山口達也 : ウィキペディア(Wikipedia)

山口 達也(やまぐち たつや、1972年1月10日 - )は、日本の実業家(「株式会社山口達也」代表)。かつてタレントとしてジャニーズ事務所に所属していた。

2018年5月までジャニーズ事務所の男性アイドルグループ・TOKIOのメンバーで、タレント、歌手、俳優として幅広く活動していたが、不祥事により芸能界を事実上引退。埼玉県草加市出身2017年2月7日OA ★スペシャル企画!どっちが幸せに暮らせるか!?街対決!!!. 幸せ!ボンビーガール 公式サイト - 過去の放送. 日本テレビ (n.d.) 2018年1月29日閲覧。。身長167cm錦戸亮 公開身長測定に大慌て「流さんといて」Sponichi Annex(2018年2月1日)2018年3月22日閲覧。血液型O型。元妻は実業家の高沢悠子。息子が2人おり、長男はハワイのボーイズグループ「Crossing Rain」のメンバーであるShotaroShotaro Takasawa Instagram 2021年11月3日付。実弟はヴォーカリスト(TSP、ex.the CYCLE)であり666所属プロレスラーの山口公次(Kouzy)。

略歴

1988年10月に16歳でジャニーズ事務所に入所し、12月には城島茂と「城島茂バンド」を結成する(後に「TOKIO BAND」に改名)。1994年9月21日に「TOKIO」として『LOVE YOU ONLY』でCDデビューを果たした。

1997年の『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』にて、100kmのチャリティーマラソンに挑戦し、完走した。

2010年7月に『ザ!鉄腕!DASH!!』の企画である「DASH海岸」で自ら潜水するために潜水士の資格を取得した。2013年には同じく『鉄腕DASH』内の企画「DASH島」にて資材の運搬船を操縦するため、一級小型船舶操縦士を取得している。

2011年3月11日にDASH村での番組収録中に東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に遭い、避難。福島第一原子力発電所事故によりDASH村は「計画的避難区域」となった。同年7月以降、JAXAの協力要請を受け、DASH村にヒマワリの種を植えるなどの除染活動に積極的に関わった。また『ザ!鉄腕!DASH!!』の取材で、チェルノブイリ原子力発電所事故の被害を受けたウクライナやベラルーシを訪問し、現地の事情を視察した。

2011年8月28日に車線変更禁止区域で車線を変更し、警察署の署員に停止するように求められた。山口が運転免許証を提示したところ、免許の期限が同年2月であったことが発覚し、道路交通法違反(無免許運転)で書類送検された。翌29日夜、東京の汐留にある日本テレビで記者会見を行い、謝罪の意を示した。後に不起訴処分となる。この件に関し、ヤマト運輸と富士重工業は、山口が出演しているCMを当面放送しない方針を明らかにした。富士重工業(現:SUBARU)は、自粛されたまま契約期間が終了したが、ヤマト運輸は後に放映再開されたものの、山口以外のメンバーも含め、営業車やトラックを運転するシーンを一切使用していない。同じく2018年4月まで放映されていたスズキのソリオのCMでは、山口が運転するシーンがある。

2018年4月下旬、同年2月に女子高生に対して強制わいせつを行った容疑で書類送検されたことが報道され、ジャニーズ事務所から無期限謹慎処分を受けた。これを受け、レギュラー番組からの降板・放映終了などが相次いだ。同年5月1日に起訴猶予処分となったが、6日には本人の辞意が受け入れられ、TOKIOからの脱退およびジャニーズ事務所との契約の解除をしたことが発表された「山口達也さんの契約解除」毎日新聞(2018年5月6日)2023年4月22日閲覧。

2019年8月29日発売の『女性セブン』で山口の独占告白記事が掲載。取材に応じるのは約1年4ヶ月ぶりであり、一部で解散報道がなされたTOKIOについての思い、病気などの現状、同年7月9日に逝去したジャニー喜多川のお別れの会の案内状が届いていることなどを語った。また、同記事内で山口は「これが最後の取材、最後の告白です」としている(後述のように2023年には、『朝日新聞』の取材に応じた)。

2023年3月19日に「株式会社山口達也」の立ち上げを報告。自身がアルコール依存症を患っており、医師から「完治しない」と宣告されたこと、および2022年中に、民間資格であるASK認定「飲酒運転防止インストラクター」「依存症予防教育アドバイザー」、JADP認定「メンタル心理カウンセラー」の資格を取得したことを明かし、今後はアルコール依存症および依存症全般に関する講演活動、企業向けの危機管理セミナーなどの活動を行っていきたいとしている。

2023年4月3日、『朝日新聞』記者のインタビューを受け、被害や迷惑に遭った人々への謝罪とともに、「山口みたいにならないように」と思ってもらうため、アルコール依存症に陥っていた時期や断酒治療について語った山口達也さん「恐ろしい、ようやく気づいた」アルコール依存症を語る 朝日新聞デジタル(2023年4月17日)2023年4月22日閲覧。

プライベートでは、2008年3月8日に5歳年下の元モデルと婚姻届を出し、同日夜の日本武道館ライブでファンに報告した。当時のTOKIOの中で最初の既婚者であった。2008年5月に第1子(男児)、2010年9月には第2子(男児)が誕生した。2016年8月5日に離婚していたことが明らかになった。

出演

TOKIOとしての出演は「TOKIO#出演」参照。

報道

  • ZIP!(2011年4月6日 - 2018年4月25日、日本テレビ) - 水曜日メインパーソナリティ→月・水曜日メインパーソナリティ

バラエティ番組

  • ラ・ラ☆Kiss(1997年、テレビ朝日) - パーソナリティー
  • C・C・C カー・クラッシュ・クラブ(2001年4月、TBS) - 司会
  • P・P・P(2001年10月、TBS) - 司会
  • 天(2002年4月、TBS) - 司会
  • ブーケをねらえ!(2002年10月 - 2003年12月、TBS) - 司会
  • おネエ★MANS(2006年10月 - 2009年3月、日本テレビ) - 司会
  • 魔女たちの22時(2009年4月 - 2011年3月22日、日本テレビ) - 司会
  • 直伝 和の極意 あっぱれ!江戸のテクノロジー(2011年6月 - 7月、NHK教育テレビ) - 生徒 役
  • ニッポン食の王座決定戦!(2011年11月25日、日本テレビ)
  • Rの法則(2011年2月 - 2018年4月24日、NHK教育テレビ→NHK Eテレ) - 司会
  • 幸せ!ボンビーガール(2011年4月13日 - 2018年4月24日、日本テレビ) - 司会

テレビドラマ

  • 愛きらきら(1992年・TBS)
  • 渡る世間は鬼ばかり(1993年、TBS) - ゲスト出演
  • 同窓会(1993年、日本テレビ) - 丹野嵐 役
  • 長男の嫁(1994年、TBS) - 中村光三郎 役
  • サザンスコール(1994年、NHK) - 杉野和彦 役
  • 夜に抱かれて(1994年、日本テレビ) - 村上剣 役
  • 部屋においでよ(1995年、TBS) - 塩村ミキオ 役
  • 夏!デパート物語(1995年、TBS) - 主演 栗山良太 役
  • 長男の嫁2〜実家天国(1995年、TBS) - 赤木光太 役
  • 小児病棟・命の季節(1996年、テレビ朝日) - 高岡里志 役
  • いのちの事件簿 ケースワーカー奮闘記(1997年、NHK)
  • SPEECHES(1997年、フジテレビ)
  • D×D(1997年、日本テレビ)- 第1話ゲスト
  • 番茶も出花(1997年、TBS) - 丸田浩史 役
  • 傷だらけの女(1999年、フジテレビ) - 牧田修一 役
  • Friends(2000年、TBS) - 三浦修 役
  • かるたクイーン(2003年、NHK) - 山崎亮平 役
  • 光とともに…〜自閉症児を抱えて〜(2004年、日本テレビ) - 東雅人 役
  • 上を向いて歩こう〜坂本九物語〜(2005年、テレビ東京) - 坂本九
  • 女の一代記 悪女の一生〜芝居と結婚した女優・杉村春子の生涯〜(2005年、フジテレビ)
  • 林家三平ものがたり おかしな夫婦でどーもスィマセーン!(2006年、テレビ東京) - 林家三平 役
  • ユウキ(2006年、日本テレビ 24時間テレビスペシャルドラマ) - ジュンジ 役
  • 受験の神様(2007年、日本テレビ) - 梅沢勇 役
  • Rの法則スペシャル 大江戸ロボコン(2017年、NHKEテレ) - 岩渕敏夫役

映画

  • 首領を殺った男(1994年、東映) - 鳥羽和久役
  • That's カンニング! 史上最大の作戦? (1996年、東映) - 木村見次 役
  • 怪物くん(2011年)- ドラゴン 役(声の出演)

劇場アニメ

  • カンフー・パンダシリーズ、主演・ポー 役
    • カンフー・パンダ(2008年)
    • カンフー・パンダ2(2011年)

その他のテレビ番組

  • 最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦(1998年・1999年、TBS)

ラジオ番組

  • TOKIO WALKER(1996年4月 - 2018年4月、NACK5)

CM

  • 大塚ビバレジ「ジャワティー」
  • ごはん食推進委員会(城島茂と共演)
  • 公共広告機構(後のACジャパン)(2002年)
  • ローソン「ごはん亭」
  • 日本コカ・コーラ「一(はじめ)」(城島茂と共演)
  • 大正製薬「リポビタンD」(ケイン・コスギと共演)
  • 富士重工業「レガシィ」
  • 東京建物「アパートメンツタワー勝どき」
  • 日清オイリオグループ「ヘルシーリセッタ」(城島茂と共演)
  • 富士重工業「先進運転支援システム『新型EyeSight(アイサイト)』」(2010年 -2013年9月、2012年1月から国分太一と共演)

書籍

単行本

  • 山口達也のこっち向いてじゅのん!(2000年6月、主婦と生活社、)

写真集

  • 山口達也 サーフィンフリースタイル サーフィン野郎の楽園波乗りライフ(2004年、日之出出版、)

雑誌連載

  • 『Fine』(日之出出版)「エンドレスSURFクルーズ」「Tatsuya's Holiday Surf Trip!」
  • 『ESSE』(扶桑社)「山口達也の男目線!」

注釈

出典

外部リンク

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