羽佐間重彰 : ウィキペディア(Wikipedia)

羽佐間 重彰(はざま しげあき、1928年5月3日 - )は、フジテレビジョン(現フジ・メディア・ホールディングス)・ニッポン放送・産業経済新聞社の元社長。東京府出身。

来歴・人物

赤穂浪士四十七士の一人、間光興の直系の子孫。元NHKアナウンサーの羽佐間正雄、声優の羽佐間道夫は従兄弟である。

ニッポン放送では石田達郎の一番弟子的存在で、ニッポン放送編成部長だった1967年には現在まで続く深夜放送の人気番組『オールナイトニッポン』をスタートさせる。放送開始時の基本フォーマットは羽佐間が考案したものである村野まさよし『深夜放送がボクらの先生だった』(実業之日本社) 。

ニッポン放送常務、専務を経て、1977年から石田の後任としてポニー、キャニオンレコードの社長に就任。1985年には石田の後を受けてフジテレビ社長に就任するが、任期途中の1988年にフジサンケイグループ議長で同社会長だった鹿内春雄が死去、議長に復帰した鹿内信隆に疎まれ古巣・ニッポン放送の社長に異動となる中川和徳『メディアの支配者』(講談社)。

1992年6月には産業経済新聞社の社長に就任するが、1か月後に開かれた同社取締役会で信隆死去後フジサンケイグループ議長となった鹿内宏明を会長から解任、羽佐間の後任としてフジテレビ社長となった日枝久が中心として画策した追放クーデターの発端となった。産経新聞社社長を退いた1997年にフジサンケイグループ代表に就任、2003年まで代表の職にあった。

学歴

  • 旧制麻布中学校(現・麻布中学校・高等学校、1945年卒業)
  • 旧制富山高等学校
  • 早稲田大学第一文学部(1951年卒業)
  • 早稲田大学大学院文学研究科(1953年修了)

経歴

  • 1958年8月1日 - ニッポン放送に入社。ニッポン放送入社前は大映 企画部、日映に在籍。
  • 1973年1月1日 - ニッポン放送常務取締役
  • 1977年6月1日 - ニッポン放送専務取締役
  • 1977年6月 - ポニー・キャニオンレコード(現ポニーキャニオン)代表取締役社長
  • 1985年6月27日 - フジテレビジョン(現フジ・メディア・ホールディングス)代表取締役社長
  • 1988年6月30日 - ニッポン放送代表取締役社長(フジテレビ社長は日枝久に)
  • 1992年6月29日 - 産業経済新聞社代表取締役社長、サンケイリビング新聞取締役
  • 1997年6月17日 - 産業経済新聞社代表取締役会長
  • 1997年7月1日 -フジサンケイグループ代表

映画作品

  • 1985年7月13日 『Dr.スランプ アラレちゃん ほよよ!夢の都メカポリス』
  • 1985年7月20日 『ビルマの竪琴』
  • 1985年12月21日 『ゲゲゲの鬼太郎』
  • 1986年3月15日 『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大戦争』
  • 1986年7月12日 『ゲゲゲの鬼太郎 最強妖怪軍団!日本上陸!!』
  • 1986年7月12日 『子猫物語』
  • 1986年10月10日 『時計 Adieu l'Hiver』
  • 1986年12月20日 『ゲゲゲの鬼太郎 激突!!異次元妖怪の大反乱』
  • 1986年12月20日 『ドラゴンボール 神龍の伝説』
  • 1987年4月11日 『いとしのエリー』
  • 1987年8月29日 『ハワイアン・ドリーム』
  • 1987年7月18日 『ドラゴンボール 魔神城のねむり姫』
  • 1987年9月26日 『竹取物語』
  • 1987年10月24日 『光る女』
  • 1987年11月21日 『永遠の1/2』
  • 1987年11月21日 『私をスキーに連れてって』
  • 1988年7月9日 『ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険』
  • 1988年7月23日 『優駿 ORACION』
  • 1999年10月30日 『梟の城』

受賞歴

  • 1988年 日本宣伝賞正力賞(第28回)
  • 1990年 藍綬褒章
  • 1999年 イタリア共和国功労勲章 グランデ・ウフィチャーレ章
  • 2000年 ペルー功労勲章 大十字位
  • 2001年 フランス レジオン・ドヌール オフィシエ章
  • 2013年 旭日大綬章

エピソード

  • 倉本聰はニッポン放送在籍時、ディレクター・プロデューサーであった羽佐間の下で補佐を務めていた。
  • 1997年にはグアム政府名誉市民に選ばれた。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2019/07/02 05:53 UTC (変更履歴
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