マスコミ注目度ランキング : 2006年5月31日~2006年6月6日

マスコミ注目度ランキング : 2006年6月13日発表(毎週火曜更新)

集計期間:2006年5月31日~2006年6月6日

順位

先週

作品

露出回数

ポイント

1

花よりもなほ

配給:松竹

30.1
2

東京フレンズ The Movie

配給:松竹

22.5
3

ココシリ

配給:ソニー

18.1
4

プージェー

配給:puujee製作委員会

15.7
5

バッシング

配給:バイオタイド

12.7
6

ポセイドン

配給:ワーナー

10.6
7

13歳の夏に僕は生まれた

配給:コムストック

10.4
8

ダ・ヴィンチ・コード

配給:ソニー

10.0
9

俺は、君のためにこそ死ににいく

配給:東映

9.5
10

嫌われ松子の一生

配給:東宝

8.2

※「露出回数」とは、その作品に関する記事が、1週間のうちに何回登場したかをカウントした延べ露出回数です。この数値は順位には反映されません。

巨匠、今村監督逝去。「花よりも」「ココシリ」の健闘光る

「ダ・ヴィンチ」から入れ替わりのトップは、是枝裕和監督、岡田准一、宮沢りえ主演の時代劇「花よりもなほ」。江戸庶民の日常を現代に向けて描いた作風は、山中貞雄の世界に通じる云々と各紙とも好意的な評。2位「東京フレンズ」は大塚愛主演のラブストーリーで、ニューヨーク・ロケの模様と、大塚と恋人役の瑛太とのキスシーン画像がスポーツ紙全紙で一斉発表。3位の「ココシリ」は、モンゴルの辺境でカモシカの密猟と戦うパトロール隊を描いた作品。読売は「真実のドラマに釘付け」、朝日は「銀の森へ」で「途轍もない傑作が生まれていたのでは」とほぼ手放し。次の「プージェー」もまた、モンゴルで撮影されたドキュメンタリーで、東京新聞「筆洗」は「草原の四季とともに淡々と」と取り上げた。今週の「ダ・ヴィンチ」は、毎日が半頁を費やして世界各国での公開後の反応を徹底比較。「俺は、」は映画に登場する零戦が初披露。2機で5000万円也。\n\nこの週の実質的な首位は今村昌平監督逝去のニュース。日本人で唯一、2度のカンヌ映画祭パルムドールを獲得(他にはコッポラ、クストリッツァ、ダルデンヌ兄弟など)した巨匠の死を、朝日新聞は小沢昭一氏、毎日新聞は佐藤忠男氏、日経新聞は藤本義一氏の各氏が追悼の記。また天声人語、余録、編集手帳もその死を取り上げた。その評価の場だったカンヌ映画祭、今年のレポートを朝日、毎日、読売がそれぞれ。日本にもファンの多いウォン・カーウァイが審査委員長だったが、政治色の強い作品の台頭が目立ったコンペ部門に日本映画は参加の余地なし。中野裕之監督「アイロン」や西川美和監督「ゆれる」の健闘はあったが、今後は強いテーマ性が必要では、と説いた。

2006年6月13日更新 駒井尚文

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