全米映画ランキング : 2010年10月29日~2010年10月31日

全米映画ランキング:2010年11月1日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2010年10月29日~2010年10月31日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ソウ ザ・ファイナル 3D

Saw 3D
「ソウ ザ・ファイナル 3D」

Lionsgate
(アスミック・エース)

1 22,500,000 24,200,000
2 1 パラノーマル・アクティビティ2 2 16,500,000 65,658,000
3 3 RED レッド

Red
「RED レッド」

Summit
(ディズニー)

3 10,811,000 58,905,000
4 2 ジャッカス3D

Jackass3D
「ジャッカス3D」

Paramount
(パラマウント)

3 8,425,000 101,578,000
5 4 ヒア アフター

Hereafter
「ヒア アフター」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 6,320,000 22,161,000
6 6 セクレタリアト 奇跡のサラブレッド 4 5,071,000 44,774,000
7 5 ソーシャル・ネットワーク

The Social Network
「ソーシャル・ネットワーク」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

5 4,700,000 79,706,000
8 7 かぞくはじめました 4 4,000,000 43,478,000
9 9 ザ・タウン

The Town
「ザ・タウン」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

7 1,950,000 87,602,000
10 25 ディア・ブラザー 3 1,825,000 2,378,000

「ソウ・ザ・ファイナル3D」が首位デビュー

ハロウィーンを迎えた全米ボックスオフィス。首位に立ったのは大ヒットホラーシリーズの第7弾にして最終章の「ソウ ザ・ファイナル3D」だった。

シリーズ4本目の首位デビューとなった同作の週末オープニング興収は約2250万ドル。高額チケットの3D上映にしたおかげか、昨年シリーズ最低のオープニング興収約1400万ドルでのデビューだった「ソウ6」の成績はなんとか上回ったが、3000万ドル台でデビューしていたシリーズ全盛期のころの勢いを取り戻すことは出来なかった。

2位は、「ソウ」に取って代わって、ハロウィーン・シーズンの新たな人気シリーズになりつつある「パラノーマル・アクティビティ」のパート2。2週目も順調に稼ぎ、10日間の累計興収は約6500万ドルに。約1億700万ドルを稼ぎ出した前作には届きそうもないが、8000万ドル以上の興収は見込めそうだ。

4位「ジャッカス3D」はシリーズ初の1億ドルの大台突破。5位「ヒア アフター」は17日間の累計興収が約2200万ドルと伸び悩んでおり、最終的にはイーストウッドの前作「インビクタス」(最終興収約3750万ドル)と同等の成績に落ち着いてしまうかもしれない。

その他、10位にはヒラリー・スワンク&サム・ロックウェル主演の実録ドラマ「Conviction」が拡大公開により25位からランクイン。圏外では、日本では公開済みの「ミレニアム」シリーズ最終章「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」が上映館数154サイトながら13位に入る健闘を見せた。

今週末は、アカデミー賞監督ダニー・ボイルのスリラー「127 Hours」、ロバート・ダウニー・Jr.&ザック・ガリフィアナキス主演のコメディ「デュー・デート 出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断」、ドリームワークス・アニメーションの新作「Megamind」などが公開となる。

2010年11月1日更新 藤井竜太朗

過去のランキング