国内映画ランキング : 2009年8月8日～2009年8月9日

「仮面ライダーディケイド」大ヒットスタート。「HACHI」4位、「G.I.ジョー」は5位

台風通過など相変わらず不順な天候が続いているが、この週末は「押尾学」と「酒井法子」の逮捕報道でTVの前に釘付けになった人も多かったはず。そんな中、「劇場版　仮面ライダーディケイド／オールライダー対大ショッカー」（併映『侍戦隊シンケンジャー　銀幕版／天下分け目の戦』）が初登場1位の大ヒットスタートを切った。2日間で動員39万9779人、興収4億7747万9400円を記録。この数字は、昨年公開され興収9億円をあげた「劇場版　仮面ライダーキバ／魔界城の王」（併映『ゴーオンジャー』）の255％、07年に公開され興収13.8億円をあげた「劇場版　仮面ライダー電王／俺、誕生！」（併映『ゲキレンジャー』）の198％と、シリーズ最高を大きく上回る成績。子供たちからその親たちまで「ディケイド」と「シンケンジャー」の人気の高さを示すスタートとなった。同じく新作では、「HACHI／約束の犬」が動員17万8527人、興収2億2292万9600円で4位、7日（金）公開の「G.I.ジョー」は3日間で動員18万3493人、興収2億3489万9100円で、2日間では5位スタートとなった。「HACHI」はまずまず、「G.I.ジョー」は苦戦といったところか。一方、「ハリポタ6」は間もなく興収56億円、東宝配給の「ポケモン」は動員310万人、興収32億円、「ごくせん」は動員220万人、興収25億円、「アマルフィ」は興収23億円をそれぞれ突破と強さを維持。また、アニメ「サマーウォーズ」は公開館数が少ないながらも10位に踏みとどまり、興収4億円が目前と健闘している。来週は「ナイトミュージアム2」がTOP10のどこへ食い込むか。

2009年8月11日更新　和田隆