ニコラス・エドワーズ : ウィキペディア(Wikipedia)

ニコラス・エドワーズ(Nicholas Edwards, 1992年7月31日 - )は、アメリカ人の男性歌手、俳優。日本テレビ系列の特別番組「のどじまん THE ワールド!」に出場したことがきっかけで、主に日本で活動している。愛称はニックNyk。アメリカ合衆国オレゴン州ヒルスボロ市出身。身長186㎝。血液型AB型。

来歴

来日前

1992年7月31日23:58、アメリカ合衆国オレゴン州ヒルスボロ市で生まれる。祖母は農場を営み、母はその手伝いと会社員の仕事を兼業、父は音楽活動を行いながら地元の大学で栄養士をしていた。

父親の歌手活動を見て育ったニコラスは音楽に強い関心を持ち、小さい頃から歌手になることを夢見ていたというhttp://mediapod-pro.com/?page=menu2。

小学生の頃より、モデル活動を始める。

1998年、6歳の時に両親が離婚。ニコラスと3歳年下の弟は母に引き取られた。

2004年、11歳の時に母の再婚によって相手の子供を含め、妹1人と弟2人の兄となる。

2006年、日本から迎え入れていた交換留学生(声優・Argonavisボーカルの伊藤昌弘)にコブクロの『蕾』を教えられ、J-POPに夢中になる。以来、伊藤とは長年の交流がある。

2006年秋、ヒルスボロ市にあるに入学後、日本語の勉強を始める。勉強し始めて1年半で、在ポートランド日本国総領事館が開催する第20回スピーチコンテスト(2008年5月11日開催)に出場し、第2部門(高校生対象)で2位を獲得http://www.portland.us.emb-japan.go.jp/en/culture/speech_contest_eng.html。

2008年の夏、静岡県袋井市と東京に留学。初来日。来日中、日本の伝統的な文化や言葉に魅了されたニコラスは日本で歌手になりたいと決意。アメリカに帰国後、熱烈に日本語の勉強を続け、2010年、再び出場したスピーチコンテスト(2010年4月24日開催、第22回)にて1位を獲得。

2010年6月12日に17歳で高校を卒業し、その翌日に再来日した。

デビュー前

来日後、外国人タレントを扱うイクリプス・プロダクションに所属http://topsy.com/www.eclipsepro.jp%2F07_member_M.php%3Feid%3D00040%26sex%3D11。2011年6月25日に放送された「のどじまん THE ワールド!」第1回に出場し、3位を獲得。「美しすぎる18歳」としてテレビデビューを果たす。同年10月11日、「のどじまん ザ!ワールド」第2回で1位を獲得し、世界一日本の歌が上手い外国人として注目される。翌月、当時新番組であった世界番付に出演し、日本国内のツイッタートレンドのトップになるなど、インターネット上でも大きな反響を呼び、メディアに「超絶イケメン米国人https://www.walkerplus.com/article/29298/」と名付けられる。

2012年3月、第4回沖縄国際映画祭の出品作である「ヒノマル♪ドリーム」に主演し、映画デビューを果たす。また、同月に放送された「のどじまん ザ!ワールド」第3回に再出場し、2位を獲得。同年4月よりBSジャパンの「ヴァンガードTV2」にてレギュラーを務め、テレビ東京の「しまじろうのわお!」で「ムシバのうた」のボーカルを担当するなど、徐々に活躍の場を増やす。7月からカードファイト!! ヴァンガードのCMキャラクターとしてDAIGOと共演。同月、「のどじまん ザ!ワールド」第4回に出場し3位を獲得。銀河英雄伝説「撃墜王」編にて、ラインハルト・フォン・ローエングラム役として初舞台を踏む。10月、「のどじまん ザ!ワールド」第5回に出場し、再び優勝を果たす。この時の視聴率は16.2%と非常に高いものであった。

インディーズ時代

現在所属の江戸屋株式会社・メディアポッドDIVに移籍し、インディーズレーベルである江戸屋株式会社より、2012年12月19日にオリジナル曲である「My First Love Song」を配信。そして、2013年3月6日に、「My First Love Song」を含む7曲入りのEP「n/f」を店頭発売。3月の1日から31日までJOYSOUNDとカラオケキャンペーンを行い、東京、大阪、名古屋の順にインストアイベントを開催。4月7日に行われたインストアイベントの大阪公演にて、ワーナーミュージック・ジャパンよりメジャーデビューを発表。

デビュー

ワーナーミュージック・ジャパンより、自身の21歳の誕生日である2013年7月31日にデビューシングル「君が歌詞になる」をリリース。

のどじまん THE ワールド!

「世界一日本の歌が上手い外国人」を決める日本テレビ系列の特別番組「のどじまん THE ワールド!」2011年6月25日放送の第1回のへの出場で注目を集める。番組は現在までに18回放送されており、番組最多となる16回の出場経験を持つ。第2回、第5回、第11回と、3度の優勝を果たしている。番組では、唯一ソロの出場による複数回の優勝経験を持つ。第15回の放送では、「SONG FOR JAPAN 特別賞」も受賞。

+「のどじまんTHEワールド!」歌唱曲
放送日歌唱曲備考
第1回2011年6月25日決勝:GLAY「HOWEVER」
第2回2011年10月11日予選:Mr.Children「Innocent world」優勝
決勝:レミオロメン「粉雪」
第3回2012年3月9日予選:B'z「LOVE PHANTOM」
決勝:コブクロ「蕾」
第4回2012年7月15日予選:ゆず「栄光の架橋」
決勝:美空ひばり「真赤な太陽」
第5回2012年10月7日予選:CHAGE and ASKA「SAY YES」優勝
決勝:サザンオールスターズ「TSUNAMI」
第6回2012年12月24日予選:山下達郎「クリスマス・イブ」
第7回2013年4月6日予選:中西保志「最後の雨」
決勝:WANDS「世界が終わるまでは…」
第8回2013年10月5日予選:DEEN「このまま君だけを奪い去りたい」
決勝:ゴダイゴ「銀河鉄道999」
第9回2013年12月24日予選:坂本九「見上げてごらん夜の星を」
第10回2014年3月22日予選:沢田研二「勝手にしやがれ」
第11回2014年10月4日予選:WANDS「もっと強く抱きしめたなら」優勝
決勝:玉置浩二「メロディー」
第12回2015年3月11日予選:GReeeeN「遥か」
決勝:FUNKY MONKEY BABYS「あとひとつ」
第13回2015年9月30日予選:Mr.Children「名もなき詩」
決勝:サザンオールスターズ「涙のキッス」
第14回2016年3月9日予選:MONGOL800「小さな恋のうた」
第15回2016年10月26日予選:清水翔太「HOME」特別賞
第16回2017年5月13日           不参加
第17回2017年11月25日
第18回2018年3月10日予選:桑田佳祐&Mr.Children「奇跡の地球」
決勝:コブクロ「永遠にともに」

主な出演

テレビ

  • のどじまん THE ワールド!(日本テレビ)
  • ネプ&イモトの世界番付 (日本テレビ)
  • ヴァンガ道(テレビ東京)
  • ヴァンガードTV2 (BSジャパン)
  • ランク王国(TBS)
  • しまじろうのわお!(テレビ東京)
  • saku saku (tvk、2013年7月29日 - 8月2日)
  • beポンキッキーズ(BSフジ、2014年4月7日 - )
  • ウチの夫は仕事ができない(日本テレビ、2017年7月8日 - 9月16日)、本人役
  • ナカイの窓(日本テレビ)

CM

  • カードファイト!! ヴァンガード (2012年)
  • ロッテ のど飴(2013年)

映画

  • ヒノマル♪ドリーム(2012年 沖縄国際映画祭 第4回出品作) - ニコラス・エドワーズ 役

舞台

  • 銀河英雄伝説「撃墜王」(2012年) - ラインハルト・フォン・ローエングラム 役

ディスコグラフィー

シングル

発売日タイトル規格品番販売元備考
1st2013年7月31日 fが歌詞(うた)になるWPZL-30639ワーナーミュージック・ジャパン65位
2nd2016年10月19日FreezePCCA-04439ポニーキャニオン28位
3rd2019年11月13日TearsUICZ-5120ユニバーサルミュージックジャパン 13位

配信限定シングル

発売日タイトルレーベル
2012年12月19日 My First Love Song メディアポッド/江戸屋
2013年1月16日 月下の雫
2014年10月1日 夢を力に
2015年9月30日 Moonlight Carnival
2015年9月30日 Ocean
2020年4月8日 NAHA USM JAPAN/UNIVERSAL MUSIC
2020年5月27日 嫌いになりたい (Better off)
2020年12月23日 粉雪
2023年11月19日 常夜灯 MONKEY MOUNTAIN
2023年12月26日 A HAPPY NEW YEAR
2024年1月20日 nosebleed (japanese version)

アルバム

発売日タイトル規格品番販売元オリコン最高位
1st2013年10月6日SkiesWPCL-11648ワーナーミュージック・ジャパン82位
2nd2014年10月08日 HARDSPICE -RED-(Japanese)EDCE-1019江戸屋112位
HARDSPICE -BLUE-(English)EDCE-1020189位
3rd2015年10月21日 The Strange -Red-Japanese VersionEDCE-102380位
The Strange-Red-English VersionEDCE-1024106位
4th2016年11月30日「GO EAST」-Japanese ver.-PCCA-04448ポニーキャニオン76位
「GO WEST」-English ver.-PCCA-04450251位
5th2018年4月25日トビラウタEDCE-1028江戸屋35位
6th2019年3月27日うわノそらUICZ-9114ユニバーサルミュージックジャパン29位

ミニアルバム

発売日タイトル規格品番販売元オリコン最高位
1st2013年3月6日 n/fEDCE-1015江戸屋オリコン圏外
2nd2015年11月11日Christmas WishesEDCE-1026江戸屋79位

DVD

発売日タイトル規格品番販売元オリコン最高位
1st2012年2月4日 ニコラス・エドワーズ 限定DVD
2nd2013年10月16日 ヒノマル♪ドリームYRBN-90642よしもとミュージックエンターテインメント73位
3rd2014年06月25日 NICHOLAS EDWARDS DEBUT CONCERT SILENT NIGHT 2013EDBJ-2022江戸屋オリコン圏外
4th2015年3月11日MOTION 2014EDBJ-202345位
5th2016年5月18日Nicholas Edwards MOTION 2015 Video DocumentPCBP-53144ポニーキャニオン18位
6th2017年3月15日Nicholas Edwards MOTION 2016 Video Document DVDPCBP-5316294位
7th2018年12月26日My Everything -青の時間-UIBZ-9009ユニバーサルミュージックジャパン65位
My Everything -Blue Moment-UIBZ-901077位

主なライブ

ワンマンライブ・主催イベント

開催日タイトル備考
2013年6月13日ニコラス・エドワーズ・デビュー・コンベンション都内
2013年8月4日ニコラス・エドワーズ ファン・ミーティング原宿クエストホール(二部制)
2013年10月10日1stアルバム『Skies』 Release Party in Tokyo
2013年10月19日1stアルバム『Skies』 Release Party in Fukuoka
2013年10月26日1stアルバム『Skies』 Release Party in Hiroshima
2013年12月22日ニコラス・エドワーズ デビューコンサート/サイレントナイト・2013恵比寿ガーデンホール
2016年4月Motion 2016 Spring Concert
2016年7月Motion 2016 Summer Concert
2016年9月25日Homebound ConcertRoseland Theater (アメリカ)
2016年10月16日Motion 2016 Autumn Concertメルパルクホール大阪
2016年12月3日MOTION 2016 CHRISTMAS CONCERT~Silent Night with Nicholas Edwards~EX THEATER ROPPONGI
2017年4月20日〜5月13日ALIVE Sessions: Acoustic Tour Spring 29
2017年6月25日MOTION 2017 Summer Concertかつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
2017年9月24日ALIVE Sessions: A Night in Taipei杰克文創 (台湾)
2017年10月19日〜11月11日ALIVE Sessions: Acoustic Tour Autumn 29
2017年12月21日MOTION 2017 Christmas Concertきゅりあん 大ホール
2018年5月4日〜7月7日ニコラス・エドワーズ Acoustic Tour 2018 トビラウタ
2018年12月9日〜12月16日Home For Christmas -Premium Show-
2019年1月13日〜1月20日New Year, New Me
2019年4月28日〜5月18日ニコラス・エドワーズ「今日も上の空です。」うわノそらツアー2019
2019年5月25日ニコラス・エドワーズ「今日も上の空です。」うわノそらツアー追加公演神田明神文化交流館 神田明神ホール(二部制)
2019年6月23日ニコラス・エドワーズ 邦楽: Back To Basics Vol. 1原宿クエストホール(二部制)
2019年7月7日ニコラス・エドワーズ 洋楽: Back To Basics Vol. 2原宿クエストホール(二部制)
2019年10月6日Back To Basics Vol. 3京都教育文化センター(二部制)
2019年12月7日・12月14日Back To Basics Vol.4 Christmas Songs両日二部制
2020年9月12日〜9月19日ニコラス・エドワーズ 2020 TOUR ~ HELLO AGAIN

出演イベント

  • 2013年5月12日 - JAPAN DAY 2013
  • 2013年10月12日 - MINAMI WHEEL 2013
  • 2019年7月13日 - SAKAI Super Summer Kick off 2019
  • 2020年2月29日 - Spring Awakening

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/04/02 13:22 UTC (変更履歴
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