ケリー・ローランド : ウィキペディア(Wikipedia)

ケリー・ローランド(Kelendria Trene "Kelly" Rowland, 1981年2月11日 - )は、アメリカ合衆国の女性R&B歌手、女優、ダンサー、モデル。1990年後半から2000年前半にかけて世界的に大人気となったデスティニーズ・チャイルドのメンバーとして名声を得て、2002年からソロでも活動。2009年頃からは、ヨーロッパを中心に「エレクトロ・ハウスの新ディーヴァ」としても人気を博した。女優としても『フレディVSジェイソン』に出演したケリー・ローランド、映画『Freddy Vs. Jason』で悲鳴に苦心する | BARKS

ソロの経歴

2002年、ケリーはラッパーのネリーとコラボレーションしたシングル「ジレンマ」で全米チャート10週第1位の大ヒットを記録し、複数の国の音楽チャートでもナンバーワンを記録した。楽曲が収録された彼女の2003年のソロ・デビューアルバム『』はBillboard 200で最高位15位、全米レコード協会からはゴールド・アルバムの認定を受けた。同様にUKアルバムチャートではプラチナム・セールスを記録した。続くシングル「」はUKシングルチャートで最高位2位を記録。このアルバムは全世界で250万枚を売り上げている。

2005年のデスティニーズ・チャイルドの解散後、2007年にリリースされたローランドのセカンド・アルバム『』は、、2008年のシングル「」(ボビー・ウーマックのカバー曲)がクラブ・ヒットを博し、新装盤『ミス・ケリー』は全世界で120万枚を収める成功となった。

2009年には「プリーズ・ジェントル」がイタリアで大ヒットし、ヨーロッパのダンス・マーケットに参入。同年、ケリーはフランスのDJデヴィッド・ゲッタの「」にヴォーカルとして客演参加。この楽曲がヨーロッパ市場を中心に世界的大ヒットを記録したことにより、ケリーにはヨーロッパを中心に「エレクトロ・ハウスの新ディーヴァ」という新たなイメージが生まれた。

2010年に入り、ケリーはエレクトロ・ダンス路線の「コマンダー」や、R&B基調の「モチベーション」をリリースし、それらが収録されたサード・アルバムの『』を2011年に発売した。2013年には、4thアルバムの『』を発売し、シングルの「キッシズ・ダウン・ロウ」、「ダーティ・ランドリー」がヒットした。。。

今日までに、ケリーはソロキャリアにおいてUKシングルチャートにてトップ20に11曲を送り込み、また2曲のナンバーワンヒットを含め、7曲のトップ10ヒットを持っている。加えて、ケリーはこれまでに世界で400万枚のアルバムと、1700万ユニットのシングルを売り上げている。

ディスコグラフィ

  • (2002年)
  • (2007年)
  • (2011年)
  • (2013年)

参考文献

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/08/23 04:03 UTC (変更履歴
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