全米映画ランキング : 2017年12月15日~2017年12月17日

全米映画ランキング:2017年12月19日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2017年12月15日~2017年12月17日
(金額・順位は確定後のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 スター・ウォーズ 最後のジェダイ 1 220,047,000 220,047,000
2 フェルディナンド 1 13,325,000 13,325,000
3 1 リメンバー・ミー

Coco
「リメンバー・ミー」

Walt Disney
(ディズニー)

4 10,025,000 150,810,896
4 3 ワンダー 君は太陽

Wonder
「ワンダー 君は太陽」

Lionsgate
(キノフィルムズ)

5 5,400,000 109,256,738
5 2 ジャスティス・リーグ

Justice League
「ジャスティス・リーグ」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

5 4,170,000 219,456,347
6 6 パパVS新しいパパ2 6 3,800,000 96,579,982
7 5 マイティ・ソー バトルロイヤル 7 2,981,000 306,375,120
8 4 ディザスター・アーティスト 2 2,636,908 12,932,039
9 7 オリエント急行殺人事件

Murder on the Orient Express
「オリエント急行殺人事件」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

6 2,470,000 97,252,742
10 9 レディ・バード

Lady Bird
「レディ・バード」

A24
(東宝東和)

6 2,108,117 25,977,506

「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」が歴代2位のオープニング興収でV

先週末の全米ボックスオフィスは、大ヒットSFシリーズの第8作「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」が、前作「スター・ウォーズ フォースの覚醒」の約2億4700万ドルに次ぐ、歴代2位となる約2億2000万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。

北米以外でも約2億3000万ドルを稼ぎ出し、全世界興収は3日間で約4億5000万ドルを記録する大ヒットスタートとなった。今後は、前作「フォースの覚醒」が記録した北米最終興収約9億3660万ドル、全世界興収約20億6822万ドルを目指すことになる。

「スター・ウォーズ」シリーズの転換点ともいうべき内容に多くの批評家から絶賛評が寄せられたが、観客の間では賛否がはっきり分かれており、2週目以降の興収の動きが気になるところだ。監督・脚本は「LOOPER ルーパー」のライアン・ジョンソン。ジョンソンはエピソード9の後の「スター・ウォーズ」新3部作でも監督を務めることになっている。

首位と2億ドル以上離され、約1340万ドルで2位デビューとなったのは、ブルースカイ・スタジオの新作アニメ「Ferdinand」。名作絵本「はなのすきなうし」を原作に、少女と牡牛フェルディナンドの友情とともに、フェルディナンドと仲間たちの冒険が描かれる。監督は「アイス・エイジ」シリーズのカルロス・サルダーニャ。声の出演はジョン・シナ、ケイト・マッキノン、ボビー・カナベイルら。

クリスマスの週末を迎える今週は、マット・デイモン主演のコメディ「ダウンサイズ」(アレクサンダー・ペイン監督)、ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン共演のミュージカル「グレイテスト・ショーマン」、ドゥエイン・ジョンソン&ジャック・ブラック主演のアドベンチャー大作「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」、「ピッチ・パーフェクト」シリーズの最終章「Pitch Perfect 3」、オーウェン・ウィルソン、エド・ヘルムズ共演のコメディ「Father Figures」が公開になるほか、本年度アカデミー賞最有力のスティーブン・スピルバーグ監督最新作「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」(メリル・ストリープ&トム・ハンクス主演)が限定で公開される。

2017年12月19日更新 藤井竜太朗

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