全米映画ランキング : 1998年11月13日～1998年11月15日

全米映画ランキング：1998年11月17日発表（毎週月曜日更新）

全米週末興行成績：1998年11月13日～1998年11月15日
（金額・順位は確定後のもの）

順位	先週	タイトル「邦題」／配給（日本配給）		スクリーン数	上映週	週末の興収（単位：$）	累計興収（単位：$）
1	1		The Water Boy 「ウォーター・ボーイ」 Buena Vista （ブエナビスタ）	2,675	2	25,200,000	79,900,000
2	初		I Still Know What You Did Last Summer 「ラストサマー2」 Sony （ソニー）	2,443	1	17,500,000	17,500,000
3	初		Meet Joe Black 「ジョー・ブラックをよろしく」 Universal （UIP）	2,504	1	15,600,000	15,600,000
4	2		The Siege 「マーシャル・ロー」 Fox （フォックス）	2,579	2	8,250,000	26,500,000
5	5		Antz 「アンツ」 Dreamworks （UIP）	2,351	7	4,200,000	81,200,000
6	3		Pleasantville 「プレザントヴィル」 New Line （ギャガ）	1,773	4	4,100,000	32,000,000
7	初		I'll Be Home for Christmas 「アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス」 Buena Vista （ブエナビスタ）	1,759	1	4,000,000	4,000,000
8	4		The Wizard of OZ(Re-Issue) 「オズの魔法使い」 Warner Bros.	1,882	2	3,260,000	10,570,000
9	6		Living Out Loud New Line	1,087	3	2,700,000	8,700,000
10	10		Rush Hour 「ラッシュアワー」 New Line （ギャガ）	1,615	9	2,000,000	130,000,000

「The Water Boy」が今週も首位に居座った。これはまったくの予想外。２位初登場の「I Still Know What You Did Last Summer」は今年公開されたヒット・ホラー「ラストサマー」の続編。そして３位にはブラピ最新作「ジョー・ブラックをよろしく」がつけている。「ジョー・ブラック」は数字的に今一歩の感はあるものの、ブラピ主演作の中では「デビル」の1430万ドルを破って、過去最高のオープニング記録。意外です。今アメリカでは、ラブ・ストーリーよりもホラーよりも、単純に笑えるコメディが一番強いみたいだ。経済状況は決して悪くないのになあ。いずれにせよ、これ以降似たようなくだらな～いコメディがワンサカ出てくるという展開が一番怖い。

1998年11月17日更新　藤井竜太郎

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