伊藤美誠 : ウィキペディア(Wikipedia)

伊藤 美誠(いとう みま、2000年10月21日 - )は、静岡県生まれ、大阪府出身の日本の女子卓球選手。血液型はO型。所属はスターツ。ITTF世界ランキング最高位は2位(2020年4月)。段級位は10段。

同学年の平野美宇(沼津市生まれ)とは友人・ライバル関係であり幼少期から「みうみま」の愛称でダブルスを組む15歳のニュース:卓球女子W杯 美宇(16)初制覇 中国選手以外で初 初出場初優勝 - 毎日新聞毎日新聞 2016年10月16日閲覧。2014年、最年少でITTFワールドツアー、ワールドツアーグランドファイナルを優勝し、同学年の早田ひなとのペア「みまひな」でも世界選手権でのメダル獲得やワールドツアーグランドファイナルでの優勝などの成果を見せている。また、彼女達2000年前後生まれは女子卓球黄金世代とも呼ばれている。

2015年シングルスでもワールドツアーで最年少優勝。2016年には、オリンピック卓球競技史上最年少の15歳でメダリストになった。

2021年に開催された東京オリンピックでは水谷隼と共に卓球競技混合ダブルスの初代オリンピック金メダリストとなり、シングルスでは男女通じて日本人2人目(女子シングルスでは初)となるメダル(銅)を獲得した。卓球女子団体では、平野美宇と石川佳純と共に銀メダルを獲得した。

人物・経歴

静岡県磐田市生まれ 広報いわた 2015年1月号。母方の高祖父は表具師の伊藤虎三郎(1852年の生まれ)。磐田市立磐田北小学校、大阪・昇陽中学校卒。大阪・昇陽高校卒業。

中学進学に伴い磐田市から大阪府大阪市此花区に移り、女子日本代表監督(当時)の村上恭和が設立した関西卓球アカデミーを拠点に練習している。また、2013年9月より卓球ナショナルチームスポンサーでもあるスターツと所属契約を結んでいるスターツ契約卓球選手 2015年12月29日閲覧。

両親は元卓球選手で、母は中学1年から卓球を始め全国高等学校総合体育大会、全日本学生卓球選手権大会に出場経験があり、結婚後もクラブチームで活動した。

2010年まで

2歳の頃に卓球を始めた。4歳の頃に、後の日本男子のエース水谷隼の父・信雄が代表を務める豊田町卓球スポーツ少年団に入り、指導を受ける様になった<卓球・伊藤最年少V>娘の快挙「驚異的」 静岡新聞 2015年3月23日閲覧。2005年、4歳の時に全日本卓球選手権バンビの部(小2以下)に初出場。2008年にバンビの部、2010年にはカブの部(小4以下)で優勝した。

2011年

1月、10歳2か月で出場した全日本卓球選手権で初勝利を挙げ、それまで福原愛が持っていた史上最年少勝利記録を塗り替えた。8月に行われたITTFジュニアサーキット・韓国オープンでは10歳10ヶ月でカデットシングルスを初優勝し同種目の最年少優勝記録を樹立したRising Star: Mima Ito continues to break records with bronze medal ITTF 2016年9月4日閲覧。翌月のジュニアサーキット・チャイニーズタイペイオープンでは同年のインターハイ優勝者でもあった鈴木李茄(青森山田高校)を破る等の活躍を見せジュニアシングルスで初優勝を果たし、カデットシングルス、カデット団体と合わせて3冠を達成した。この優勝でジュニアシングルスでも最年少優勝記録を更新した。また、新井卓将と共に1分間のラリー回数180回というギネス世界記録を樹立した。

2012年

1月、ジャパントップ12卓球大会に11歳で初出場した。4月に行われたITTFワールドツアー・スペインオープンでは世界ランク50位の()に勝利して予選を通過し、史上最年少でのツアー本選出場を果たした。8月の東アジアホープス選手権では決勝で前年に決勝で敗れた平野美宇と再戦し優勝した。また、12月に行われた世界ジュニア卓球選手権には日本史上最年少となる小学6年で出場し、女子団体で銀メダルを獲得した。

2013年

平野美宇との女子ダブルスで、2013年1月全日本選手権で大会最年少勝利を飾り、2月ITTFワールドツアーカタールオープンで史上最年少で表彰台を果たした。シングルスでも小学生ながら世界ランク30位のユ・モンユ()に勝利した。ユ・モンユには6月にも再度勝利を挙げている。7月の世界ランキングで初めてトップ100に入ると、8月には同年の世界選手権パリ大会中国代表選手でもあった()を倒す金星をあげ、11月には初めて世界ランク20位以内の選手に勝利した。9月に開催された世界ジュニア卓球選手権女子選考会で優勝し代表に内定し、12月の世界ジュニア卓球選手権()本番では女子団体で銀メダルを獲得した。

2014年

3月のワールドツアー・ドイツオープンでは平野美宇との女子ダブルスでワールドツアー初優勝を果たした。13歳160日でのダブルス優勝は郭躍()の13歳224日を更新する史上最年少記録となった。また、2人の合計年齢(27歳145日)が史上最年少記録としてギネス世界記録に認定された。続くスペインオープンでも女子ダブルスで優勝しツアー2勝目を挙げた。5月のオーストラリアオープンでは初めてU21の部で女子シングルスを優勝した。9月に行われた第20回アジアジュニア卓球選手権大会(・ムンバイ)のカデット女子団体に平野美宇、早田ひなのトリオで出場し、決勝の中国戦ではシングルス2戦とダブルスで勝利を挙げ日本の優勝に大きく貢献した。10月の世界ジュニア選手権女子選考会では2年連続となる優勝で代表内定し、本番では女子団体、女子ダブルスで銀メダルを獲得した。12月にはITTFワールドツアー・グランドファイナル女子ダブルスで優勝。日本勢のダブルスでの優勝は男女を通じて初めてとなり、また、14歳での優勝は郭躍()を上回る最年少記録となった。

2015年

1月、全日本選手権女子シングルスでベスト8に入り、ジュニア女子シングルスで優勝した。中学生での全日本ジュニア優勝は加藤美優に次いで6人目。同年の世界選手権蘇州大会日本代表選手に選出された 日本卓球協会ニュースリリース。3月、ワールドツアー・スーパーシリーズのドイツオープンでは女子シングルスでハン・イン(、世界ランク8位)や馮天薇(、世界ランク4位)等の強豪選手を破って勝ち上がり、決勝では地元のペトリッサ・ゾルヤ()に勝利してワールドツアーシングルス初優勝を果たした。14歳152日でのシングルス優勝は、郭躍()が持っていた15歳66日の記録を更新して史上最年少記録となり14歳の伊藤美誠最年少V「うれしいです、へへへ」 日刊スポーツ 2015年3月23日閲覧、ギネス世界記録に認定された。

4月26日に開幕した世界選手権では、女子シングルス1回戦の勝利で福原愛が2003年パリ大会で記録した14歳201日を更新する日本選手歴代最年少勝利を記録すると、その後も勝ち上がって準々決勝に進出。準々決勝では李暁霞()に敗れたが、2003年パリ大会でベスト8入りしていた福原の14歳203日を更新し、14歳192日での日本選手歴代最年少ベスト8入りを果たした14歳192日伊藤美誠が福原愛抜き史上最年少8強 日刊スポーツ 2015年5月1日。5月にはベラルーシオープンでツアーシングルス2勝目を挙げ、6月発表の世界ランキングでは14歳7カ月でのトップ10入りを果たし、自己最高位の9位まで浮上した。9月発表の世界ランキングで日本人3番手の10位となり、2016年リオデジャネイロ五輪女子団体戦代表候補に選出された。9月末に開催されたアジア卓球選手権(・パタヤ)では女子団体の中心選手として出場し日本女子33年振りの銀メダルに貢献した。また、女子ダブルスでも日本勢12年振りとなる銀メダルを獲得した。同年の世界ジュニア選手権(・ヴァンデ県)には代表に選出されていたが、パリ同時多発テロの影響で派遣中止となったため出場出来なかった。12月、グランドファイナルのダブルスでは決勝で敗れ2連覇を逃した が、ITTFスターアワードではその年に最も躍進した選手に贈られる「ブレークスルー・スター」を受賞した。

2016年

1月の全日本選手権女子シングルスでは3位になった。3月、初出場となった世界選手権の団体戦では主力選手として起用された。準決勝で北朝鮮のエースのリ・ミョンスン()に逆転勝利して決勝進出を決めた際には歓喜の涙を流した。決勝では中国に敗れたものの日本女子2大会連続となる銀メダルを獲得した。4月にはリオデジャネイロ五輪アジア予選に出場し世界ランク2位の世界女王・丁寧()に勝利した。

8月のリオデジャネイロ五輪では福原愛、石川佳純と共に女子団体に出場した。準決勝ではドイツに敗れ2大会連続の銀メダルを逃したが、3位決定戦のシンガポール戦では第4試合で世界ランク4位の馮天薇をストレートで破り銅メダル獲得を決めた。15歳300日でのメダル獲得は郭躍()の16歳34日(2004年・女子複)を上回り卓球競技史上最年少記録となった。また、日本の夏季五輪の女子メダリストとしても、岩崎恭子(1992年・競泳)に次ぐ年少記録となった。 9月、地元磐田市にあるジュビロードにて水谷隼とメダル獲得のパレードを行い、3万人超の市民らが集まった。パレード後、2人には磐田市長より市民栄誉賞が贈られた。11月のオーストリアオープンではワールドツアーシングルス3勝目を挙げた。12月にケープタウンで開催された世界ジュニア卓球選手権の女子団体では、決勝の中国戦で2勝を挙げる等出場した全ての試合で勝利する活躍を見せチームを6年ぶりの優勝へと導いた。

2017年

1月の全日本選手権女子シングルスでは安藤みなみに5回戦で敗れた。3月、第21回ジャパントップ12卓球大会で準優勝した。4月の第23回アジア選手権(・無錫)では女子団体で2大会連続となる銀メダルを獲得した。また、森薗政崇と組んだ混合ダブルスで銀メダル、早田ひなと組んだ女子ダブルスで銅メダルを獲得した。

6月、世界卓球選手権デュッセルドルフ大会ではシングルスとダブルスに出場。 シングルスではベスト16で朱雨玲()に2-4で敗れ2大会連続のベスト8とはならなかったが、早田ひなと組んだダブルスで銅メダルを獲得した。 日本勢の同種目メダル獲得は2001年大阪大会の武田明子・川越真由ペア以来16年ぶりであり、16歳ペアの銅メダル獲得は同種目史上最年少であった。 8月、ワールドツアー・ブルガリアオープンに出場しシングルスで準優勝、石川佳純と組んだダブルスで優勝すると、翌週のチェコオープンではシングルスで石川佳純に初勝利して優勝し、早田ひなと組んだダブルスでも優勝して2冠を達成。

9月下旬、中国スーパーリーグの下部組織の甲Aリーグに参戦し、団体戦で11試合に出場して全勝した。10月、ITTFチャレンジ・ポーランドオープンでシングルス優勝。11月、ワールドツアー・スウェーデンオープンでは早田ひなとのダブルスで世界ランク1位の朱雨玲()、同2位の陳夢()ペアに勝利して優勝した。 翌月のワールドツアー・グランドファイナルでは同ペアに決勝で敗れて準優勝だった。 年末には世界選手権団体戦ハルムスタッド大会日本代表選考会で優勝し代表権を獲得した。

2018年

1月、全日本選手権の女子シングルスで“みうみま”対決を制し初優勝した。また、早田ひなとの女子ダブルス、森薗政崇との混合ダブルスでも優勝し3冠を達成した。3冠は山泉和子(1960年度)、石川佳純(2014年度)に次いで史上3人目であり、17歳での達成は男女を通じて最年少記録となった。 2月、ダブルスを第1試合に行う新方式が導入されたチームワールドカップでは、早田とのダブルスを中心に出場し銀メダルを獲得した。

5月、世界選手権団体戦ハルムスタッド大会において、準決勝で田志希()に3-0で勝利し、決勝では第1試合で日本選手に対して37連勝している劉詩雯()に対して3-2で勝利。チームは1-3で中国に敗れ銀メダルであったが、伊藤自身は8戦全勝で大会を終えた。

6月、ジャパンオープンでは女子シングルス準決勝では陳幸同()を0-3の状態から逆転勝利、決勝では王曼昱()に勝利して優勝した。

11月のスウェーデンOPでは、劉詩雯()、丁寧()に連勝して勝ち上がると、決勝では世界ランク1位の朱雨玲()を4-0で圧倒して優勝した。年末のITTF年間表彰では年間最優秀選手を逃したが、世界選手権団体戦の女子の最優秀選手として表彰された。

2019年

1月の全日本選手権で木原美悠を決勝で破りシングルス2連覇を達成。女子ダブルス・混合ダブルスでも2連覇し、斎藤清以来史上2人目(女子では初)の2年連続3冠を達成した。

4月に開催した世界選手権ブダペスト大会では、早田との女子ダブルスで日本人ペア48年ぶりとなる決勝進出を果たしたが、決勝では王曼昱()/孫穎莎()ペアに2-4で敗れ、52年ぶりの金メダルを逃した。

11月、東京オリンピック前哨戦ともいわれる同じ会場の東京体育館、ダブルスを第1試合に行うオリンピックと同じルールで行われたチームワールドカップでは、決勝の中国戦で孫穎莎相手に一時はマッチポイントを握るも逆転負けを喫し、チームも敗れて準優勝した。翌週のワールドツアー・オーストリアOPでシングルスで4強入りしたことで、2020年1月の世界ランキングで日本人2位以内が確実となり、東京五輪シングルス代表選考基準を満たした。また、同大会では決勝で朱雨玲()を4-1で破り同年のツアー初優勝を果たした。12月、ジャパントップ12卓球大会決勝で平野美宇を破り初優勝した。

2020年

1月2日発表の世界ランキングで男女を通じて日本勢歴代最高タイの3位に浮上した。6日に東京五輪シングルス・団体代表及び水谷隼との混合ダブルス代表に内定したことが発表された。

2月のワールドツアー・ハンガリーOPで優勝、続く3月のカタールOPでは、丁寧()相手に第3ゲームで11-0を記録するなどストレートで快勝、決勝では世界ランク1位の陳夢()に敗れるも2大会連続の表彰台となった。この結果により4月発表の世界ランキングで、現行制度(1991年以降)での日本勢最高を更新する2位へ浮上した。日本女子の世界ランク2位はそれ以前を含めても1971年に1位だった小和田敏子以来49年ぶりの快挙である。

新型コロナウイルスの世界的な流行の影響で4月以降の国際大会が次々と延期・中止となり、目標としていた東京オリンピックも延期となった。 11月、8か月ぶりの実戦となったワールドカップで銅メダル獲得、ITTFファイナルでベスト4になった。

2021年

新設された国際大会WTT中東ハブのコンテンダー、スターコンテンダーでは2大会連続でシングルス優勝。

7月26日、2020年東京オリンピックの混合ダブルス種目・決勝にて、過去に4度の対戦経験を持つ劉詩雯・許昕組()に4-3で勝利し、水谷隼と共に日本卓球界史上初の金メダルを獲得した。続いて女子シングルスでは準決勝で孫穎莎()に破れるも、3位決定戦でユ・モンユ()に勝利して銅メダルを獲得、卓球のシングルスでのメダルは2016年のリオオリンピックで水谷隼が獲得して以来の日本人2人目および女子シングルスでは初となった。

11月、世界選手権ヒューストン大会では早田との女子ダブルスで決勝進出を果たしたが、決勝では王曼昱()/孫穎莎()ペアに0-3で敗れた。

東京オリンピック 卓球 混合ダブルスにおいて金メダルを獲得した功績をたたえ、2021年12月26日、静岡県磐田市の磐田市役所前に記念のゴールドポスト(第37号)が設置された(ゴールドポストプロジェクト)。

2022年

7月、Tリーグの日本生命レッドエルフに加入し、初のTリーグ戦参戦が決まったTリーグ参戦の伊藤美誠「すごい決意を固めた」苦しい胸の内もパリ五輪への思いが参戦を決意テレビ東京NEWS(2022年7月29日)2022年7月30日閲覧。。

みうみま

同じ歳の平野美宇とは幼少時よりダブルスペアを組んで国際大会で結果を残しており、2013年2月に史上最年少でITTFワールドツアーの表彰台に、2014年3月にドイツオープンで優勝し13歳160日の伊藤は2002年に13歳224日で優勝した郭躍の記録を抜く史上最年少記録を作り、13歳350日の平野は3番目の記録となった。また、2人の合計年齢(27歳145日)が史上最年少記録としてギネス世界記録に認定された。翌週スペインオープンでも優勝し2勝目を挙げ、年末の世界ジュニア選手権で準優勝、ITTFワールドツアー・グランドファイナルでは最年少で優勝した。2015年は7月に韓国オープン優勝、10月のアジア選手権で準優勝、12月のグランドファイナルで準優勝した。

また、ライバルとして切磋琢磨する関係であり、シングルスでの対戦成績は23戦中、伊藤美誠15勝、平野美宇8勝。その内決勝が5回、勝った方が優勝が12回である。ITTF主催では10戦中、伊藤美誠6勝、平野美宇4勝。その内決勝が1回、勝った方が優勝が5回である。

ライバル

丁寧()は世界ランク1位で初対戦は2015年のジャパンオープン、上記の通り2016年のリオデジャネイロ五輪アジア予選では準々決勝で4-2で勝利を挙げている丁寧と伊藤美誠の全対戦の試合結果卓球ナビ。

馮天薇()は初勝利は2015年のドイツオープンフォン・ティエンウェイ(馮天薇)と伊藤美誠の全対戦の試合結果卓球ナビ、2016年8月のリオデジャネイロ五輪団体3位決定戦ではストレートで破り銅メダル獲得を決めた。

孫穎莎()は伊藤と同い年生まれで誕生日も10日ほどしか離れておらず、国際大会では接戦を演じてきており、2020年11月の女子ワールドカップを終えた時点で孫が6勝2敗とリードしている。孫は伊藤を「これから10年はいいライバル関係が続くだろう」と評価し、伊藤は孫を「孫選手に勝つことは世界ナンバーワンの選手に勝つことと同じぐらい意味がある」と評価しており、互いにライバル視している。

プレースタイル

バック表ソフトの異質攻撃型、前陣でのバック表ソフトの強打、フォアスマッシュが抜群伊藤美誠 〈日本 〉 - 卓球王国WEB、2016年10月17日閲覧、また独特のテークバックで腰をひねらずに落とすフォアハンドのスマッシュ「みまパンチ」がある、チキータ、逆チキータ、意表を突くカットブロックなども得意、またカットマンに強く2015年(当時14歳)のジャパンオープンでは劉斐(CHN)を破っておりその後もキム・ソンイ、リ・ミョンスン()、ハン・イン()、武楊(CHN)、徐孝元()ら世界を代表する選手に大舞台で勝利している。

評価

4年間ジュニア代表のコーチを務めた韓国出身の呉光憲は2017年のアジア選手権直後の取材で「平野の優勝は予想されていました。私が指導した中で、伊藤美誠が天才肌とすれば、平野美宇は努力家。2人は中学2年生の時にダブルスのパートナーでしたが、高校2年生の時に分かれました。それだけライバル意識が強かった。少し実力で劣っていた平野の競争心は強かったでしょう。(アジア選手権では)いつか伊藤に勝つという思いが表れていたように思います」と評した。

戦績

主な戦績。(カッコ内はダブルスペア、団体メンバー)

2008年

  • 7月 全日本選手権バンビの部
    • 女子シングルス:優勝

2009年

2010年

2011年

  • 8月 東アジアホープス
    • 女子シングルス:準優勝
    • 女子団体:優勝(加藤美優・平野美宇・合田あかり・三村優果)
  • 8月 ITTFジュニアサーキット・韓国オープン
    • カデット女子シングルス:優勝
  • 9月 ITTFジュニアサーキット・チャイニーズタイペイオープン
    • ジュニア女子シングルス:優勝
    • カデット女子シングルス:優勝
    • カデット女子団体:優勝(加藤美優・平野美宇)
  • 11月 全日本選手権カデットの部
    • U13女子シングルス:準優勝

2012年

  • 7月 第18回アジアジュニア選手権
    • カデット女子団体:準優勝(浜本由惟・平野美宇)
  • 8月 東アジアホープス
    • 女子シングルス:優勝
    • 女子団体:優勝(平野美宇・早田ひな・塩見真希・宮﨑翔)
  • 10月 ワールドカデットチャレンジ
    • 女子シングルス:準優勝
    • 女子ダブルス:優勝(CHN)
    • 女子団体:優勝(CHN何卓佳・HKG・THA)
  • 11月 全日本選手権カデットの部
    • U13女子シングルス:準優勝
    • 女子ダブルス:準優勝(桑原穂実)
  • 12月 第10回世界ジュニア選手権
    • 女子団体:準優勝(谷岡あゆか・前田美優・加藤美優)

2013年

  • 7月 ITTFジュニアサーキット・チャイニーズタイペイオープン
    • ジュニア女子シングルス:優勝
  • 8月 ITTFジュニアサーキット・香港オープン
    • ジュニア女子団体:準優勝(前田美優・佐藤瞳・宋恵佳)
  • 8月 第19回アジアジュニア選手権
    • カデット女子シングルス:3位
    • カデット女子団体:準優勝(浜本由惟・平野美宇)
  • 10月 全日本選手権団体の部
  • 10月 ワールドカデットチャレンジ
    • 女子シングルス:準優勝
    • 女子ダブルス:準優勝(KOR)
    • 女子団体:優勝(CHN・KOR金智淏・HKG)
  • 11月 ITTFワールドツアー・ポーランドオープン
    • U21女子シングルス:準優勝
  • 12月 第11回世界ジュニア選手権
    • 女子団体:準優勝(森さくら・加藤美優・平野美宇)

2014年

  • 3月 ITTFワールドツアー・ドイツオープン
    • 女子ダブルス:優勝(平野美宇)
  • 4月 ITTFワールドツアー・スペインオープン
    • 女子ダブルス:優勝(平野美宇)
  • 5月 ITTFワールドツアー・オーストラリアオープン
    • U21女子シングルス:優勝
  • 6月 ITTFワールドツアー・中国オープン
    • U21女子シングルス:準優勝
  • 6月 ITTFワールドツアー・韓国オープン
    • 女子ダブルス:準優勝(平野美宇)
  • 8月 全国中学校卓球大会
    • 女子シングルス:準優勝
  • 9月 第20回アジアジュニア選手権
    • カデット女子団体:優勝(平野美宇・早田ひな)
  • 9月 ITTFジュニアサーキット・チャイニーズタイペイオープン
    • ジュニア女子シングルス:優勝
  • 10月 ワールドカデットチャレンジ
    • 女子シングルス:優勝
    • 女子ダブルス:優勝(KOR金智淏)
    • 女子団体:準優勝(HKG・KOR金智淏・IND)
  • 12月 第12回世界ジュニア選手権
    • 女子ダブルス:準優勝(平野美宇)
    • 女子団体:準優勝(前田美優・佐藤瞳・平野美宇)
  • 12月 ITTFワールドツアー・グランドファイナル
    • 女子ダブルス:優勝(平野美宇)

2015年

  • 1月 全日本選手権
    • ジュニア女子シングルス:優勝
    • 女子シングルス:ベスト8
  • 1月 ITTFワールドツアー・ハンガリーオープン
    • U21女子シングルス:準優勝
  • 3月 ITTFワールドツアー・ドイツオープン
    • 女子シングルス:優勝
  • 3月 ITTFワールドツアー・スペインオープン
    • U21女子シングルス:準優勝
  • 4月 ITTFジュニアサーキット・ベルギーオープン
    • ジュニア女子シングルス:優勝
    • カデット女子シングルス:優勝
  • 4月 第53回世界卓球選手権個人戦
    • 女子シングルス:ベスト8
  • 5月 ITTFワールドツアー・ベラルーシオープン
    • 女子シングルス:優勝
  • 7月 ITTFワールドツアー・韓国オープン
    • 女子シングルス:準優勝
    • 女子ダブルス:優勝(平野美宇)
  • 10月 第22回アジア選手権
    • 女子ダブルス:準優勝(平野美宇)
    • 女子団体:準優勝(福原愛・若宮三紗子・田代早紀・平野美宇)
  • 12月 ITTFワールドツアー・グランドファイナル
    • 女子ダブルス:準優勝(平野美宇)

2016年

  • 1月 全日本選手権
    • 女子シングルス:3位
  • 3月 第53回世界卓球選手権団体戦
    • 女子団体:準優勝(福原愛・石川佳純・若宮三紗子・浜本由惟)
  • 3月 ITTFワールドツアー・カタールオープン
    • 女子ダブルス:準優勝(福原愛)
  • 5月 ITTFワールドツアー・クロアチアオープン
    • U21女子シングルス:優勝
  • 8月 リオデジャネイロオリンピック
    • 女子団体:3位(福原愛・石川佳純)
  • 9月 第22回アジアジュニア選手権
    • ジュニア女子団体:準優勝(平野美宇・塩見真希・長﨑美柚)
  • 11月 ITTFワールドツアー・オーストリアオープン
    • 女子シングルス:優勝
  • 12月 第14回世界ジュニア選手権
    • 女子団体:優勝(加藤美優・平野美宇・早田ひな)

2017年

  • 3月 ジャパントップ12卓球大会
    • 女子シングルス:準優勝
  • 4月 第23回アジア選手権
    • 女子団体:準優勝(平野美宇・早田ひな・加藤美優・佐藤瞳)
    • 混合ダブルス:準優勝(森薗政崇)
    • 女子ダブルス:3位(早田ひな)
  • 4月 ITTFワールドツアー・韓国オープン
    • 女子ダブルス:準優勝(早田ひな)
  • 6月 第54回世界卓球選手権個人戦
    • 女子ダブルス:3位(早田ひな)
  • 8月 ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン
    • 女子シングルス:準優勝
    • 女子ダブルス:優勝(石川佳純)
  • 8月 ITTFワールドツアー・チェコオープン
    • 女子シングルス:優勝
    • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
  • 10月 ITTFチャレンジ・ポーランドオープン
    • 女子シングルス:優勝
  • 11月 ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン
    • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
  • 12月 ITTFワールドツアー・グランドファイナル
    • 女子ダブルス:準優勝(早田ひな)

2018年

  • 1月 全日本選手権 (史上最年少の3冠)
    • 女子シングルス:優勝
    • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
    • 混合ダブルス:優勝(森薗政崇)
  • 2月 チームワールドカップ
    • 女子団体:準優勝(石川佳純・平野美宇・早田ひな)
  • 3月 ITTFワールドツアー・ドイツオープン
    • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
  • 5月 第54回世界卓球選手権団体戦
    • 女子団体:準優勝(石川佳純・平野美宇・早田ひな・長﨑美柚)
  • 6月 ITTFワールドツアー・中国オープン
    • 混合ダブルス:準優勝(森薗政崇)
  • 6月 ITTFワールドツアー・ジャパンオープン
    • 女子シングルス:優勝
  • 7月 ITTFワールドツアー・オーストラリアオープン
    • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
  • 8月 ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン
    • 女子ダブルス:優勝(石川佳純)
  • 11月 ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン
    • 女子シングルス:優勝
  • 11月 ITTFワールドツアー・オーストリアオープン
    • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
  • 12月 ITTFワールドツアー・グランドファイナル
    • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)

2019年

  • 1月 全日本選手権 (女子では史上初の2大会連続の3冠)
    • 女子シングルス:優勝
    • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
    • 混合ダブルス:優勝(森薗政崇)
  • 3月 ジャパントップ12卓球大会
    • 女子シングルス:準優勝
  • 3月 ITTFワールドツアー・カタールオープン
    • 混合ダブルス:準優勝(森薗政崇)
  • 4月 第55回世界卓球選手権個人戦
    • 女子ダブルス:準優勝(早田ひな)
  • 6月 ITTFワールドツアー・香港オープン
    • 女子シングルス:準優勝
  • 8月 ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン
    • 混合ダブルス:優勝(水谷隼)
  • 10月 ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン
    • 女子シングルス:準優勝
    • 混合ダブルス:準優勝(水谷隼)
  • 10月 ITTFワールドツアー・ドイツオープン
    • 女子シングルス:準優勝
  • 11月 チームワールドカップ
    • 女子団体:準優勝(石川佳純・平野美宇・佐藤瞳)
  • 11月 ITTFワールドツアー・オーストリアオープン
    • 女子シングルス:優勝
  • 11月 T2ダイヤモンド・シンガポール大会
    • 女子シングルス:準優勝
  • 12月 ITTFワールドツアー・グランドファイナル
    • 混合ダブルス:準優勝(水谷隼)
  • 12月 ジャパントップ12卓球大会
    • 女子シングルス:優勝

2020年

  • 1月 全日本選手権
    • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
    • 混合ダブルス:優勝(森薗政崇)
  • 2月 ITTFワールドツアー・ドイツオープン
    • 混合ダブルス:準優勝(水谷隼)
  • 2月 ITTFワールドツアー・ハンガリーオープン
    • 女子シングルス:優勝
  • 3月 ITTFワールドツアー・カタールオープン
    • 女子シングルス:準優勝
    • 混合ダブルス:優勝(水谷隼)
  • 11月 ワールドカップ
    • 女子シングルス:3位

2021年

  • 1月 全日本選手権
    • 女子シングルス:準優勝
  • 3月 WTT中東ハブ コンテンダードーハ大会
    • 女子シングルス:優勝
  • 3月 WTT中東ハブ スターコンテンダードーハ大会
    • 女子シングルス:優勝
  • 7月 東京オリンピック2020
    • 混合ダブルス:優勝(水谷隼)初代金メダリスト
    • 女子団体:2位(石川佳純・平野美宇)
    • 女子シングルス:銅メダル
  • 11月 第56回世界卓球選手権個人戦
    • 女子ダブルス:準優勝(早田ひな)

2022年

  • 1月 全日本選手権
    • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
    • 女子シングルス:優勝
  • 6月 WTTコンテンダーザグレブ
    • 女子シングルス:優勝
    • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)
  • 9月 第56回世界卓球選手権団体戦
    • 女子団体:準優勝(早田ひな・木原美悠・佐藤瞳・長﨑美柚)
  • 11月 アジアカップ
    • 女子シングルス: 準優勝

2023年

  • 1月 全日本選手権
    • 女子ダブルス:優勝(早田ひな)

成績

最高成績

女子シングルス

  • オリンピック 3位(2021)
  • 世界選手権 ベスト8(2015、2021)
  • ITTFワールドツアー 優勝8回(ドイツ2015、ベラルーシ2015、オーストリア2016、チェコ2017、日本2018、スウェーデン2018、オーストリア2019、ハンガリー2020)
  • ITTFチャレンジ 優勝(ポーランド2017)
  • アジア選手権 ベスト8(2015)
  • ワールドカップ 3位(2020)
  • ITTFワールドツアー・グランドファイナル ベスト4(2019、2020)
  • 全日本選手権 優勝(2018、2019、2022)

女子ダブルス

  • 世界選手権 準優勝(2019、2021)
  • ITTFワールドツアー・グランドファイナル 優勝(2014、2018)
  • ITTFワールドツアー 優勝10回(ドイツ2014、スペイン2014、韓国2015、ブルガリア2017、チェコ2017、スウェーデン2017、ドイツ2018、オーストラリア2018、ブルガリア2018、オーストリア2018)
  • アジア選手権 準優勝(2015)
  • 全日本選手権 優勝(2018、2019、2020)

混合ダブルス

  • オリンピック 優勝(2021)
  • アジア選手権 準優勝(2017)
  • 全日本選手権 優勝(2018、2019、2020)
  • ITTFワールドツアー・グランドファイナル 準優勝(2019)
  • ITTFワールドツアー 優勝(ブルガリア2019、カタール2020)

女子団体

  • オリンピック 準優勝(2021)
  • 世界選手権 準優勝(2016、2018)
  • 世界ジュニア選手権 優勝(2016)
  • アジア選手権 準優勝(2015、2017)
  • ワールドカップ 準優勝(2018、2019)

国際大会決勝

※一般の部のみ

女子シングルス

 優勝12、準優勝7

結果年.月大会対戦相手
優勝2015.03ワールドツアー・ドイツOP4-2
優勝2015.05ワールドツアー・ベラルーシOP4-0JPN若宮三紗子
bgcolor="#ffa07a" |2015.07ワールドツアー・韓国OP0-4JPN福原愛
優勝2016.11ワールドツアー・オーストリアOP4-0JPN浜本由惟
準優勝2017.08ワールドツアー・ブルガリアOP0-4JPN石川佳純
優勝2017.08ワールドツアー・チェコOP4-1JPN石川佳純
優勝2017.10ITTFチャレンジ・ポーランドOP4-1JPN芝田沙季
優勝2018.06ワールドツアー・ジャパンOP4-2CHN王曼昱
優勝2018.11ワールドツアー・スウェーデンOP4-0CHN朱雨玲
準優勝2019.06ワールドツアー・香港OP0-4CHN王芸迪
準優勝2019.10ワールドツアー・スウェーデンOP3-4CHN陳夢
準優勝2019.10ワールドツアー・ドイツOP1-4CHN孫穎莎
優勝2019.11ワールドツアー・オーストリアOP4-1CHN朱雨玲
準優勝2019.113-4CHN孫穎莎
優勝2020.02ワールドツアー・ハンガリーOP4-3TPE鄭怡静
準優勝2020.03ワールドツアー・カタールOP1-4CHN陳夢
優勝2021.03WTTコンテンダー・ドーハ4-2JPN早田ひな
優勝2021.03WTTスターコンテンダー・ドーハ4-1SGP馮天薇
優勝2022.06WTTコンテンダー・ザグレブ4-2JPN平野美宇

女子ダブルス

 優勝13、準優勝8

結果年.月大会ペア対戦相手
優勝2014.03ワールドツアー・ドイツOP|3-0POLグジボフスカ/POLパルティカ
優勝2014.04ワールドツアー・スペインOPJPN平野美宇3-2AUTリュウ・ジャ/CZEバチェノフスカ
bgcolor="#ffa07a" |2014.06ワールドツアー・韓国OPJPN平野美宇0-3CHN陳可/CHN王曼昱
優勝2014.12JPN平野美宇4-0POLグジボフスカ/POLパルティカ
準優勝2015.03ワールドツアー・スペインOPJPN平野美宇2-3JPN福原愛/JPN若宮三紗子
優勝2015.07ワールドツアー・韓国OPJPN平野美宇3-2JPN早田ひな/JPN佐藤瞳
準優勝2015.10第22回アジア卓球選手権JPN平野美宇0-4PRKキム・ヘソン/PRKリ・ミギョン
準優勝2015.12ワールドツアー・グランドファイナルJPN平野美宇0-4CHN丁寧/CHN朱雨玲
準優勝2016.03ワールドツアー・カタールOPJPN福原愛2-3CHN丁寧/CHN劉詩雯
準優勝2017.04ワールドツアー・韓国OPJPN早田ひな1-3
優勝2017.08ワールドツアー・ブルガリアOPJPN石川佳純3-1SWEエクホルム/HUNポータ
優勝2017.08ワールドツアー・チェコOPJPN早田ひな3-2SWEエクホルム/HUNポータ
優勝2017.11ワールドツアー・スウェーデンOPJPN早田ひな3-1CHN朱雨玲/CHN陳夢
準優勝2017.12ワールドツアー・グランドファイナルJPN早田ひな0-4CHN朱雨玲/CHN陳夢
優勝2018.03ワールドツアー・ドイツOPJPN早田ひな3-1KOR田志希/KOR梁夏銀
優勝2018.07ワールドツアー・オーストラリアOPJPN早田ひな3-0JPN橋本帆乃香/JPN佐藤瞳
優勝2018.08ワールドツアー・ブルガリアOPJPN石川佳純3-1CHN劉高陽/CHN張瑞
優勝2018.11ワールドツアー・オーストリアOPJPN早田ひな3-0CHN陳幸同/CHN孫穎莎
優勝2018.12ワールドツアー・グランドファイナルJPN早田ひな3-0CHN陳幸同/CHN孫穎莎
準優勝2019.04第55回世界卓球選手権個人戦JPN早田ひな2-4CHN王曼昱/CHN孫穎莎
優勝2022.06WTTコンテンダー・ザグレブJPN早田ひな3-1GERサビーネ・ウインター/GERシャン・シャオナ

混合ダブルス

 優勝2、準優勝6

結果年.月大会ペア対戦相手
bgcolor="#ffa07a" |2017.04第23回アジア選手権|1-3
準優勝2018.06ワールドツアー・中国OPJPN森薗政崇1-3CHN林高遠/CHN陳幸同
準優勝2019.03ワールドツアー・カタールOPJPN森薗政崇0-3CHN許昕/CHN劉詩雯
優勝2019.08ワールドツアー・ブルガリアOPJPN水谷隼3-1CHN馬特/CHN武楊
準優勝2019.10ワールドツアー・スウェーデンOPJPN水谷隼2-3CHN許昕/CHN劉詩雯
準優勝2019.12JPN水谷隼2-3CHN許昕/CHN劉詩雯
準優勝2020.02ワールドツアー・ドイツOPJPN水谷隼1-3CHN許昕/CHN劉詩雯
優勝2020.03ワールドツアー・カタールOPJPN水谷隼3-1CHN王楚欽/CHN孫穎莎
優勝 2021.72020東京オリンピックJPN水谷隼4-3CHN許昕/CHN劉詩雯

国内大会決勝

※一般の部のみ

女子シングルス

 優勝3、準優勝2

結果年.月大会対戦相手
bgcolor="#ffa07a" |2017.03ジャパントップ122-4石川佳純
優勝2018.01全日本選手権4-1平野美宇
優勝2019.01全日本選手権4-1木原美悠
準優勝2019.03ジャパントップ122-4石川佳純
優勝2019.12ジャパントップ124-1平野美宇

女子ダブルス

 優勝3

結果年.月大会ペア対戦相手
優勝2018.01|3-1
優勝2019.01全日本選手権早田ひな3-1芝田沙季/大藤沙月
優勝2020.01全日本選手権早田ひな3-1芝田沙季/大藤沙月
優勝2022.01全日本選手権早田ひな3-1宋恵佳/成本綾海
優勝2023.01全日本選手権早田ひな3-0成本綾海/井絢乃

混合ダブルス

 優勝3

結果年.月大会ペア対戦相手
優勝2018.01|3-0
優勝2019.01全日本選手権森薗政崇3-1張本智和/長﨑美柚
優勝2020.01全日本選手権森薗政崇3-1張本智和/長﨑美柚

団体

準優勝1

結果年.月大会対戦相手対戦チーム
bgcolor="#ffa07a" |2013.10全日本選手権0-3藤井寛子日本生命

大会成績一覧

略語の説明

S=女子シングルス、D=女子ダブルス、M=混合ダブルス、T=団体

W F  B #PQF#RRR

W=優勝、F=準優勝、B=3位、#P=#位(4位以下)、QF=ベスト8、#R=#回戦敗退、RR=ラウンドロビン敗退

五輪世界選手権ワールドカップグランドファイナルアジア大会アジア選手権|アジアカップ全日本選手権|トップ12
S M T S D M T S T S D M S D M T S D M T S S D M T S
2011 2R
2012 3R1RRRRR
2013 2R5RF
2014 W 5R4R
2015 QF2R 1RF QFFQFFQF5R RR
2016 B FQF 1R 6PB2R
2017 4RB QFF 4RBFF5RF
2018 F F1RWSF WWW
2019 3RFQF FSFF WWWF
2020 BSF BWWW

対戦成績

ITTF公式戦における主要選手とのシングルス対戦成績。 太字は最高世界ランク1位の選手

対戦数の多い選手

  • CHN 丁寧 4-11
  • HKG 蘇慧音 10-1
  • JPN 佐藤瞳 10-1
  • JPN 平野美宇 6–4
  • CHN 王曼昱 2-8
  • HKG 杜凱琹 4-4
  • JPN/AUT 浜本由惟 6-2
  • JPN 加藤美優 6-2
  • SIN 馮天薇 6-2
  • JPN 石川佳純 3-5
  • TPE 鄭怡静 6-2

その他の主要な選手

  • CHN 劉詩雯 2-1
  • CHN 朱雨玲 2-3
  • CHN 陳夢 0-4
  • CHN 李暁霞 0-2
  • CHN 孫穎莎 2-5
  • JPN 福原愛 0–2
  • JPN 平野早矢香 1–0
  • JPN 早田ひな 4-2

※2020年3月現在

世界ランキング

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2010年|484477471479
2011年476479482479488492472367300186186178
2012年177189187192156154149153154156154152
2013年141144110110123128978568788763
2014年606166636555505548433846
2015年4134381511|9101010111111
2016年12129101010991011119
2017年8788101011117769
2018年565756567877
2019年777777787774
2020年3332 23
2021年3332222|33333
2022年333466555655
2023年665677786109

記録

最年少記録

  • 全日本選手権女子シングルス 勝利 10歳189日
  • ITTFジュニアサーキット・カデット(U15)女子シングルス 優勝 10歳310日
  • ITTFジュニアサーキット・ジュニア(U18)女子シングルス 優勝 10歳332日
  • ITTFワールドツアー女子ダブルス 優勝 13歳160日
  • ITTFワールドツアーグランドファイナル女子ダブルス 優勝 14歳53日
  • ITTFワールドツアー女子シングルス 優勝 14歳152日
  • 世界卓球選手権女子シングルス ベスト8 14歳192日
  • オリンピック女子団体 メダル獲得 15歳300日
  • 世界卓球選手権女子ダブルス 銅メダル 16歳
  • 全日本選手権 3冠 17歳92日

ギネス世界記録

  • Most table tennis counter hits in one minute
「1分間のラリー回数」 新井卓将と共に達成
記録:180回 (2011年11月13日)
  • Youngest winners of an ITTF World Tour Doubles title (combined age)
「ITTFワールドツアー・ダブルス最年少優勝(合計年齢)」 平野美宇と共に達成
記録:27歳145日 (2014年3月30日)
  • Youngest winner of an ITTF World Tour Singles title
「ITTFワールドツアー・シングルス最年少優勝」
記録:14歳152日 (2015年3月22日)
  • Youngest Olympic table tennis medalist
「オリンピック卓球最年少メダリスト」
記録:15歳300日 (2016年8月16日)

代表歴

ホープス日本代表
  • 東アジアホープス選手権 2009、2010、2011、2012
ジュニア日本代表
  • アジアジュニア選手権 2012、2013、2014、2016
  • 世界ジュニア選手権 2012、2013、2014、2016
卓球日本代表
  • オリンピック 2016
  • 世界選手権 2015、2016、2017、2018、2019
  • アジア選手権 2015、2017
  • アジアカップ 2016
  • ワールドカップ 2016、2020

受賞

2014年

  • 上月財団:上月スポーツ賞

2015年

  • 国際卓球連盟:世界選手権・新人賞
  • ITTFスターアワード:ブレークスルースター賞
  • 上月財団:上月スポーツ賞

2016年

  • 文部科学省:文部科学大臣顕彰
  • 静岡県磐田市:磐田市民栄誉賞
  • 大阪府:大阪スポーツ大賞
  • 大阪府:感動大阪大賞
  • 静岡県:静岡県知事特別表彰
  • 日本オリンピック委員会:オリンピック特別賞
  • 上月財団:上月スポーツ賞
  • 中部運動記者クラブ:中部スポーツ賞(奨励賞)
  • 三重県:夢追人 吉田沙保里大賞(全国枠)

2017年

  • 関西運動記者クラブ:第60回関西スポーツ賞(団体賞)
  • 上月財団:上月スポーツ賞
  • 静岡県:静岡県知事顕彰

2021年

  • 紫綬褒章『官報』第250号、令和3年11月4日
  • LINE NEWS AWARDS 2021 話題の人賞 アスリート部門

エピソード

  • 2歳で卓球を始め、その時には既に「卓球で世界チャンピオンになる」と口にしていた、自宅のリビングには卓球台を置き、4歳から12歳迄母がコーチで4歳から8歳まで1日8時間の練習を積んだ、練習はマンネリしないために試合に勝った時の新聞の切り抜き等を貼った。小学6年の時には作文に「私は2016年には、(オリンピックに)出場して、2020年には団体優勝、個人戦で優勝したい」と書いている。
  • フィギュアスケート選手の本田真凜や音楽グループ・Little Glee Monsterのmanakaと親交がある。

ギャラリー

ファイル:Mima Ito 2019b.jpg|巨人vs阪神 1回戦での始球式(東京ドーム 2019年4月2日撮影) ファイル:Japan_WNT_ATTC2017.jpeg|2017年のアジア選手権表彰式(左から3人目が伊藤美誠)

コーチ

  • 松﨑太佑 - 元静岡のLEDの検査装置を開発製造する会社の社員で豊田町卓球スポーツ少年団に入団した頃から指導を受けている。

スポンサー

  • スターツ - 所属
  • ニッタク
  • ミズノ
  • 河合塾マナビス
  • FANCL
  • 味の素
  • コラントッテ

出演

テレビドラマ

  • 『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SECOND SEASON』 テレビ東京 #01(2017年7月21日) ‐ 本人 役

テレビ番組

バラエティー

CM

  • ピタットハウス『好きなこと篇』
  • 味の素『2020年躍動する君たちへ 篇』
  • 河合塾マナビス
  • 任天堂『やわらかあたま塾 いっしょにあたまのストレッチ』
  • ユーキャン「チャレンジユーキャン2022」(2022年1月1日 - )

映画

  • ミックス。(2017年10月21日公開、東宝)監督:石川淳一 - 本人役ミックス。 - allcinema 2024年1月17日閲覧

MV

  • Little Glee Monster「Whenever you call」(2021年9月22日、gr8!records)

イベント

  • 始球式
    • プロ野球「読売ジャイアンツ vs 中日ドラゴンズ」(2021年9月11日、東京ドーム)

書籍

  • 矢内由美子、寺野典子 著『12歳の約束: そして世界の頂点へ 』(小学館 2016年 ISBN 978-4-09-230876-3)
  • 伊藤美乃り 著『子供が夢を確実に叶える方法 そのために親がすべき29のこと』(スターツ出版 2016年 ISBN 978-4-8137-9005-1)小説サイトベリーサイト(書籍情報)
  • 『卓球ぴあ みうみまひな・女子高生トリオ』 (ぴあMOOK 2017年 ISBN 978-4835633701)
  • 城島充 著『平野美宇と伊藤美誠 がんばれ! ピンポンガールズ』(講談社 2018年 ISBN 978-4-06-287031-3)

注釈

出典

関連項目

  • みうみま
  • 平野美宇

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/03/27 17:47 UTC (変更履歴
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