全米映画ランキング : 2009年9月25日~2009年9月27日

全米映画ランキング:2009年9月29日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2009年9月25日~2009年9月27日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 くもりときどきミートボール

Cloudy with A Chance of Meatballs
「くもりときどきミートボール」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

2 24,600,000 60,000,000
2 サロゲート

Surrogates
「サロゲート」

Touchstone
(ディズニー)

1 15,000,000 15,000,000
3 Fame フェーム

Fame
「Fame フェーム」

United Artists/MGM

1 10,000,000 10,000,000
4 2 インフォーマント!

The Informant!
「インフォーマント!」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 6,900,000 21,000,000
5 3 Tyler Perry's I Can Do Bad All By Myself 3 4,800,000 44,500,000
6 パンドラム

Pandorum
「パンドラム」

Overture
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

1 4,400,000 4,400,000
7 4 わすれた恋のはじめかた 2 4,300,000 14,700,000
8 5 ジェニファーズ・ボディ

Jennifer's Body
「ジェニファーズ・ボディ」

20th Century Fox
(ショウゲート)

2 3,500,000 12,300,000
9 6 9 ナイン 9番目の奇妙な人形 3 2,800,000 27,100,000
10 7 イングロリアス・バスターズ 6 2,700,000 114,500,000

「ミートボール」がV2。ブルース・ウィリスの新作は2位デビュー

3本の新作がランクインした先週末の全米ボックスオフィスは、公開2週目の「くもりときどきミートボール」が、新作を退けて約2460万ドルを稼ぎ、首位を守った。同作の10日間の累計興収は約6000万ドルに到達。1億ドル突破も見えてきた。オープニング興収約1500万ドルで初登場2位となったのは「パーフェクト・ストレンジャー」(07)以来となるブルース・ウィリス主演作「サロゲート」。代理アンドロイドを用いて、人々が安全に暮らしている近未来で殺人事件が発生。ウィリス扮するFBIエージェントが捜査に乗り出すが……。監督は「ブレーキダウン」「U-571」「ターミネーター3」のジョナサン・モストウ。共演にラダ・ミッチェル、ビング・レイムスほか。3位はアラン・パーカー監督の同名ミュージカルをリメイクした「フェーム」。ニューヨークのパフォーミング・アーツ専門の高校に通う若者たちの青春模様が描かれる。約30年ぶりのリメイクだが、批評家たちからは厳しい意見が多く寄せられている。6位初登場「Pandorum」はデニス・クエイド、ベン・フォスター主演のSFサスペンス。地球から遠く離れた宇宙の果てを舞台に、記憶を無くした宇宙飛行士2人が謎の生命体を相手にサバイバル戦を繰り広げる。製作は「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン。監督はドイツ出身の新鋭クリスチャン・アルバート。今週末はドリュー・バリモア監督、エレン・ペイジ主演の「Whip It」、「トイ・ストーリー」「トイ・ストーリー2」の3Dバージョンが公開されるほか、ベネチア国際映画祭でも話題になったマイケル・ムーア監督の新作「キャピタリズム/マネーは踊る」が拡大公開となる。

2009年9月29日更新 藤井竜太朗

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