気がする。
あと原作でもいい加減に終わらせて欲しいと思ってる平次の告白を映画でまで引っ張るのは流石にウンザリする。
これ0.5だろと思ってましたがラストだけテンション上がったのでプラス星1で。
衝撃の事実だったんだが
面白かった。だいぶエンタメしてた。
数十年ぶりにコナン映画見たわ。
黒の組織絡まなければ十年前の知識でも話ついていけるな。
新一父とキッドの父が兄弟って設定が急に生えてきたけど大丈夫か。
作中でも新一とキッドが似てることは言われており、
最初は作者のキャラ書き分けをネタにしてんのかと思ってましたが
まさかの親戚設定!これは驚きだわ。
似てるって話でいくなら毛利蘭と中森青子も親戚だ!
本作に出てくる沖田 総司も新一に似てるから親戚だ!
親戚の設定必要でしたか?
最後に衝撃な事実
毎年楽しみにしてるコナンくんの映画を鑑賞!
北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届いた
今回キッドが狙うのは、幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀だという
ビッグジュエルを追い求めるキッドが、なぜ刀を狙うのか…?
一方、西の名探偵・服部平次とコナン達も、函館で開催される剣道大会の為に現地を訪れており、犯行予告当日、平次がキッドの変装を見事見破り追い詰めるが…!?
時を同じくして、胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が函館倉庫街で見つかる
捜査線上に浮かび上がったのは、“死の商人”と呼ばれ、アジア一帯で武器商人として活動する日系アメリカ人の男。
彼は戦時中の軍需産業に深く関わっていた斧江家初代当主が函館のどこかに隠したとされるお宝を探していた
それは、当時、日本の敗色濃厚だった戦況を一変させるほどの強力な兵器だという噂も…
そして、そのお宝とキッドが狙う刀はどうやら関係があるようで、刀を狙うキッドに対し、謎の“剣士”の影が迫り…
というのがあらすじ!
今回はちょっと駆け足ぎみで前作よりもコメディ感とミステリーが強め!
アクションシーンはすごく良かったです!
そして相変わらずの人間離れ…笑
飛行機の上で戦うんかいって心の中で突っ込みました笑
あと平次の告白が成功するかと思ったらフラッシュバン落ちてきて案の定、失敗!笑
いつになったら成功するのやら…笑
そして最後にとんでもない情報の連発が…笑
眼鏡をかけたドジな刑事に変装していたのがまさかのキッドのお父さん…
最初からいろいろ怪しかったけど笑
でも確か亡くなってるんじゃ…?
それと新一のお父さんの優作には双子がいてそれがキッドのお父さん😳
だからキッドと新一が似てるのね
ほんと最後にいろんな情報の連続で混乱しました笑
漫画は全部読んでないけどこの情報出てるのかな?
面白い映画をありがとうございました😊
来年は長野県警の話っぽいので楽しみにしてます!
最後が衝撃だったからこのくらいの星
最後は、どんなんだったか言わないけど、最初に悪い点を言うと紅葉とか言うヒロインは出さないで欲しかった。紅葉のシーンがいちいち出て来てイラついたし何より服部に余計なちょっかいかけたのはすげぇ迷惑だった。後予告に出て来た仮面の刀持った奴が5分ぐらいキッド服部コナンと戦って殆ど出て来なかったのもどうかなとは思う。後今までのコナンで今回が一番推理で難しかったかな。戦況を覆す兵器って言ってたけど全然予想してたのと違うからイマイチな答えだった。良かった点は、物理的にあり得ない戦いが服部とライバルの間で繰り広げられたのは、良かったかな。後最後で一気に15点ぐらい上がった感じかな。
怪盗キッドの作画完璧
怪盗キッド推しなので見に行った。
結構な見せ場があるし、作画も完璧。ただ「名探偵コナン」の怪盗キッドではなくて、「まじっく快斗」の怪盗キッドらしさがあったので、コナンしか知らない人は解釈不一致が起きそう。
キッド好きだけどまじっく快斗知らない人は調べてから見た方がいいかも
推理は難しくてついていけなかった。手がこんでそうではあるし、キッドメインなので、何度か見るか……となってる。
修学旅行気分で楽しみました。
まず始めに、この映画を楽しむためにはまじっく快斗を履修しておくべきだと思いました。青子を大切に思いながら素直になれない快斗、お父さんを大切に思う青子、怪盗キッドのことを憎めない中森警部…和葉と平次の話と並行して、中森家とキッドの話も展開されています。平次の勇気を横目に青子に連絡を入れちゃう快斗、キュートでした。
映画全体において、キャラの挙動が自由で、なんだか初めてコナンを見た頃の気持ちを思い出しました。当時はこの人意外とこんなこと言うんだ、そんな面もあるんだ、いいねいいね!って情報を拾い集めてその人の人となりを知ってキャラの関係性や、ストーリーを楽しんでいました。
当時は、黒の組織の人は怖すぎるので頼むから出てこないで、とも思っていました。
その頃の気持ちで見たら登場人物たちがみんなで楽しく謎解きしていて、なんだか修学旅行みたいで楽しかったです。
ただ、そのノリで見れない人が楽しめたかは…
また、キッドと新一について全員が薄々、いや、ありありと感じていたことが正解だったと最後に明かされました。もはや知っていたと言っても過言でない…長かったですね。
これから盗一氏がどう本編に出てくるか楽しみです。
キッド様好きには良き^_^
まずアニメでも函館の夜景は美しい!行ったことないけど行ってみたいと思った。ストーリーは土方歳三に興味や知識が無いと、ちょっとう〜ん?な感じ。そんな事あるかい!とツッコミどころも満載だけどキッド様出てくるから良き!細かい事は気にしない!お約束通り平次と和葉の恋も進展しないけど、まだまだ続くのかなぁ?最後の最後はそう来るか?そうするのか!ちょっと無理矢理感はある。そして当たり前だが来年もある。
北海道に行きたくなりました。
今回は、黒づくめの登場はなし。
殺人事件から始まって、お宝探しの謎解きがメインでした。
私は、刀の造りは全く知らないので
ちょっとした単語とかに「それはなに?どこ?」と考えてしまって
スマホが欲しくなりました(笑
ストーリーとしては、いろいろ巧く絡めてあって良かったと思います。
紅葉さんが名勝を紹介してくれたので
北海道に行きたくなりました(笑
うーーん……これは酷いって感じ
トリックや話自体の現実味をコナンに求めるのはファンの間ではご法度だと思うしそういうスタンスで去年まで見てきたがちょっと今年は酷すぎたなと…多くの方が触れてるように今回は派閥が新キャラばかりでただでさえ頭の整理が追いつきにくい中自分は、脈絡もなく紅葉が爆弾を投下し始めた辺りからさらにもう本当に???????って感じで考えるのがしんどかったです
平次達が墜落する飛行機の上で平然と立ってられる意味不明さはあるのに種明かしのために東京から阿笠一行を呼びつけるという変なところでは現実に準拠した作りでツッコミどころも多く、過去作を見たから平次が墜落してもどうせキッドが拾うんだろうなと思ったら案の定でした。
極めつけにはcm等々で大々的に宣伝していた平次の恋の行方は!?的な内容も最後の最後で回収してここまでは散々だったけどまぁ終わり良ければ…と思ってEDを聞いて余韻に浸っていたら聞こえてなかったオチ…
明かされるキッドの秘密とは!?も映画全体で少しづつ明かされていくのかと思ったら最後の最後の1、2分で優作がポロッと言ってそれで終わりでもう何が何だかって感じです
去年が個人的にも世間的にもかなり評価が高くプレッシャーがあったので少し程度なら酷くてもしかたないと覚悟してみたのですがそれを容易に上回る酷さでした。
全体的な感想で、酷すぎてもうなんなら某ネタの犯人は毛利小五郎の方が面白いと思うレベルでした。
綺麗な絵や迫力ある殺陣が記憶に残る作品。
私にとって初めてのコナンシリーズの映画でした。
良かった点としては迫力のあるシーンが多かったことです。
普段のテレビアニメと比べてやはり映画ということで、戦闘シーンなどとても迫力があり、アングルが目まぐるしく変わるさまはとてもよかったです。
一方で、2点ほど微妙な点もあり今回の評価とさせていただきました。
一点目は現実空想の世界を行き来しにくかったことです。
アニメである以上一定程度ラインを引いてコナンのシュートやスケボーなど楽しんで観るべきとは思いますが、へたに函館山や五稜郭が出てくる分、街中であれほど銃が出てきたり飛行機の上での戦闘のシーンにおいて現実世界を思い浮かべてしまい、そのアニメの世界を上手く楽しめませんでした。
もう一点は推理についてです。映画の尺の都合上いる組んだ難しい事件にしなければいけないというのは分かりつつも、場面が変わりすぎていて、もう少しトリックにこだわったり一つのなぞについて深堀してもよかったのではないかと思いました。ころころ変わる場面や分かりやすい伏線が一直線的に映画のストーリーとして描かれて入れ少し退屈気味でした。
以上少し厳しめの評価ではありますが、自分が住む北海道ということで楽しめましたし、次回作もぜひ見に行きたいと思いました。
最後…
ストーリーについては他の方も多くレビューしているとおり、登場人物が多く、ちょっと収拾がついていなかった印象。
それよりも!映画でそこまでストーリー進めることもできないので仕方ないと思うが、最後の平次の告白シーンで、ラブコメあるあるの聞こえてなかったはやめて欲しかった。一気に熱が冷めてしまった。
知性があまり感じられない脚本
今作ではメインキャラクターとなるキッドや平次などは青山先生が大きく介入する部分であり、魅せ方や演出等は近年の作品から大きく劣ることなく、ラストの演出も含め、純粋に楽しむことができるだろう。
しかしそれらを彩る事件の魅せ方や事件の裏にある背景描写が言ってしまえば幼稚と感じる。
近年の脚本は櫻井氏・大倉氏が交互に描いており、今作は大倉崇裕氏が登板。大倉氏はコナン作品ではラブコメ中心の作品が多く、櫻井氏はやや小難しい要素を取り入れてきた。今作では、ラブコメだけでなく、本格的なミステリとしての要素も入れたかったように思えるが、そうであれば、もっと幕末という時代背景、新政府の発足に伴う社会的な動きを捉えた意味合いをつけて欲しかったし、函館戦争の使い方も、そういう歴史があるというだけでしか使われていないため、そういった時代背景を組み込んでのミステリにして欲しかった。
中途半端に歴史的要素が入っているせいで、犯人や、それに敵対する形でいるキャラクターの描き込みやキャラクター設定との乖離が生じ、感情移入がしづらい。
最終的に事件が解決したのかしてないのかよくわからない状態のまま、平次の告白シーンに入ってしまうため、事件自体はとりあえず犯人も捕まったし、解決でしょという雑な仕舞いとなっていた。
また物語の展開や推理パートまでの構成、アクションの類似性が「紺青の拳」と似ている部分が多々あり、大倉氏の引き出しの少なさを感じてしまう。
27作目ともなると、ある程度のネタ切れ感が仕方のない部分でもあるし、観客側も大体こうなるのだろうというメタ的な目線で見てしまうのは致し方ない部分だが、新たなキャラとの掛け合い、テーマ性を毎年変えているのだからこちらの期待を良い意味で裏切る知性のある脚本を描いてほしいと思ってしまう。
あと個人的に長岡監督の演出や掛け合いは少し苦手なため今作も「うーん」という感じだった。
来年は予告の段階では期待したいものではあるし、例年通りであれば櫻井氏が登板のため、演出は立川監督でキャスティングしてもらえると非常に嬉しい。
2回観ての感想です
・キッドと平次が最初に刀を奪い合う場面で、逃げるキッドが「けけっ」て変な声出してたけど、キッドはそんな声出さない
・北海道函館になぜ平次のバイクがあるの?大阪から和葉とバイクで来たの?
・和葉は全く知らん男に、「かっこええやん」とか言わない
・蘭と和葉でそれぞれ分かれて平次を探してたはずなのに、なんで蘭は2階のベランダで和葉待ってるの?いつもなら声かけてくるよね?
・その合流したベランダで、小五郎が「はやく朝市行ってなんか食べようぜ」と言ってたけど、時系列どうなってんの?誰もいない早朝に聖の素振りを和葉が見て声かけて、平次探して、聖の居合切りを和葉が見て聖から声をかけられた和葉は「あんた朝の…」という。この時点で朝じゃないはず。
こんな感じで、違和感を書き出したらキリのない映画でした。
最後の告白も、aikoを聴きながら「こんなクソ映画で告白か…ずっと楽しみにしてた告白が…。でも和葉と平次が幸せならそれでいいか…」と思っていたのに、エンディングで和葉の「聞こえへんかったわ」。
「聞こえへんかったわ」?
え?何を言ってはりますの?え?は?
てな感じでした。
アクションがめちゃくちゃになっていってるのは、もう仕方のない事だと思って観ているのですが、キャラクター達をもっと大切にして欲しい。
このキャラはこんな性格で、こんなことはしない。今までにこんなセリフがあった、経験があった、そういう過去も大事にして欲しい。
埠頭の波をキラキラさせるとか、コナンの頭の中で全ての謎が解けた時に桜を舞わせるとかそんな演出する前に、作画崩壊させないようにして欲しい。
もう、なんか色々がっかりしてしまったし、名探偵コナン好きな人が作ったのかな?と疑問に思う映画でした。
家族向け 北海道に興味ある方も✨
冒頭10分、映画館だから体感出来る躍動感のある低音サウンド、映像に立体感とスピード感が魅力で近くで鑑賞していた子供達は『車に乗ってるみたいー』とキラキラ目線で声をあげていました。
ストーリーは今までの作品の中でも理解しやすい印象で、数年ぶりに見る方でも難しくありません。登場人物とコナンの繋がりに今までの作品や前作を観たくなるかも。最後のスクロールがaikoの歌と共に見入っちゃいました。
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