天野義久 : ウィキペディア(Wikipedia)

天野 慶久(あまの よしひさ、本名同じ、1972年11月22日 - )は、日本の元ラグビー選手、俳優。ケイダッシュ所属。

ラグビー選手時代

ポジションはフランカーおよびナンバー8。国学院久我山高等学校では全国高等学校ラグビーフットボール大会ベスト8。明治大学に進学。在学中には、関東大学対抗戦で4年間全勝優勝、全国大学ラグビーフットボール選手権大会で優勝2回、準優勝1回、日本選手権に出場。第1回ジャパンセブンス選手権大会で優勝。卒業後はオーストラリア、イングランド留学を経て、サントリーに入社して活躍した。 U23日本代表、日本A代表、日本代表、関東代表、7人制日本代表、10人制日本代表に選出された。

海外クラブチームでプレーしていた時期があり、ゴードン(シドニー)、サニーバンク(ブリスベン)(以上、オーストラリア)、ワンプス(ロンドン)などに在籍していた。メジャースタンレーマッチ(オックスフォード大学と対戦する世界選抜)に出場し当時のオーストラリア代表キャプテンのニックファージョーンズともチームメイトとしてプレーをした。

明大在学中の20歳前半の頃には、化粧品会社CM出演の話がもち上がり、ラグビー協会と広告代理店で協議の上で一旦OKが出たが、最終的に当時のアマチュア規定の壁もあり実現しなかった俳優・天野義久インタビュー Esquire(エスクァイア日本版)。

現役引退後

コーチとしてオーストラリアコーチングレベル1を取得し、日本A代表コーチ、23歳以下代表コーチ等を務めた。

サントリー退社後は起業してスポーツ関連事業をする一方で、大手芸能事務所から話がもちかけられ、2010年から俳優としても活動している。

2002年、スポーツマネジメントなどを手掛ける「有限会社nexvis」を設立。

2010年、NHK大河ドラマ『龍馬伝』に出演、俳優としてデビュー。

2011年10月、ファッションモデルの阿部まりなと結婚。10月9日に結婚式を挙げた。結婚式に参加した甘糟記子によると、「たまたま企画したご飯会が出会いのきっかけであること」、「(阿部が)もうすぐママ友になる予定」であるとブログに記されている。

俳優としての主な出演作品

テレビドラマ

  • 2010年 NHK大河ドラマ『龍馬伝』:那須信吾役
  • 2012年 NHK土曜ドラマスペシャル『負けて、勝つ 〜戦後を創った男・吉田茂〜』:岡崎勝男役
  • 2013年 NHKドラマ10『ガラスの家』:宮川裕孝役
  • 2015年 TBS日曜劇場 『天皇の料理番』:入沼役TBSドラマ「天皇の料理番」公式サイト 人物相関図
  • 2015年 NHK『64ロクヨン』:芦田刑事役
  • 2016年 WOWOW連続ドラマW『沈まぬ太陽』:北村役
  • 2017年 TBS日曜劇場 『陸王』 :江幡晃平役
  • 2018年 NHK大河ドラマ『西郷どん』:中山尚之助役
  • 2019年 TBS日曜劇場 『ノーサイド・ゲーム』 :本波寛人役
  • 2020年 TBS『義母と娘のブルース』2020年謹賀新年スペシャル:小早川信也役
  • 2020年 Paraviオリジナルストーリー『義母と娘の間のフェルマータ』:小早川信也役
  • 2020年 テレビ朝日24 JAPAN(2020年) - 金田一忠役
  • 2020年 テレビ朝日開局60周年記念ドラマスペシャル『逃亡者』:嶋岡正彦役
  • 2022年 BS-TBS『ホテルマン東堂克生の事件ファイル〜八ヶ岳リゾート殺人事件〜』- 真田英介 役

映画

  • 2011年 『セカンドバージン』:井上役
  • 2011年 『一命』:佐々木役
  • 2020年 『Fukushima50』:望月 学役

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/18 06:50 UTC (変更履歴
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