間嶋里美 : ウィキペディア(Wikipedia)

間嶋 里美(まじま さとみ、1955年4月22日「'82年に大きくはばたくホープ3 スロースターターの実力派 間嶋里美」『アニメージュ』1982年2月号、徳間書店、p.168。 - )は、日本の元女性声優。夫は声優の古谷徹

経歴

新潟県糸魚川市出身。高校時代は演劇部に所属し、県大会で優勝。1973年3月に高田女子高等学校(現・上越高等学校)を卒業「VOICE TOPICS 卒業 間嶋里美」『アニメージュ』1982年4月号、p.151。卒業後は上京して印刷会社に就職河北新報 1983年7月11日 20面「登場」コーナー、会社勤めをしながら夜間は川路夏子に師事して芝居を学ぶ。ある日劇団の講師に「あなたは声がちょっと変わっているから、声優向きじゃないか」と言われたことがきっかけで声優を目指すことになる。2年後に会社を退職して、スナックのアルバイトをしながら、青二プロダクションの準所属となり、1977年放送の『おれは鉄兵』の第4話で声優デビュー。その後、青二プロに正式に所属した。

1985年3月に『ストップ!! ひばりくん!』で共演したことがきっかけで声優の古谷徹と結婚「古谷徹さん 間嶋里美さん ストップ!!独身くん!」『アニメディア』1985年6月号、学習研究社、pp.122-123.。「(自分と)結婚したら声優の仕事を辞めて欲しい」という古谷の意向を受け入れ、これを機に声優業を引退古谷徹「第四章 「できないと思っているのは自分だけだ」---"アニキ"との別れ、そして再婚 里美との再婚と待望の第一子の誕生」『ヒーローの声 飛雄馬とアムロと僕の声優人生』角川書店、2009年7月25日、ISBN 978-4-04-715275-5、141-142・145頁。。古谷との間には1992年4月に一児をもうけた。

その後、スーパーロボット大戦シリーズなど、「引退前に演じたことのあるキャラクターのみ再演」という条件付きで現役復帰した。現在もこの条件に合致した場合のみ、声優として活動している。

人物

夫である古谷とは、『機動戦士ガンダム』でミハル・ラトキエ役として出演した際に初めて知り合ったが、当時は特別親しかったというわけでもなく、仕事仲間という意識だった。酒も飲まずに仕事に一途な古谷に対しての、間嶋の第一印象は「つまんない男」だった。

出演

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

劇場アニメ

OVA

  • 雨降り小僧(1989年、モウ太)

ゲーム

ボイスオーバー

  • なるほど!ザ・ワールド

CM

  • コロコロアニキ(2019年冬号CMナレーション)

ディスコグラフィ 

  • ハッシャバイ(1980年) - 『無敵鋼人ダイターン3』イメージソング
    • 1980年発売のレコード『ザ・ロンゲスト・ロード・イン/ 鈴置洋孝 破嵐万丈』に収録
  • おいら熱帯低気圧!(1982年) - 『ゲームセンターあらし』エンディング
    • シングルレコード『ゲームセンターあらし』に収録
  • SATOMI MAJIMA ~ひばり with Me~(1983年、ポニーキャニオン)
  • まひろ体験イメージアルバム(1984年)
    • スプリング・ダイアリー
    • 秋風ロマン
    • 夢ひらり雪の日

注釈

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/02/26 18:52 UTC (変更履歴
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