マックス・ビル : ウィキペディア(Wikipedia)

マックス・ビル(、1908年12月22日 - 1994年12月9日)は、スイスの彫刻家・建築家・工業デザイナー。「バウハウス最後の巨匠」と呼ばれた。

人物

ヴィンタートゥール生まれ。チューリヒ市立美術工芸学校を出た後、 1927年から1929年までバウハウスでパウル・クレーらに学び、その影響を受け1953年に設立したの初代学長も務めた。の一員でもあった。1993年に高松宮殿下記念世界文化賞を受賞し、翌1994年にベルリンで没した。

業績

ビルは実に様々な分野で活躍した。特に時計のデザイナーとして著名であるが、(「コンクリート(concrete)」の定義についてビルは「今までに触れることもできず、目にも見えなかったものを表現すること。抽象的なアイデア、関係、コンセプトを目に見えるようにすることが具体化だ」としている)と呼ばれる幾何学的な絵画・彫刻作品なども手掛け、活動分野が多岐にわたる造形家であった。それによって、一貫して機能性や造形性などを追求した。文筆家や教育者としての業績もある。

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/07/03 11:16 UTC (変更履歴
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