全米映画ランキング : 2007年1月26日～2007年1月28日

「エピック・ムービー」が首位。「スモーキン・エイセズ」が2位

今週の全米ボックスオフィスは、「最終絶叫計画」シリーズのジェイソン・フリードバーグ＆アーロン・セルツァーらが新たに手がけるパロディシリーズの続編「エピック・ムービー」が首位に立った。同作は、デート向けのコメディ映画をパロった昨年公開の「デート・ムービー」に続く作品で、今回は「チャーリーとチョコレート工場」「パイレーツ2」「X-MEN3」「スーパーマン・リターンズ」「ナルニア国物語」といった大作をパロっている。オープニング興収は約1800万ドル。2位は「M:i:III」を降板し、「NARC／ナーク」以来の新作となってしまったジョー・カーナハン監督の新作「スモーキン・エイセズ」。マフィアを裏切る腹づもりのマジシャン“エイセズ”を巡って、FBI、マフィア、そしてエイセズを殺すために各地から集まってきた殺し屋が、ラスベガスを舞台に入り乱れる。ベン・アフレックや映画初出演となるグラミー受賞シンガーのアリシア・キーズの他、レイ・リオッタ、ライアン・レイノルズ、アンディ・ガルシアらが出演。5位「キャッチ・アンド・リリース」は「エリン・ブロコビッチ」「イン・ハー・シューズ」の脚本家スザンナ・グラントの長編監督デビュー作。婚約者を突然亡くしたヒロイン（ジェニファー・ガーナー）が悲劇から立ち直る姿を描く。共演はジュリエット・ルイス、ティモシー・オリファントら。

2007年1月30日更新　藤井竜太郎