フレドリック・スタインカンプ : ウィキペディア(Wikipedia)

フレドリック・スタインカンプ(Fredric Steinkamp、1928年8月22日 - 2002年2月20日)は、アメリカ合衆国の編集技師である。

人物

シドニー・ポラックとのコラボレーションで知られ、『ひとりぼっちの青春』(1969年)から『サブリナ』(1995年)までの作品にクレジットされている。

来歴

MGMスタジオの音響部門でキャリアが始まり、後に、ラルフ・E・ウィンタース、、ハロルド・F・クレスらの編集アシスタントとなる。クレスの推薦により『The Adventures of Huckleberry Finn』(1960年、マイケル・カーティス監督)の編集技師に抜擢され、初めてクレジットされた。1980年からは息子のウィリアム・スタインカンプと共に編集の仕事を務める。1999年からはウィリアムのみがシドニー・ポラック作品の主要編集となり、ポラックが2005年に亡くなるまで続いた。

ジョン・フランケンハイマー監督の『グラン・プリ』(1966年)により、アカデミー編集賞を受賞した。他に、ポラック監督の『ひとりぼっちの青春』(1969年)、『コンドル』(1975年)、『トッツィー』(1982年)、『愛と哀しみの果て』(1985年)でも同賞にノミネートされた。

2001年にアメリカ映画編集者協会の生涯功労賞を受賞した。

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/02/01 11:24 UTC (変更履歴
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