国内映画ランキング : 2007年2月24日~2007年2月25日

映画ランキング : 2007年2月27日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2007年2月24日~2007年2月25日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1 2

ドリームガールズ

配給:UIP

日劇3ほか東宝系 2
2 1

どろろ

配給:東宝

有楽座ほか東宝系 5
3 3

幸せのちから

配給:ソニー

日比谷スカラ座ほか東宝系 5
4 4

バブルへGO!!/タイムマシンはドラム式

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 3
5 5

守護神

配給:ブエナビスタ

日劇1ほか東宝系 3
6 6

マリー・アントワネット

配給:東宝東和/ 東北新社

お台場シネマメディアージュ ほか東宝系 6
7

さくらん

配給:アスミック

シネクイントほか 1
8 8

ディパーテッド

配給:ワーナー

サロンパス・ルーブル 丸の内ほか松竹・東急系 6
9 7

墨攻

配給:キュービカル /松竹

丸の内ピカデリー1ほか 松竹・東急系 4
10 9

それでもボクはやってない

配給:東宝

シャンテシネほか東宝系 6

※ファーストラン時点

「ドリームガールズ」が首位浮上。「さくらん」が好スタート

「無冠の帝王」スコセッシがとうとう戴冠し、今年のオスカーは幕を閉じた。今年1月の来日の折、受賞作「ディパーテッド」を「本当は作りたくなかった」と語っていたスコセッシ監督だけに、実に皮肉な結末である。その「ディパーテッド」の成績だが、日本公開から6週を経て、週末の順位は8位と青息吐息。メイン館のサロンパス・ルーブル系では今週の金曜日で上映が終わり、翌3月3日から渋谷東急系にムーブオーバーとなるが、果たして動員にどれほどの影響が現れるのか注目である。ここまでの興収はおよそ14億円。そして、エディ・マーフィが泣き、ジェニファー・ハドソンが笑った「ドリームガールズ」は、「どろろ」を交わして首位に出た。受賞の数こそ2つに終わったが、直近でオスカーの恩恵をもっとも受けるのはこの作品だろう。なお、新作は1本のみがランクイン。「さくらん」が関東のみの51スクリーンで、動員およそ3万人、興収4500万円弱(土日2日間)という好スタート。今週末から全国公開が始まるので、どこまで順位を伸ばせるか楽しみだ。そして「蒼き狼」も今週末公開。どれだけビッグな数字が出るか、これまた楽しみである。

2007年2月27日更新 駒井尚文

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