マリナ・ハンズ : ウィキペディア(Wikipedia)

マリナ・ハンズMarina Hands、1977年1月10日 - )は、フランスの女優。パリ出身。

略歴

父親はイギリス人の舞台監督テリー・ハンズ、母親はフランス人の女優リュドミラ・ミカエル。母方の祖父は画家ピエール・ドミトリエンコ(fr、ウクライナ人の父、ポントス人の母を持つ)である。

ロンドン音楽演劇アカデミーで学んだ後、パリのフランス国立高等演劇学校(コンセルヴァトワール)で演技を学ぶ。

1998年の舞台 の演技で1999年の第13回モリエール賞の新人女優賞にノミネートされた。2000年には『フィデリテ』で映画デビューし、小説『チャタレイ夫人の恋人』を映画化した2006年公開の『レディ・チャタレー』でセザール賞の最優秀主演女優賞を受賞した。

主な出演作品

公開年邦題原題役名備考
2000 フィデリテ日本では劇場未公開。第8回フランス映画祭横浜2000で上映。ビデオ題『女写真家ソフィー』La Fidelite ジュリア
2003 みなさん、さようならLes Invasions barbares ガエル
2006 唇を閉ざせNe le dis à personne アン・ベック
レディ・チャタレーLady Chatterley コンスタンス・チャタレー セザール賞主演女優賞 受賞
潜水服は蝶の夢を見るLe Scaphandre et le papillon ジョゼフィーヌ
2009 コードフランス映画祭2009で上映Le Code a changé ジュリエット
2009 隠された日記 母たち、娘たちMères et filles オドレイ
2013 世界にひとつの金メダルJappeloup ナディア

主な受賞・ノミネート

映画
セザール賞
主演女優賞
第32回(2006年度)レディ・チャタレー受賞
有望若手女優賞
第31回(2005年度)ノミネート
第32回(2006年度)レディ・チャタレーノミネート
リュミエール賞
女優賞
第12回(2006年度)レディ・チャタレー受賞
舞台
モリエール賞
主演女優賞
第22回(2008年)真昼に分かつノミネート
助演女優賞
第17回(2003年)ノミネート
新人女優賞
第13回(1999年)ノミネート
第17回(2003年)ノミネート

参照

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/10/14 22:32 UTC (変更履歴
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