サニヤー・マルホートラ : ウィキペディア(Wikipedia)

サニヤー・マルホートラ(Sanya Malhotra、1992年2月25日 - )は、インドのボリウッドで活動する女優。『ダンガル きっと、つよくなる』で女優デビューした。

生い立ち

デリー出身で、コンテンポラリー・ダンスとバレエの経験がある。

キャリア

サニヤーはダンス・リアリティ番組『Dance India Dance』に出演してトップ100入りを果たした。ムンバイに移住後はテレビ番組のオーディションに参加しつつ、テレビコマーシャルのアシスタントカメラマンとして働いた。広告業界で働く中で、キャスティング監督のからオーディションに呼ばれ、と共に2016年公開の『ダンガル きっと、つよくなる』のオーディションに参加する。同作はアマチュアレスリング選手のと彼の娘であるを題材にした伝記映画だが、彼女はアマチュアレスリングの知識がなかったため、役作りのためにレスリングに関するビデオを鑑賞して「レスラーの動き方、歩き方、ボディランゲージ」を学んだ。2人はニテーシュ・ティワーリーアーミル・カーンとの5回のオーディションでフィジカルトレーニングとワークショップを受け、元レスラーのから指導を受けた。同作は興行的な成功を収め、2017年のインド映画興行成績第1位となった。アヌパマ・チョープラーは、サニヤーが物語に「力強いサポート」を提供したと批評している。同年にはアーミル・カーンがプロデュースした『シークレット・スーパースター』の楽曲「Sexy Baliye」の振り付けを担当している。

2018年にの『Pataakha』に出演し、ラーディカー・マダンと共演した。同作はチャラン・シン・パティックの短編小説『Do Behnen』を原作とし、仲違いするラージャスターン州の姉妹を描いている。2人は役作りのため、ラージャスターン州ジャイプル近郊のロンシ村に滞在して現地語や風俗を学び、役作りのために体重を10キログラム増量している。サニヤーの演技について、ラジャ・センは「異常なほどの熱意で役を演じている」「大胆不敵な女優に見える」と批評している。同年には中年女性の妊娠問題を題材にした『Badhaai Ho』に出演し、アーユシュマーン・クラーナーと共演している。同作は興行的な成功を収め、批評家からも高い評価を得ている。

2019年にの『Photograph』でナワーズッディーン・シッディーキーと共演し、同作はサンダンス映画祭とで上映された。ハリウッド・リポーターは「breakout talent」特集でサニヤーを紹介し、フィルム・コンパニオンのラーフル・デサイも彼女の演技を賞賛している。サニヤーは同作の演技を評価され、にノミネートされている。

フィルモグラフィ

  • ダンガル きっと、つよくなる(2016年) -
  • シークレット・スーパースター(2017年) - 「Sexy Baliye」の振り付け
  • Pataakha(2018年) - ジェンダー・クマリ
  • Badhaai Ho(2018年) - レニー・シャルマ
  • Photograph(2019年) - ミロニ・シャー
  • (2020年)
  • Shakuntala Devi(2020年) - アヌパマ・バネルジー
  • (2021年) - サンディヤ
  • Meenakshi Sundareshwar(2021年) - メーナクシ

出典

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/04/01 01:14 UTC (変更履歴
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.

「サニヤー・マルホートラ」の人物情報へ