マスコミ注目度ランキング : 2012年1月11日~2012年1月17日

マスコミ注目度ランキング : 2012年1月24日発表(毎週火曜更新)

集計期間:2012年1月11日~2012年1月17日

順位

先週

作品

露出回数

ポイント

1 ロボジー

ロボジー

配給:東宝

11 25.0
2 ヒミズ

ヒミズ

配給:ギャガ

12 23.2
3 マイウェイ 12,000キロの真実

マイウェイ 12,000キロの真実

配給:CJ Entertainment Japan、東映

11 21.3
4 ALWAYS 三丁目の夕日’64

ALWAYS 三丁目の夕日’64

配給:東宝

8 16.0
5 果てなき路

果てなき路

配給:boid

6 13.5
6 北のカナリアたち

北のカナリアたち

配給:東映

4 12.0
7 月光ノ仮面

月光ノ仮面

配給:角川映画

8 10.0
7 はやぶさ 遥かなる帰還

はやぶさ 遥かなる帰還

配給:東映

5 10.0
7 ヘルタースケルター

ヘルタースケルター

配給:アスミック・エース

4 10.0
10 哀しき獣

哀しき獣

配給:クロックワークス

4 9.5

※「露出回数」とは、その作品に関する記事が、1週間のうちに何回登場したかをカウントした延べ露出回数です。この数値は順位には反映されません。

首位は「ロボジー」、2位は評価割れる「ヒミズ」。邦画も洋画もYouTubeで

首位は矢口史靖監督、五十嵐信次郎(ミッキー・カーチス)、吉高由里子出演「ロボジー」。改発に失敗したロボットの中に入ることになった老人が巻き起こす騒動。「お年寄りに合わせたわけではないだろうが、笑いもドラマも全体に薄味に感じられた」(読売)、「転がるテンポはだれでもついていける速さだし、以前はブラックだった笑いもダークにとどめる微妙なさじ加減」(朝日)、「上手に生きられない人々を矢口史靖監督が温かく痛快に描く」(日経)、「潮風のコミカルな動きにくぎ付け」(東京)と、かなりわかりやすい娯楽作。

2位は園子温監督、主演の染谷将太と二階堂ふみがベネチア映画祭新人俳優賞を獲得した「ヒミズ」。震災によって家庭が崩壊した少年と、彼を慕う少女を巡る人間ドラマ。「食い足りなく思える場面もあるが、いつしかそれも忘れる。染谷と二階堂が全身で表現する激しい衝動と感情、圧倒的な生の輝きに心つかまれてしまうからだ」(読売)、「高揚感と感動を迫る映像は、力強くはあるが毒気に乏しく、戸惑いと落胆を覚えた」「泥んこになって本気で殴りあう染谷と二階堂の、容赦ないぶつかりあいは言葉を失う迫力」(毎日)、「映画『ヒミズ』が放つ熱量は本当に半端ではない」(朝日)、「この監督の前の2作『冷たい熱帯魚』と『恋の罪』のように、過激な血みどろシーンやサディズムのシーンなどが、単眼的にそれ自体で完結してしまい、日本の風土から浮きあがってしまっているような不自然さは、ぎりぎり回避されている」(日経)、「とにかく最後まで見てほしい。ラストシーンを体感してほしいのが本作だ」(東京)と、平坦な脚本を2人の熱演が彩る。

3位はカン・ジェギュ監督、オダギリジョー、チャン・ドンゴン共演「マイウェイ」。実話をもとに、日ソ独の軍隊を渡り歩いた兵士の物語。「『ブラザーフッド』にも似て、この臨場感はハリウッド映画に近く、日本映画は到底及ばない」(読売)、「人と物を大量動員した戦闘場面の迫力は、日本映画にはできない芸当だ」「ダブル主演のオダギリとチャン、さらに脇役の山本太郎、キム・イングォンらがたっぷりと見せてくれる」(毎日)、「カン・ジェギュの演出はまるでジョン・フォードが西部劇を演出している時のように冴えわたる」(朝日)、「戦闘シーンの迫力が見どころ」(日経)、「三部作にするぐらいの内容では」(東京)。我が国の監督の人材不足が原因?

5位はモンテ・ヘルマン21年ぶりの監督作「果てなき路」。主演女優を愛した監督が、撮影しながらも徐々に精神のバランスを失っていく。「ヘルマン監督の映像美にもひきつけられるが、あまり深みはない」(産経)、「トム・ラッセルの2曲の歌以外、ほとんど音楽のない静かな画面に、じわじわと官能がたちこめ、何度も見たくなる深い味がある」(日経)、「ヘルマンにとって、女はイコール映画。危ない、いい女に溺れ、破滅していく男の愛の物語が根幹なのだから、所詮(しょせん)、解明などあるはずもない」(朝日)、「男と女の関係のみならず、映画そのものの不思議性をあぶり出し、静かな狂気すら感じさせる一作である」(毎日)、「映画へのオマージュが感じられる」(東京)、「実に刺激的な傑作」(読売)と、評者によって意見がわかれる。

圏外では年明け早々暗いニュースが。「映画興行収入18%減」「松竹最終赤字35億円」(日経)、「DVD売り上げピーク時の半分」(産経)など。そんな中YouTubeによる映画配信ビジネスがいよいよ本格化することを日経新聞が。次世代の自動字幕翻訳サービスも立ち上がり、主戦場はネットへ。

2012年1月24日更新 編集部

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