Amazon Prime Video「ザ・マスクド・シンガー」 : 特集

2021年8月4日更新

人気映画ライターが今最も注目する、映画ファンこそ
見るべき一作 “社会現象化”はすでに確定? 海外で
人気爆発の斬新“音楽ライブ×クイズ×バトル”番組

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映画「トゥモロー・ウォー」やドラマ「ザ・ボーイズ」、バラエティ番組「ドキュメンタル」など、革新的なオリジナル作品を次々と生み出してきたAmazon Prime Videoが、新たなステージへと私たちを連れていく! 9月3日に配信開始する大型企画「ザ・マスクド・シンガー」をご存じだろうか?

この番組は、全世界50カ国で爆発的な人気を誇った音楽ライブエンタテインメントの日本版。マスクをかぶった超有名人が披露するパフォーマンスや歌声を基に、「この人は誰だ?」を推理する「ライブ×クイズ×バトル」のハイブリッド番組だ。

豪華パフォーマーたちも大いに気になるところだが、MC&パネリスト陣(大泉洋やPerfumeといったスターたちが集結!)も超豪華。新たなエンタメとして、日本でもファン急増が確実視されている「ザ・マスクド・シンガー」。本特集では、人気急上昇中の映画ライター・SYOが本番組の魅力を徹底的に解説する!


【予告編】

●「ザ・マスクド・シンガー」って一体、なに? 正体隠した超有名人たちが歌とパフォーマンスを競い合う

映画.comをご覧の皆様、こんにちは。映画ライターのSYOと申します。ここからは私が「ザ・マスクド・シンガー」について紹介いたします。

本番組は、世界各地で制作・放送されている人気作を、日本上陸にあたって“究極進化”させたもの。覆面姿の超有名人12人(歌うまかったの!?と驚くような人ばかり)が、それぞれ超絶パフォーマンスを披露。スタジオのパネリストと視聴者は「すごい!」と興奮しつつ、同時に「誰が歌っているのか?」を推理していきます。

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さらにパフォーマンスはバトル形式で進行し、パネリストによって勝敗がつけられます。負けた人は正体を明かして脱落し、勝った方はトーナメントを進み……そうして最後まで勝ち抜いた1人が優勝! という新感覚エンタメ番組なんです。

プロ中のプロの激ウマなステージをライブ感覚で楽しめるだけでなく、正体を当てるゲーム的な面白さも加わっているため、能動的に“参加”できるのが面白い! 普段は映画を多く見る僕ですら、設定を聞いただけで「早く見たい!」とウズウズしています。


●海外で尋常じゃない人気… 驚愕の視聴率、豪華出演者が圧倒的、Twitterでトレンド入り連発

僕がこの番組に興味を持った理由の一つは、設定の面白さもさることながら、「海外で人気を博す番組が、満を持して日本上陸」という部分。いわば「クオリティ保証」が担保された状態ですし、進化を遂げてきたシリーズが日本に最適化されたとなれば、「スゴいものが見られそうだ」と期待も高まります。

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韓国発祥の本シリーズは、これまで50カ国以上でリメイク。アメリカでは2020年~2021年に放送された音楽番組でトップの視聴率を叩き出したほか、Twitterでは予想合戦が飛び交い、頻繁にトレンド入り。あのミッキー・ロークや『ワイルド・スピード』シリーズのタイリース・ギブソンが“マスクド・シンガー”としてパフォーマンスを披露したそう(韓国版にはBTSのジョングクも!)。

また、映画好きには「新作予告が一気に解禁される!」でおなじみのアメリカ最大のスポーツの祭典「スーパーボウル」にも登場し、世界中のファンに衝撃を与えました。映画ファンにとっても、アガる番組だと言えますね。

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●Q:何がそんなにすごい? A:音楽パフォーマンス×クイズ×バトルの斬新性

音楽番組としても、クイズ番組としても、バトル番組としても面白い――。この3つの要素がかけ合わさったコンテンツは、世界中を見渡しても「ザ・マスクド・シンガー」だけかも? 「1本で3度おいしい」のが、本作の大きな魅力です。

様々なコンテンツがあふれ、視聴時間を確保するのも一苦労な昨今。多様な面白さがギュッと詰まった複合的なエンタメであり、これまでにない新鮮味も楽しめる本番組は、非常にオトクなコンテンツといえます!

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1.音楽パフォーマンスに興奮!

まず、ライブパフォーマンスが素晴らしい! 歌声の迫力、音楽の魅力、縦横無尽のカメラワークに気分はアガりっぱなし! そしてライブに気持ちが持っていかれるのは当然ながら、この番組の面白さは見る側が「準備ができない」ところにあります。

ステージに登場するのは、マスクや着ぐるみに身を包んだ謎の人物。どんな歌声か、いまからどんなパフォーマンスが披露されるのか、どんな曲を披露するのか――。何ひとつ予測できないからこそ、衝撃と感動は格別!


2.クイズ要素にうなる!

素晴らしいパフォーマンスをただ見守るだけではありません。「ザ・マスクド・シンガー」の真髄は、覆面姿のパフォーマーと、私たち視聴者の“知恵比べ”です。

騙しきるか、見破られるか……。そんな綱引きを楽しみつつ、家族や友だち、或いはフォロワーなど視聴者同士で「誰だと思う?」と予想合戦に興じるのも面白いですし、正体が分かった後も「この人、こんなに美声だったの!?」と驚きがあったり、本人だと知ってから見返すとまた味わいが変わってきたり――。時間を追うごとに楽しみ方が変化・拡大していくのです。

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3.バトルにハラハラ・感動!

そして、バトル要素も大切なキー。優勝を目指して12人のパフォーマーが本気でぶつかる、だけれど勝者は1人のみ……というつくりが、エモーショナルなドラマを生み出しています。

それは何もパフォーマー側に限らず、視聴者サイドも同じ。例えば、「このパフォーマーに優勝してほしい!」という“推しメン”が生まれたら自然に応援に熱が入るでしょうし、のめり込み方も変わっていく。見れば見るほど深度が増していく“沼”といえるかもしれません。

これまで述べてきたことを総合すると、「ザ・マスクド・シンガー」を見る際の感覚は、映画に近いのかもしれません。ドキドキもハラハラも、ミステリーやミュージカル的な要素もあって、何よりワクワクする! 私たちが映画に求める娯楽性とマッチする部分が多いため、映画ファンもスムーズに楽しめるはずです。


●日本版はどうなるの? MC、パネリスト、歌手は誰に?

9月3日の配信開始日がますます楽しみになってきますが、ここからは「ザ・マスクド・シンガー」が日本上陸した際、「何を見られるのか?」を紐解いてゆきます。今現在分かっている情報だけでも、ゾクゾクする要素がたくさん!

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・MC:大泉洋…タレントパワーNo.1、北海道が生んだモンスター俳優

番組の“顔”であるMCを務めるのは、俳優の域にとどまらない活躍を続け、日経エンタテインメントの「タレントパワーランキング」で1位に輝いた大泉洋さん。「騙し絵の牙」や「浅草キッド」など話題作に多数出演し、映画ファンからの支持も厚い人気俳優が、“水先案内人”として私たちを「ザ・マスクド・シンガー」の世界に誘います。

・パネリスト:MIYAVI、Perfume、水原希子、バカリズム…豪華面々が驚きっぱなし

スタジオでパフォーマーたちの正体を推理する「パネリスト」も、この番組でしか見られない超豪華なメンツが揃っています。世界を股に掛けるサムライギタリスト・俳優のMIYAVIさん、存在自体が一つのジャンルといえるPerfume、そして水原希子さん、バカリズムさんといった独自の世界観・視点を持つメンバー。

果たして彼らは、歌声やわずかなヒントからマスクの下の正体を見破れるのでしょうか? 特報映像では彼らが大いに盛り上がっている姿も確認でき、その詳細・全容が気になって仕方がありません!

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・歌手:正体はトップシークレット ヒントは朝ドラ俳優、五輪メダリストetc…

そしてやはり……最大の「気になる」ポイントは、12人のパフォーマーたち。芸能界・スポーツ界・文化界から選りすぐりの精鋭たちが参戦するそうで、中には朝ドラ俳優や五輪メダリストも!?

キャッチコピーでは「顔を見れば誰もがわかる」と言われており、そんな有名人(だけど歌が上手いことはあまり知られていない)が……!?と思うと今から「誰が出るんだろう?」と妄想が膨らみます。アメリカや各国でそうだったように、放送開始後は毎週のようにTwitterのトレンド入りを果たすかも?

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・ライブ:有名人たちが長期間のガチ特訓 最高級のパフォーマンスが観られる!

パフォーマーとして参加する有名人は、半年もの時間をかけて猛特訓! ダンサーや演出家とも協力しつつ、一発勝負の舞台に挑むそう。しかも、全員が「決勝までの全6曲」をマスターしたうえで本番に備えているとのこと。しかし、全曲を披露できるのはこの中の数人だけ……。そのため、絶対に勝ち抜けるように各々が死力を尽くし、圧巻のパフォーマンスを見せつける!

そしてライブは、現場の興奮を損なうことなく視聴者に伝えるため、日本の技術力を総動員。15台もの最新鋭カメラを駆使してクレーン、ハンディカム、ステディカム等々、あらゆる角度・画角で撮影しているんです。テクニカルプロデューサー兼撮影監督の中野功士さんは「全てのカメラを同時並行で撮影し、ほんの少しのパフォーマンスアクション、観客やパネリストのリアクションも取り逃がさないようにしました」と語っています。

他にも、見どころは盛りだくさん。エグゼクティブ・プロデューサーの前原篤さん(THE WORKS)によると、「米国チームと演出などを検討、照明チームのトップはオーストラリアで、編集はシンガポールのチームが務めました」と世界各国のエキスパートを招へい。コスチュームには1体300万円も投じたそうで、「海外にも誇れる品質の番組に仕上げることができました」(前原さん)と自信のコメントを発しています。

懸ける気持ちも、演出も――“本気”のライブパフォーマンスが、ここにある。ぜひ今のうちに「ザ・マスクド・シンガー」をブックマークして、配信開始日を全力待機しましょう!(構成:編集部/文:SYO)

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●Amazon Prime Videoについて

Amazon Prime Videoは、映画からドラマ、バラエティ、アニメなどのテレビ番組まで、豊富な作品を配信中。

月額500円でプライム会員になれば、自宅でも外出先でも、スマートフォン、タブレット、Smart TV、パソコンなど様々なデバイスで好きな作品を視聴できます。

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