マスコミ注目度ランキング : 2006年5月24日~2006年5月30日

マスコミ注目度ランキング : 2006年6月6日発表(毎週火曜更新)

集計期間:2006年5月24日~2006年5月30日

順位

先週

作品

露出回数

ポイント

1

ダ・ヴィンチ・コード

配給:ソニー

36.0
2

嫌われ松子の一生

配給:東宝

23.2
3

デイジー

配給:東宝東和

16.4
4

GOAL!

配給:東芝

15.8
5

BIG RIVER

配給:オフィス北野ほか

14.0
6

夢駆ける馬ドリーマー

配給:アスミック

10.3
7

さくらん

配給:アスミック

10.0
7

雪に願うこと

配給:ビターズ・エンド

10.0
9

間宮兄弟

配給:アスミック

9.0
10

日本沈没

配給:東宝

8.7

※「露出回数」とは、その作品に関する記事が、1週間のうちに何回登場したかをカウントした延べ露出回数です。この数値は順位には反映されません。

「ダ・ヴィンチ」2週連続。「ローマの休日」安売りDVDが消える?

今週も「ダ・ヴィンチ」がトップ。東京新聞は「知的好奇心くすぐった?」と銘打ちヒットの要因を探れば、朝日新聞は欧米のキリスト教徒が静観、アジアのそれが過剰反応と地域で大きく異なる理由を「貧富の差」との見解。個人的には歴史の長さや深さの違いも付け加えたい。「嫌われ松子」は各紙とも好意的、「涙が出るほど笑い転げた」(読売)、「バカバカしいほどの明るさが、生を肯定」「監督の天才ぶりに驚愕」(毎日)、「転落と淪落の一生を、はなやかなショーのように」(日経)とあるが、重要な位置を占める音楽に関しては「聴き返したくなる」(読売)と「楽曲に魅力がないのが惜しい」(日経)と意見が割れた。また、この週はカンヌ映画祭が終了し各紙まとめ記事を発表。パルムドールを始め主要な部門は紛争やテロ、銃社会、独裁政治などを題材にした作品に占められ、暴力と社会の関係を考えさせる硬派な映画祭だったようだ。7位「さくらん」は安野モヨコの吉原遊郭を舞台にしたコミックスを蜷川実花が初監督した作品。出演は土屋アンナ、木村佳乃、菅野美穂などでこのほどクランクアップ。\n\n圏外の注目はいわゆる「53年問題」に関するもので、50年間の著作権保護期間が終了した「ローマの休日」を格安DVDにして販売した会社を相手取り、パラマウント社が販売差し止め請求を東京地裁に申請、注目を集めた。04年に70年間に改正されたパブリックドメイン法だが、その隙間にあたる53年の作品は「ローマ」を始め「第十七捕虜収容所」「シェーン」「地上より永遠に」など名作が揃い激安DVDの対象。今後は法の判断だが、朝日の投書欄では「せこさ感じる」として、米映画会社に対する著作権法の過保護ぶりを非難する意見も掲載された。

2006年6月6日更新 駒井尚文

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