トム・ウルフ : ウィキペディア(Wikipedia)

トム・ウルフ(Tom Wolfe、本名:Thomas Kennerly Wolfe、1930年3月2日 - 2018年5月14日)は、アメリカ合衆国の小説家・ノンフィクション作家・ジャーナリスト。支持政党は共和党。

来歴

ヴァージニア州リッチモンド生まれ。ワシントン・アンド・リー大学で学んだ後にイェール大学を卒業。ニューヨーク・ジャイアンツのピッチャーのテストを受けたがはねられたため、アメリカ研究を学び、ジャーナリストとなった。ニュー・ジャーナリズムを代表する人物。著作の挿画をも自ら手がける。サブカルチャーや現代芸術の分野に作品が多い。共和党のジョージ・W・ブッシュの支持者であり、2004年の大統領選挙ではブッシュに投票した。

作品

小説

  • 『虚栄の篝火』The Bonfire of the Vanities (1987) 中野圭二訳、文藝春秋(上下)、1991
  • 『成りあがり者』A Man in Full (1998) 古賀林幸訳、文春文庫(上下)、2000
  • I Am Charlotte Simmons (2004)

ノンフィクション

  • 『クール・クール LSD交感テスト』The Electric Kool-Aid Acid Test (1968) 飯田隆昭訳 太陽社 1971
  • 『現代美術コテンパン』The Painted Word (1975) 高島平吾訳 晶文社 1984
  • 『そしてみんな軽くなった トム・ウルフの1970年代革命講座』 青山南訳 大和書房 1985。ちくま文庫 1990
  • 『ザ・ライト・スタッフ』The Right Stuff (1979) 中野圭二・加藤弘和訳 中央公論社+中公文庫
  • 『バウハウスからマイホームまで』 From Bauhaus to Our House (1981) 諸岡敏行訳 晶文社 1983
  • 『ワイルド・パーティへようこそ トム・ウルフ集』 高島平吾訳 (アメリカ・コラムニスト全集) 東京書籍 1992

出典

参考文献

関連項目

  • メリー・プランクスターズ

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/11/25 03:27 UTC (変更履歴
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