アンリ・ドカエ : ウィキペディア(Wikipedia)

アンリ・ドカエ(:ドカの方が正しい山田宏一蓮實重彦『トリュフォー 最後のインタビュー』(平凡社 2014年), 1915年7月31日 - 1987年3月7日)は、フランスの撮影監督である。ヌーヴェルヴァーグの映画作品を支え、アメリカ映画でもカメラを回した。

人物・来歴

1915年7月31日、パリ郊外、サン=ドニに生まれる。

映画界に入った当初は録音技師であったが、撮影部に転向した。第二次世界大戦後の1947年、ジャン=ピエール・メルヴィル監督の長篇デビュー作『海の沈黙』で、ドカエもまた撮影監督としてデビューした。街頭ロケでもどこでも手持ちカメラで撮った。フランソワ・トリュフォーは「真にヌーヴェル・ヴァーグ的なカメラマンだった」という。

1987年3月7日、パリで死去した。満71歳没。

おもなフィルモグラフィ

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/10/01 08:30 UTC (変更履歴
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